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水防訓練見学

2016年07月03日 | 日記
3日
一関は戦後まもなく2度の台風で磐井川堤防決壊水害の惨事に遭っている。その後築堤し半世紀を過ぎた今、堤防の増強かさ上げ工事も仕上げの段階になり、北上川遊水池大堤防完成後小堤防も出来て一関旧市内は洪水から守られている。
近年水防訓練は市内から離れた狐禅寺河川公園で開催されていたが、今年は市中心部の上の橋磐井橋の河川敷公園に会場を移し開催、かみさんの所属してる自主防災も訓練見学に申し込んでるので同行した。

開会式ではうっそうと茂る緑の木々の釣山に向かって二度の水害物故者に黙とうを捧げて水防訓練が始まった。かさ上げした堤防には観音様が仮安置されており訓練の様子を見守っているようだ。


Tマット工法・・・堤防の亀裂からの漏水を防ぐ

籠止め工法・・・堤防の亀裂を広がらないようにする

釜段工法・・・漏水箇所を鉄板で釜の様に囲み漏水箇所の広がりを防ぎ水圧を利用し排水する

大型水のう連結し堤防のかさ上げ
15mの水のうに注水すると50㎝のかさ上げが、横につなげば45m、重ねれば1.5mの壁がわずか10分で完成すると説明があった。
同程度のかさ上げを人力で土のうに砂詰めから運搬積み上げ完成までを考えると気が遠くなる。今日来なかったらまさに知らなかったー
現代の水防装置?は凄いと感心。

そうこうしてたら爆音が。県の防災ヘリが花巻から救出訓練に参加したのだ。
水害で取り残された住民を発見し上空にホバリング、隊員が降下し救助者を素早く抱き込みつり上げ収容しその間ほんの数分もかからず、観客から拍手が。

上空を何度か旋回してヘリが飛び去って閉会式があり、その後婦人消防協力隊の皆さんがここで作った炊き出しのおにぎりをいただき帰宅。
我が家は小高い所なので水害の心配はまずありえず、何度か買い物の途中「訓練やってるんだ」と傍観していたが、自主防の人に紛れて正規に受付などして、初めて訓練の一部始終を目の当たりにした社会科見学でした。しかもグッズや非常用常備の期限が近くなった水までいただき。

帰宅するまで雨の心配だったが、午後から陽が照り出し蒸し暑くなってきた。
コメント
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