保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

保津川がえらいことになっています!

2007-07-12 23:53:57 | 船頭
今、保津川がえらいことになっております!

台風4号の日本列島接近により、刺激された梅雨前線が
活発化、今日は朝から強い雨が降りました

朝10時にはとうとう「大雨・洪水警報」が亀岡市に
も発令され、保津川下りは急遽、運休へ!
小・中学校でも早退処置がとられるなど、地元亀岡では
大雨と洪水の対策に追われることに。

上流にある関西有数のダム「日吉ダム」でもこれら降る
雨の量に警戒し、ほぼMAXの放水量へと向かっているとか。

こんな状況の中、只今、保津川の水量は保津の乗船場で2mを
超え、保津峡では水防団待機水位を超過する3m29cm!
船が運航できる最高水位量は1mですから、今の水位が
どれほど多いかがお判りいただけることでしょう。

対岸に係留している船は今日の午後に全て高台の陸地に
移動済みで、氾濫による船の流出の危険はないものの、
私達の仕事が再開できるメドは今のところ未定です。

14日の今週末から京都は祇園祭が始まります。
京都の夏が一番盛り上がる季節です。

こんな時に台風とは!
本当に‘間’が悪いというか?‘運’がないというか?
自然からの‘試練’は今年も続くのでしょうか?

今は無力感でいっぱいですが、とにかく台風の進路が
本土を反れてもらうことを祈るしかなさそうです。

了以にであう七夕メモリアル、明日保津で!

2007-07-11 22:50:10 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
明日7月12日(木曜日)は保津川下りの生みの親にて
初代社長にもあたる角倉了以翁の命日です。

昨年の保津川開削400周年に了以ゆかりの寺・養源寺(保津町)
でメモリアルイベントを開催したのですが、今年から地元
保津町自治会が中心となり「了以の偉業」を讃えるイベントを
開催する運びとなりました。

イベントは昨年度同じく二部制。
午後1時30分~2時30分までが第一部、
午後6時~9時までを第二部と時間を分けて開催されます。

第一部では
1「了以翁と保津川のお話」として西口純生市議会議員が講演。
その後、昨年好評だった「ささぶね流し」を地元小学生、園児
老人会というエイジレス交流で‘未来へつなげる川の流れ’
の祈りを込めて行う予定です。

夜の部にあたる第二部では、
1.了以翁の法要の後、昨年私が‘船頭役’で出演した
「舟舞台・水の庵」(旧亀山城跡お堀)の公演映像が
上映され、400周年を振り返り了以を偲びます。

また、夜の7時30分~9時まで「了以七夕竹灯路2007」
として保津町内を800基の竹灯路のやさしいあかりが
来客者を出迎えます。

駐車場も保津川の河川敷という大型駐車場も完備されて
おりますので、是非皆さんお誘い合わせの上、
明日は保津町の養源寺メモリアルイベントにお越しください。

主催 保津町自治会  お問合せ 0771ー22-0810まで

明日、西宮市で酒井敏也さんの舞台「砂利」が公演!

2007-07-10 22:38:06 | 映画・芸能界
友人で個性派俳優の酒井敏也さんが出演されている
舞台「砂利」が明日7月11日、兵庫県西宮市の
兵庫県立芸術文化センター・中ホールで
午後2時(14時)から公演されます。

公演は一回のみです。

今回は歌舞伎役者の坂東三津五郎さんを主演に迎え
劇団ダンダンブエノが主催する舞台です。
ダンダンブエノという劇団は、代表の近藤芳正さんをはじめ
酒井敏也さん、山西惇さんという3人の個性派俳優が揃う劇団。
毎回ゲストの役者さんを迎え、公演を行っています。

今回は今話題の本谷有希子原作、演出・倉持裕さんのタッグで、
出演者も坂東さん、近藤芳正さん、酒井敏也さん、山西惇さん
のほか、田中美里さん、片桐はいりさんというかなり異色な
取り合わせの6人が、繰り広げる人間模様を描きます。

