
今日、保津川下りの船係留場で「ストップ!ザ・外来魚」
という外来魚のブラックバスやブルーギルの駆除イベント
が開催されました。
主催は亀岡市で地元保津川漁業組合。
保津川でもブラックバスやブルーギルが毎年増え続けていて、
保津川名物のアユ漁にも大きな被害を及ぼしているのです。
漁業組合では毎年この時期に鮎の放流も行なって
いることから、市と協同で鮎の稚魚を外来魚から
守る活動のひとつです。
イベントは前日から一晩、係留場に仕掛けをし外来魚を
捕獲、参加者に,実物のバスを実際に触れることで外来魚
の知識とその問題点を学んでいくというもの。

その日の仕掛けには50cmもある大きなブラックバス
が4匹も掛かっていたそうです。
ほかにも仕掛けを察知して卵を守ろうと母親らしき
ブラックバスが水辺岸に泳いでいるのも目撃しました。
係留場だけでも相当の数のブラックバスが生息している様です。
保津川には日本の川でも二箇所しか生息していない
絶滅が危惧されている希少種‘アユモドキ’が
生息している貴重な川なので、外来魚問題は
緊急に取り組まなくてはならい活動です。
このようなイベントが地域の人達、特に子供達に
外来魚の正しい知識と生態系を乱すことの問題点
への理解を深め、地元の川に生きる魚を守る
意識を高める活動につながって欲しいものです。
ブラックバスなど外来魚問題は‘釣り’という人間の
楽しみという視点だけで輸入され、古来からその河川に
生きてきた生物の生態系を乱すという環境破壊です。
在来魚たちは今、河川開発事業で生息域を奪われ、
ここでも密放流で侵入してきたブラックバスなど
外来魚によって生存自体を脅かされている現実があります。
しかし!間違ってはならないのは、駆除される外来魚が
悪いのではなく、生態系の破壊への責任を問われるのは
密放流した人間にあるのです!
「ストップ!ザ・外来魚」の問題の本質は人間に
あるという理解が何よりも大切なことだと、
仕掛けに捕われ暴れるバスの姿をみて感じた次第です。
という外来魚のブラックバスやブルーギルの駆除イベント
が開催されました。
主催は亀岡市で地元保津川漁業組合。
保津川でもブラックバスやブルーギルが毎年増え続けていて、
保津川名物のアユ漁にも大きな被害を及ぼしているのです。
漁業組合では毎年この時期に鮎の放流も行なって
いることから、市と協同で鮎の稚魚を外来魚から
守る活動のひとつです。
イベントは前日から一晩、係留場に仕掛けをし外来魚を
捕獲、参加者に,実物のバスを実際に触れることで外来魚
の知識とその問題点を学んでいくというもの。

その日の仕掛けには50cmもある大きなブラックバス
が4匹も掛かっていたそうです。
ほかにも仕掛けを察知して卵を守ろうと母親らしき
ブラックバスが水辺岸に泳いでいるのも目撃しました。
係留場だけでも相当の数のブラックバスが生息している様です。
保津川には日本の川でも二箇所しか生息していない
絶滅が危惧されている希少種‘アユモドキ’が
生息している貴重な川なので、外来魚問題は
緊急に取り組まなくてはならい活動です。
このようなイベントが地域の人達、特に子供達に
外来魚の正しい知識と生態系を乱すことの問題点
への理解を深め、地元の川に生きる魚を守る
意識を高める活動につながって欲しいものです。
ブラックバスなど外来魚問題は‘釣り’という人間の
楽しみという視点だけで輸入され、古来からその河川に
生きてきた生物の生態系を乱すという環境破壊です。
在来魚たちは今、河川開発事業で生息域を奪われ、
ここでも密放流で侵入してきたブラックバスなど
外来魚によって生存自体を脅かされている現実があります。
しかし!間違ってはならないのは、駆除される外来魚が
悪いのではなく、生態系の破壊への責任を問われるのは
密放流した人間にあるのです!
「ストップ!ザ・外来魚」の問題の本質は人間に
あるという理解が何よりも大切なことだと、
仕掛けに捕われ暴れるバスの姿をみて感じた次第です。
ある人が言ってました。釣りをしてバスと遊んであげてるんや、殺すなんて可哀相。
しかし勝手に吊り上げられて必死の抵抗をしたあとにリリースされても、ボロボロになった肉体を回復させるのにはかなりの時間がかかるとか。本当にバスは喜んでるのか!
答えは否!人間の勝手な思い込みだと感じました。
こんな釣り人の考えが改善されない限り外来魚問題は無くならないのではないかと思いました。
ちょっとした人的作用で生態系から人の暮らしまで
変化させた例として有名なのが、アフリカの
ヴィクトリア湖です。
これは一時期話題になったドキュメント映画
「ダーウィンの悲劇」で世界的に知られるところ
になりましたが、1954年頃、大食で肉食の外来魚
「ナイルパーチ」をたった一杯バケツ分、放流した
ことで、在来魚は駆逐され、環境は破壊され、
人の暮らしぶりも一辺、貧困、売春、エイズ、麻薬、ストリートチルドレンを生み、美しい湖ヴィクトリア湖
は悪夢の様な惨劇となったというものです。
人が自分たちの欲望のためにしたことが、
将来においてどの様な過ちを犯しているのか
真剣に考えていかねばならない時代に突入して
いるのですね。
保津川の川環境を守る為、これからもいろんな
活動に携わっていきたいと思います。
見たことがあります。
琵琶湖も環境保全活動が活発に行われいますね。
外来魚対策に苦慮されているとも聞きますが、
全国の川や湖の共通の問題にしっかりリーダーシップ
を取っていただき心強いです。
保津川もごみをはじめ、水質や生態系など
様々な環境問題を抱えていますが、微力ながら
頑張っていきます。