保津川下りの船頭さん

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2011、東京訪問その壱。危機管理産業展にて。

2011-10-20 05:49:59 | 心の旅
昨日から東京へ来ています。

前日まで切り立った高い山々に囲まれ、深い谷川で仕事をしていたのですが、
今はそびえ立つ高いビルディングに囲まれています。

深夜でも消えることのないネオンの灯り、行き交う多くの人々。

さすがは日本の首都です。活気があります。

今回の東京行きは、京都でお会いした独立総合研究所の青山千春さん(海洋学博士)
から、東京ビックサイトで開催される危機管理産業展の招待状をいただいたので
友人と一緒に参加することにしました。

東日本大震災以後、高まる防災意識とその対策、リスク管理について、
プロの技術者や実務者、また専門の企業担当者が集結し、交流・情報交換の場
から商談の場として、我が国における危機管理産業の発展へつなげる催しです。

私が特に注目したのは災害時における通信インフラの整備についてです。
東日本大震災でも問題となった固定、携帯電話等における情報インフラの断絶
は自治体内の安否確認等の現状把握や緊急参集や災害状況の確認や伝達に
大きな支障をきたし、初動体制の遅れを招いたこともあり、今回は
その災害時における情報インフラ体制の見直しと新たな技術革新について
数社からレクチャーを受けました。

私たちも、自然の中で仕事をする者として、台風や豪雨時における
河川や土砂崩れ災害の情報インフラについては今後真剣に討議して
いく必要がある案件ですし、その対策を含め現在の最先端技術の
情報を収集するのにはとても勉強になり、参考になるイベントでした。

特にNTTが推進している地理情報システム(GIS)を活用した最先端の
災害情報システムの話は興味深かったです。

また水陸両用車やパワーボートや最新のライフジャケットの
見学、山中の不法投棄を撮影する高性能のカメラシステムなども
とても参考になりました。

基調トークセッションで講演された青山繁晴氏の「福島原発」
のお話も実務家らしく、対応策にまで及んだ具体的な内容で
勉強になりました。今後、一日も早い被害終結へ向けて頑張って
ほしいと思います。

さてさて、危機管理産業展ばかりの話になりましたが、今回の
東京の旅は、それだけではありません。

それは、また、次回へということで、さて、今から東京・愛宕神社に
お話を聞きに行ってまいります。





河川




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