保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

京都新聞に保津川絵馬が取り上げられました。

2006-05-20 09:26:06 | 船頭
今日5月20日付けの京都新聞に乗船場前の
「保津川絵馬」のことが載りました。

この「保津川絵馬」は今年の保津川開削400年を記念して
歴史展示会場裏に設置されたもので、以前このブログ(3月27日付)
でも紹介しましたが、その後の反響もよく、保津川下りの人気
コーナーになっていることから、今回地元紙京都新聞の
取材を受けることになりました。

元々は乗船場待合室に設置する「保津川の歴史&自然生き物展示会場」
裏窓の目隠しとして設置された絵馬でしたが、今では豪商了以にあやかり
願い事を書き込めるとあって観光客の人気を集めるコーナーとなり、
設置2ヶ月で1千枚を超えるほどの盛況ぶりなのです。

取材はこの絵馬の企画立案者で設置担当の船頭の山内博さんが
対応し、絵馬誕生まで秘話や制作の苦労話などを熱く語ったようです。

(京都新聞の本田記者の取材を受ける山内さん)


この保津川絵馬、実は京都の有名な杉・北山杉の廃材を
使用して、若手船頭達が一枚一枚手作りで丹精込めて
つくったもの。

「幸せな結婚がしたい」「野球でレギュラーになりたい」「ワールドカップに出たい」
などの願い事から「川下り最高、天下りいかがなもの」など
世情を風刺したユニークなものまでいろんな事が書き込みされていて、
読んいても飽きのこない楽しい絵馬が多いのです。


また「保津川下り」という焼印も押されているので、
保津川下り乗船の記念品としても人気があり、
そのまま持ち帰る人までおられます。

今後は「ハマの大魔人神社」の様な「角倉了以神社」なるものを建立し、
五穀豊穣、殖産興業、商売繁昌のご利益のある神様に
なれば・・・なんて考えてもいます。

あなたも保津川に来たら、夢の達成者・豪商角倉了以に
あやかれる「保津川絵馬」にお願い事を書き込んでみてはいかがですか・・・

もしかしたら・・・素晴らしい未来が開けるかもしれませんよ。

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5 コメント

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大雨のちピッカピカ~ (Honko)
2006-05-20 15:50:21
今日は午前中大雨でしたが、午後からはきれいな青空

となりました。

はっちんさん、そちらはいかがでしたでしょうか?



今日の京都新聞に「保津川絵馬」のことが載っている

のですね。(ほしがりHonkoはやっぱりほしいじょ~)

「裏窓の目隠し」の為始めた事が「新聞に載るほど

有名」になっちゃったわけですね。

本当にすばらしい~~!! あっ!この方が

「山内さん」なのですね。「絵馬誕生までの秘話や

苦労話」。。。是非お伺いしたいです。

(やっぱり今日の京都新聞が欲しいなぁ。。。)



「木」は”やさしさ”や”やすらぎ”を感じます。

Honkoも絵馬に触らせていただきましたが、とても良い

感触でした。

こうして一枚一枚丹精込めて作られた保津川絵馬は

これからも皆さんの「いろいろな思い」をやさしく

受けとめ続けてゆくのでしょう。

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Unknown (大吉)
2006-05-20 17:39:32
こにゃにゃちわ!!



あの絵馬、素敵ですね。

こないだ1枚頂いちゃおう。と思ったら、在庫が無くて残念でした…。ホントに人気がありますね。

五穀豊穣、殖産興業、商売繁昌のご利益だけでなく、恋愛成就、病気平癒にもご利益あれば良いのになぁ。家内安全、健康第一、一攫千金、果報は寝て待て・・・アレ?・・・。

ではでは、京都新聞の記事読んできま~す。



私、寝て待ってるんやけど、果報は来はらへん。寝すぎかなぁ?







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Unknown (大吉)
2006-05-20 20:31:15
再び、こにゃにゃちわ!!



悲しいお知らせです。

私ん家の京都新聞にはこの記事が載っていません…。

京都市の京都新聞には載らないのかなぁ?

亀岡市の京都新聞だけなのでしょうか??

残念です。
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制作 (はっちん)
2006-05-25 12:40:26
Honkoさんへ。



この絵馬は2m近くある一本の北山杉から

作っているので、平べったくスライスする

のに手間が掛かりまた、危険な作業です。



平たくした絵馬一枚一枚にドリルで穴を

開けていきます。



これだけの手間暇掛けた船頭の思いが

詰った絵馬にはきっとご利益があるはず・・・

と思っています。
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丹波版 (はっちん)
2006-05-25 12:45:07
大吉さんへ。



京都市内に発送される京都新聞には掲載されて

いませんでしたね。



この記事は丹波版というその地域だけの記事だったようです。



今年には入り、京都新聞では保津川開削400年

関連の記事をたくさん書いていただいてます。



毎週木曜日には「桂川とともに」という

保津川400年のシーリズも連載中なのです。



私達がもっとがんばって京都全域版で取り上げて

もらえるようにしないといけませんね。
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