昨日、退院してきました。
非常に典型的な症状ではないものの、各種検査、状況証拠などから
癌性髄膜炎という診断を受けました。
治療法はなく、一般的には余命1,2ヶ月というところだそうです。
年越しは難しいとのこと。
ある意味、癌を煩ってから、比較的長生きできたからこそ、なった病気のようです。
昔はそんなに症例をみることがほとんどなかったそうです。
大学病院での抗癌剤治療は終了し、後は緩和ケアに移行することになりました。
具体的には申し込みがこれから(今週)なので、緩和ケア病棟(いわゆるホスピス)にすぐ入れる訳ではありませんし、
24時間態勢で往診してくれる在宅介護のクリニックさんに治療が移ることになりました。
そのまま自宅で最後を...という可能性もありますが、これからどういう風に体が
不自由になっていくか分かりませんので、両方の選択肢を持たせてあります。
現在の症状は、特に夜から朝にかけて頭が痛い。
朝起きた時に首から肩が固まっていて、頭が起こせない。
寝ている姿勢で頭位性(回転性)の目眩(これはいい位置に頭を固定すれば大丈夫)。
今のところ、トイレや入浴は自分でできる。
少しよろける。→いずれにせよ、頭を余り揺らさない方がいいので、長い時間の電車や車は避けた方がいい。
→これから、車いすを使うことが増える。
投薬は朝食後のリンデロン(強力なステロイド)←これが一番大切なお薬
痛み止めとしてロキソニン
脳圧を下げるお薬として、イソバイド
といったところです。
午後になると、体調が少し良くなるので、座って庭を見ていたり
目の奥の痛みもかなり減りました。首が動きにくい理由もそうですが、
あちこち神経が引っ張られるようです。それによる特に上半身の不快感が多いです。
手足の動きは今のところ大丈夫。
まとまりのない文章で申し訳ないですが、とりあえずご報告まで。
家に帰ったら、最初、LAMになった時に(6年前)大切に買った新苗のバラのサンテグジュペリが
遅咲きのバラとして最高の状態で待っていてくれました。見事な大きな花で、今までの庭づくりが
報われたようでもあり、闘病の一つの成果のようにも思え、胸が熱くなりました。