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大学病院は最先端?

2007-03-06 20:00:12 | 病院(LAM、肺がん以外)
驚いたことがある。最近大学病院の口腔外科でオペを受けた。大学病院は病院や科によって違うだろうが、数年前と違って最先端の医療を提供していないそうである。先生自らそう言っている。倫理委員会があって、安全性が確保されていない最先端の治療はできない。ただ、個人医院と比較すると、充実した設備を持っていること、手術数が多いので技術レベルが高いこと、費用が安い(今回のオペは保険がきかないので自費治療)、先生が経営者じゃないので治療に集中できる、というメリットがある。それから「お痛みはありましたか?」なんて変な日本語を聞かなくてすむ。そして、デメリットはなにしろ先生が忙しいので、細かい説明やフォローが少ないということだ。もちろん、非常に大切な手術前の説明などはプロシージャーがあるので万全だが、それはむしろ彼らの責任限界をはっきりさせるという意味合いが大きい。それにしても、とにかく彼らは気の毒なくらい忙しいので、仕方がないと思う。でも、こちらも聞きたいことはあるので、くだらない質問で時間をロスできないので、勉強していく。できるだけ必要最小限で良い?質問をするのは難しい。

そんなことをしていたら、大学の頃を思い出した。やはり、時間のない教授から自分に必要な情報や意見を引き出すために予習して質問に行った。勉強していかないと適当な返事しかもらなかった。というより理解できなかったのだと思う。病院の先生は大学の先生ほどそっけないことはないけれど、妙に噛み砕いた答からこちらの質問によって専門性の高い返答に変わってくるのは、ちょっと面白い。

帰りに疲れたので日本橋三越の屋上のチェルシーガーデンに行く。花はないが、バラ苗が一斉に芽を出している。茎や芽の状態が品種ごとに比べられるのでとても良かった。今日は暖かかったしね。アンティークローズのコレクションはかなり充実してましたよ。

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