保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

太秦キネマ塾で第5期生の修了式。

2009-03-23 18:19:23 | 映画・芸能界
映画の街・京都太秦で子供達に映画つくりの楽しさを
知って貰おうと運営されている「太秦キネマ塾」の
5期塾生修了式が昨日、京都市立太秦小学校で行なわれました。

同塾は京都を中心に日本の伝統文化を映像や音、活字
で記録するアーカイブ事業を進めている
NPO「京都の文化を映像で記録する会」が小学年高学年から
中学生を対象に開講している「映像の学校」です。

講師陣は日本映画隆盛期を現場で経験したプロの映像関係者を
はじめ最先端の映像技術を指導する大学教授までが参加し、
8ミリからデジタルまで映像の全てが学べる豪華な布陣となっています。

これらの講師陣により子供たちは映像技術のノウハウを約1年間かけて
基礎から徹底的に直接指導を受けることが出来るのです。

同塾には昨年度の第4期からわが子・コウジロウと甥っ子のハルキ
が入塾し映像制作の勉強を続けていましたが、二期目となる今年は
より高度な作品制作に挑み、昨日の修了式にその作品の発表も
行なわれました。

残念ながら私は仕事の関係で、発表会には間に合いませんでした。

コウジロウの今年の作品は来年で100周年を迎える「嵐電」
「嵐電北野線で行く…『京都の名所』
甥っ子ハルキは船で下る「保津川の旅」
という作品をそれぞれ制作したそうです。

2作品ともとても興味深いもので、是非観たかったです。

しかし、昨年も書きましたが、映画のふるさと~日本映画の
古きよき伝統の匂いを色濃く残す‘太秦’で、ビデオカメラの
操作・撮影法からプロデュースに資料やロケ地など撮影対象の調査、
編集作業までを現場そのままに指導して頂ける環境に恵まれる
生徒たちは本当に幸せだと感じます。

息子たちは、もちろん来期も入塾しさらにハイレベルな
映像作品制作に挑戦したいと申しております。

映像制作を通じて、子供たちに考える力と知識を育み、
豊かな感性と想像力を養ってほしいと思っております。


「太秦キネマ塾」では来期第6期生の募集を4~5月に
募集される予定です。
映像制作に興味・関心のある方は是非、お問い合わせ下さい。

《お問い合わせ先》
NPO[京都の文化を映像で記録する会『太秦キネマ塾』」
〒616-1867
京都市右京区太秦多藪町43サウンドステーションいのべ内