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今後の治療

2011-11-07 16:49:12 | 肺がん

先月の23日頃から風邪をひき、ようやく収まってきました。

いつも風邪をひいても咽頭炎ぐらいですが

今回は咳や痰がいつまでも残りました。

舅のお葬式、母の骨折(手術、入退院)などで

少しがんばりましたので仕方がないですね。

今日は大学病院の通院日でした。

血液検査で腫瘍マーカーCEAは12.2で少し下がりました。

レントゲンも特に変化なし。

BAK療法(免疫療法)が効いているようです。

これは大学病院の主治医の見解です。

胸水もなく安定しているので

来月はレントゲンは撮らないことになりました。

今まで、もしマーカーが上がってきたら

タルセバという分子標的薬を投薬するという話になっていましたが

私は懐疑的に思っていて、医師と話をしました。

その理由は奏効率が低く、重大な副作用を得る可能性が高いからです。

私の場合、EGFR遺伝子変異がないので

統計では8%の奏効率です。

http://clinicalscience.info/modules/canser_info_blog/details.php?bid=334

一方、間質性肺炎になるリスクは4.9%あります。

http://www.anticancer-drug.net/molecular/erlotinib.htm

私のようにLAMという肺の病気を持っている患者は

正常な肺の部分が少ないので、そのリスクの割合はもっと高いでしょう。

この辺りは医師と共通の認識を得ました。

同時に今まで効いていて副作用が少なかった

アリムタを再度使う可能性についても

聞いてみました。

今までダメと言われていたのですが

「3ヶ月間、前回の投薬から悪くなっていなければ

前使っていたお薬が効いていたとして、それを使うことはおかしくない」

という回答を引き出す事ができました。

この調子だとその条件を満たすことができそうです。

ただ白血球が3500と低めなのでもう少し上げたいものです。

骨髄抑制のあるお薬だから白血球が下がると中止になってしまいます。

そんな懸念はあるものの

私にとってストレスが少なく効くお薬がまた使えそうということが

分かってほっとしました。

いずれにしても免疫療法で今の調子をキープできるのが理想です。