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親父のグチ

礼儀の大切さ

2013-03-29 | アナログ親父の独り言
「社会人コースケ」http://blog.livedoor.jp/syakaijinn_kosuke/
更新しました。

昨日、お見えになったお客様。
入ってくるなり怒ってるのです。
いつもは温和な方なのですが、どうしたのか尋ねると、
「最近の子供は、全く礼儀を知らん。」
よくよく訊いてみると、近所の少年が大学の進学で札幌に引越しするというので、送別の食事会を開き、生活必需品を持たせ、選別金まで渡したらしいのです。
ところがこの少年、何も言ってこないらしいのです。
「札幌に無事、着きました。 おじさん、ありがとうございました。」
この一言の電話なり、メールなりが欲しかったようなのです。

当然の怒りです。
挨拶、礼は全ての基本。
「ありがとう」の一言があれば、また何かの時にリピートもある。
しかし、このお客様がこの少年に対して親切にすることは、もう2度とないような気がする。

これは、親の責任が殆どである。
教えていないのである。
小さいときから、「こんにちは」「ありがとう」と言っていれば、車の運転中に信号が赤になったらブレーキを踏むが如く、自然に出て来る言葉である。
生活の”癖”なのだ。

そして、この言葉を自然に言える人間は、心も素直だ。
自然に挨拶、礼を言う時には、心がこもる。
わざとらしい物は、スグに見破られる。

素直な心は、温かい家庭が宿してくれる。
または、友達が教えてくれる。

デジタルの中で育った子供たちは、この”肌のふれあい”が少ない。
だからこそ、親が教えなければいけないことだ。
スキンシップが必要なのだ。
わが子に触って、
「おとうさん、汚いぃ~~~。」
等と言われているようなら、もう世の果てである。
愛情豊かに育てていれば、このようなタワケタ事は言えない筈である。

来春から使う教科書に、「竹島問題」やら「尖閣問題」が掲るらしいが、そんなことより、見開きに「はじめまして。 こんにちは。」と書くべきではないだろうか。

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