「人の心を踏むような砂利の音。音を消そうと舞い落ちる雪。
 その雪にすら怯えつつ、人々は四六時中ある人物がやって
 こないか庭に耳をすましている。
 これは雪国のある屋敷で起きた本末転倒な人々のお話…」

人間の不可解さをコミカルな演出で表現するそうです。

さあ~一体どのような人間ドラマが展開していくのか!
お近くの人、時間の許す方は明日、会場へ足を運んで
観てみて下さい。

7月11日(水)兵庫県立芸術文化センター・中ホール
        午後2時(14時)~

東京公演は7月21(土)~31日(火)までの10日間。

保津川下りの魅力を紹介!産経新聞さんが取材。

2007-07-09 10:43:12 | マスコミ出演
船頭の言葉で保津川下りの魅力を紹介しようと6日、
東京から産経新聞さんが取材の為に保津川下りの
乗船場にお越しなり、不肖私はっちんが案内係を
させていただきました。

400年以上の歴史を誇り、今もなお当時の姿を残す保津川下り。
渓谷を渡る風と豪快な水しぶきが、蒸し暑い京都にあって
ひと時の‘涼’を感じられる川舟の旅。

今回は記事と同時に産経新聞さんのホームページの中で
動画としても紹介していただけるそうで、私はっちんが
にわかレポーターを仰せつかり、保津川の歴史と操船技術、
渓谷の自然の魅力について紹介させてもらったのです。

東京本社から取材にお越しなった写真報道局の記者さんは
この保津川下りの取材の為だけに3日のスケジュールを取り
来訪してくださったというから今回の取材への力の入れようが
感じられました。

また、このはっちんブログもご覧なられていたそうで、
私の経歴にも興味を持たれてたらしく、私の船頭への
転職動機や仕事のやりがいなどに触れられながらの取材へ。
だた保津川下り案内係と思っていた私は、予想外のインタビュー
に少しビックリのサプライズ取材となりました。

まあ、記事を見てからのお楽しみということで・・・

記事は夏休み前のタイミングで新聞記載され、その後は実際の
動画を産経新聞HPで発信していくとのことです。
その日は川の水量も多かったので、迫力のある保津川下りの
生映像がPCから流されることと思いますよ。

新聞記載日と発信開始日がわかりましたら、またこのブログ
にて案内させて貰いますので、楽しみにお待ち下さい。

保津川の船頭、英会話を学ぶ!

2007-07-07 00:17:37 | 船頭
昨日の京都新聞夕刊の一面に記載されたことで
京都地域の皆様は御存知かもしれませんが、
私達の保津川下りでは年々増加する外国人観光客
へのサービス向上を図るため、7月から船頭を
対象にした英会話講座を始めました。

昨年は落石事故の影響で通年の6割減の乗船数にもかかわらず
保津川下りへお越し下さる海外のお客さんは5千人を越えるなど
年々増加傾向にあり、今年はもうすでに約3千人(3月から6月まで)
を越える状況にあります。

このような背景を受け、組合でも海外旅行者向けに
各名所解説や乗船の注意事項くらいは英語で説明する
必要性を感じ、このほど若手船頭を中心に英会話講座の
開設の声が上がったのです。

企画立案から講座開設までを我が弟・豊田覚司と先日KBS京都
放送で名物船頭として出演した河原林洋さんという若い二人が
中心となり、講師依頼から授業内容及び時間等の交渉に当ってくれ
このたび、晴れて英会話講座開講という運びになったものです。

講師は京都学園大学に学ぶネパール人留学生のサイズ・シザーナさん。

授業は自己紹介や挨拶という基本からじっくり学び、
いずれは、乗船中の観光案内すべて英語で説明できる
レベルまで達し、外国人観光客にも保津川の自然の美しさや
400年の歴史等を自分の言葉で伝え、より思い出深い
川下り旅行を楽しんで貰いたいという思いで
船頭みんな頑張って勉強していきます。

私自身、英会話能力の低下が著しいと感じる昨今、この機会に
もう一度基本から「やり直し英語」にチャレンジし
いずれは中国語や韓国語などの多言語も学び、世界中の
旅行者に楽しんで貰いたい思っています。

頭が固くならないうち、頑張ります。


MBSラジオ1179「川と道の情報BOX」に‘声’の出演!

