ユリイカ - deep breathing

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次の投薬のことなど

2011-06-14 11:45:19 | 肺がん

昨日、病院に行ってきました。

なんとなく背中が痛いし、のどの飲み込みが悪かったりして

心嚢液が増えている症状と似ていたので心配だったのです。

結果はレントゲンで見る限り変わっていませんでした。ほっ

のどに炎症を起こしたあとがあるし、以前胸膜炎を起こしたところが

痛むのでしょうとのことでした。

 

抗癌剤のことも相談をしました。

たとえばアリムタを今までの8割+アバスチンとか。

主治医は首を縦にふりません。

その理由は高価な薬であることと

まだ使えるお薬が他にあるからだそうです。

どの薬を使うかの選択は賭けですけれどね。

 

ただ意外だったのは

一度使って効き目が落ちてきた薬は以前はもう二度と使われなかったそうですが

今では他の薬を使った後でまた使ってみたら効くという事例が出てきて

標準治療のやり方が少し変わってきたそうです。

ですからアリムタが将来的に二度と使われないということではないとのこと。

せっかく効いた薬は大切にしたいですからね。

 

アリムタを休薬して免疫療法で体を回復させてから

次の薬を検討することになるそうです。

もちろん、腫瘍マーカーが上がらなければ免疫療法でいいのですが。

 

今、候補となっているのは

タルセバ、ナベルビン あたり

大学病院ですから主治医の一存ではなく、抗癌剤チームとのカンファレンスで

適切な薬が選ばれるそうです。

この辺りの選択は患者の体質や薬歴を考慮するだけではなく

内部の事情も関わっているような気がしました。

 

17日にPET検査に行き、今月末ぐらいには結果を聞けるそうです。

主治医曰く

「言葉は悪いけれど、まだ十分悪くなる余地がある」

そうで、顔に緊張が見られなかったので

しばらく様子を見る事になりそうです。


アリムタ休薬

2011-06-09 14:49:21 | 肺がん

5/11に7回目のアリムタの点滴を受けましたが

効き目が少なくなっているようで休薬になりました。

 

CEA(腫瘍マーカー)は4/14に3.9(正常値の上限は3.0)まで下がったのですが

5/11に4.2

6/2に4.6とじわりと上がってきました。

白血球も3300と下がってきたこともあって

しばらく免疫療法だけをして体を休めてはということになりました。

 

ところで、ようやく5/26に約三ヶ月ぶりに免疫療法が再開できました。

震災で東北新幹線が止まり仙台まで採血に行けなかったのです。

 

免疫療法で現状がキープできればいいのですが

なんとなく左肺の原発巣が痛くなってきたし

まだCEAが低いうちに使えるお薬を検討したいところ。

強いお薬はもう使えないので

使えそうなのはアバスチンぐらいしかありません。

 

根治は無理なので延命治療ですが

言ってみれば、すべての医療は延命治療ですから

できるところまで治療は続けたいです。