保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

京の霊峰・比叡山を歩く その弐 叡山ケーブル&ロープウェイ。

2011-06-06 20:47:12 | シリーズ・京都を歩く
比叡山・延暦寺の旅を書き始めた翌日、一日中降り続いた大雨により、
保津川の水位が以上上昇し、あわや、堤防決壊による社屋冠水の危機が
襲いかかり、一週間という長期の運休を余儀なくされたことで、更新が
滞ってしまいました。

なんとか今日から再開し、続きを書きたいと思います。

さて、比叡山。

今はドライブウェーも整備され、簡単に車で山頂まで登れる比叡山ですが、
延暦寺へ参る精神的な旅としては、少しは自分の足を使い登りたいとの
欲求に導かれ、京都山麓の洛北・八瀬からケーブルカーとロープウェイを
乗り継ぎ、その後は山道を歩き、延暦寺を目指すコースにしました。


八瀬から運行しているケーブルカーは京福電気鉄道の経営で、大正14年に整備されました。
路線距離は1.3㎞とけして長くないのですが、急こう配の斜地形を高低差561mも登る
日本最大級のケーブルカーとして知られています。

平日だったので車内は空いていたので最前列に座り、山を見上げながらカーブル比叡山駅を
目指します。乗車9分間の途中から京都の北山地区や大原の里が一望できます。


山頂まではロープウェイを経由します。
距離は約500mと短く所要時間3分ほどですが、ここからの眺めも圧巻です!
気持ちのいい空中散歩を楽しめるのも比叡山登山の楽しみの一つですね。


ロープウェイを下車して延暦寺までは徒歩で山道を歩くことに。
山頂へ向かう道を100mほど進んだ後、左の小道への分岐点があります。
新緑から深みを増しつつある木々の中を進む山の参道。

気持ちのいい山の風を受けながら約20分ほどのハイキング。
この時期の森林浴は山から沸き立つエネルギーを体に浴びる感覚があり、
心身ともにリフレッシュできます。

視界が開けたと思ったとき、車のエンジン音が。

少し現実感が戻ります。

すると目の前に朱色の建物が。

日本仏教の殿堂・延暦寺に到着したようです。


つづく。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