保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

子供には夢の一日です。メリークリスマス!

2008-12-25 12:29:03 | 船頭の目・・・雑感・雑記
今年もクリスマスがやってきましたね。

まったくキリスト教の信仰がある訳でもない私ですが、
クリスマスになると心がウキウキしてきます。

私の子供の頃、クリスマスはまさにスペシャルデーでした。

私の少年時代は今の子供たちの様に物が溢れているような
時代ではなく「欲しい」と思った物が簡単に手に入る
時代ではありませんでした。

そんな子供の‘希望の日’がクリスマスだったのです。

「今年はこんなオモチャが欲しいな~」と願ったら
その翌朝、枕元に置いてあり、叶っているのですから
まさに夢のような話です。

また、ケーキーなども当時は高級な食べ物で、
誕生日以外に食べられる日など無かったと思います。

夕飯も、今でいうところの‘おばんざい’ばかりで
子供の好きな食べ物が食卓に並ぶことがすくなった時代、
肉類を中心とする高級な食材を使った料理が並ぶ‘この日’
は、クリスマスのおとぎ話も素直に信じられるほどの
夢のスペシャルデーでした。

「イエスとかいう人、本当にいい奴やな~」と不謹慎にも
感謝したい気持ちでいっぱいでした。

大人になった今、当時の楽しかったクリスマスの記憶を
思い起こすたびに、このような演出をしてくれた両親に
ただただ感謝するばかりですが、今の様に物に恵まれていた
時代でなかったからこそ「物をもらう時の喜びと感謝の気持ち」
を強く身近に感じることができたのだと思います。

ある意味、幸せだった時代だったとも感じます。

今の時代に生きる子供たちの心を揺り動かすような、
感激のクリスマス体験をさせてやるにはどうしたらいいか?
このことを毎年考え、趣向を凝らす演出をしてやることが
何よりのプレゼントだと思ったりもしますが、
本当に難しくなってきました。

とにかく子供たちがいつか成人した時‘今日のこの日’のことを
を楽しい思い出としていつまでも忘れないそんな‘一夜’
にしたいと思い、我が家のサンタの奮闘は今夜も続きます・・・


イブの昨日は家族で亀山城跡のお堀前にある「南郷公園」
のイルミネーションを見に行きました。

トナカイやサンタのイルミがとてもきれいで子供は大はしゃぎ。
デジカメ片手に写真を撮りまくっていました。

地元のイルミネーションもいいものですね~
絵本作家のたんぽぽさんやイケメン議員のKさん
ともお会いし楽しいひとときでした。