2007-07-05 23:59:23 | マスコミ出演
今日、保津川下りの歴史や自然の魅力を紹介するため、
MBSラジオ1179・柏木宏之の「川と道の情報BOX」
の番組スタッフの方々が乗船場にお越しなり、
ラジオ放送の収録が行なわれました。
収録には我が組合の田中理事長と私はっちんが‘声’で
出演し、約15分にわたり保津川下りの魅力について
語らせていただきました。

同番組は近畿地方の川や道をめぐり、その歴史や文化を
学ぶことで見聞を広げようという番組で、毎週日曜日の
朝7時から30分番組として放送されています。
各地を紹介するレポーターはおはようコールABC(朝日放送)
で朝の顔として活躍する山口奈緒美アナ。

当初、収録の後、保津川下りにご乗船下さり、
体感レポートもして下さる予定でしたが、今日の
保津川は昨日からの雨の影響で生憎の船止め!
仕方なので、乗船体験は明日に水量が減水すれば
もう一度お越しなり、乗られるということで
今日は私達のインタビュー収録のみ。

私は主に保津川下りの歴史について時間を割き
話させていただきました。
あくまで収録ということなので、どこまで話の内容が
採用されるかはわかりませんが、言いたいことは
大体もらさず話せたのではないかと思っておりますので
よかったら放送を聴いて下されば嬉しいです。

また、同番組の機関紙が毎月発刊されているとのことで
私と理事長、そして山口アナのスリーショット写真も
プロのカメラマンさんに撮影していただきました。

ラジオ収録ということなので、まさか写真撮影など、
思いもよらない私は、船止めということもあり、
く普段着というラフな格好!しかも髪の毛のセットも
決まってない状態です!このまま写ってしまっては
絶対にマズイ!
とっさに事務所に保管されている夏用のハンテンと
近くにあった竹笠をかぶって、即席船頭ルックに変身~
みなさんの苦笑(?)をかいながらの撮影でしたが
和やかな雰囲気の中、楽しいラジオ収録でした。

日曜日の朝7時という早い時間の放送ですが、
聴いてみてください。


柏木宏之の「川と道の情報BOX」のHP

舞台「水戸黄門」が明治座で公演中!

2007-07-02 10:43:59 | 映画・芸能界
国民的時代劇として人気の「水戸黄門」の舞台が
東京・人形町の「明治座」で公演されています。

この舞台は里見浩太朗さんの水戸黄門主演放送100回
を記念して公演されるもので、もちろん我らが
助さん・原田龍二さんと格さん・合田雅吏さんも
出演され、しっかり黄門さまの両脇を固めておられます。

今回も黄門さまの存在を疎ましく思い、なき者としたい
老中・柳沢吉保の陰謀に巻き込まれる黄門さま一行。
果たしてどの様に展開が待ち受けているのか?
助さん、格さんの活躍も楽しみですね。

また、今回の舞台は二部構成となっており、第一部の
「水戸黄門 」舞台の後に、第二部として里見浩太朗さん
の歌とダンス演出するオンステージが行なわれ
二倍楽しめる公演となっています。

生で観る殺陣の迫力、演技者との一体感は舞台ならではの魅力!
ブラウン管では伝わらない役者との生のふれあいを感じに
舞台鑑賞はいがかでしょうか。

公演劇場・明治座
公演期間・2007年6月29日(金)~7月24日(火)
開演時間 昼の部11時 夜の部4時
上演時間 4時間(予定) 休憩2回を含む
観劇料金(税込) A席 12,000円 B席 5,000円

第一部 水戸黄門
脚本: 宮川一郎  演出:金子良次
出演: 里見浩太朗 原田龍二 合田雅吏 由美かおる
野村将希 松井天斗 他

二部 里見浩太朗オンステージ
構成・演出:風間太郎 演出:片山鉱二