ユリイカ - deep breathing

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やっといつもの生活に

2009-03-24 15:16:30 | 肺がん
21日に退院して家に戻りました。

23日は月に一度のLAM治療の注射(リュープリン)の為
お茶の水の病院に通院。
やっぱり以前より酸素なしで歩くのがきついです。

がんの治療が終わったものの照射部分の繊維化は進むし
LAMによって肺胞の状態も悪くなっていくので
これから余り肺機能が良くなることは望めません。

酸素導入を考えていますが、退院してほっとしたのか
疲れがでてしまい、余りいろんな事を考えたくな~い。
とにかく体を動かすのがしんどいです。

LAMの主治医は(私がどうしてもと望むなら)酸素の処方箋を書きますという
ことでしたが、がんの治療の結果の目鼻がついてくる5月の末まで
保留にしました。通常はこの程度だと酸素を使わずに生活するみたいです。
ゆっくり歩く分にはぎりぎり酸素が足りているからです。

一週間前ぐらいから疲労感が急にやって来た感じです。

肺への陽子線の照射は2方向から交互に行われ
少なくても半分の照射が終わった段階で正常な肺胞の破壊は
終わっているので、この疲れは諸々の原因が重なったもののようです。
リュープリンの注射も息切れ感を増しますから。

焦らずしばらく様子を見ます。
でも歩くのがきつくなるというのはとても生活をする上で
障害を感じるものですね。
いよいよ来たかという感じです。

カートの酸素はひっぱるのがきついのでカーボンの軽い
ボンベが最初はいいなあ。
春の花を見に行けるように対策を考えたいです。

陽子線治療終了!

2009-03-19 12:41:27 | 肺がん
3/18に30回目の照射が終わり、陽子線治療が終了しました。
退院は家族に迎えにきてもらう都合などもあって21日になりました。

陽子線は手術と違って、効果が治療後1~3ヶ月後まであるので
肺にできた悪性腫瘍が消えたのかどうかは退院時には分かりません。
逆に有害事象、私についていえば、肺の繊維化が半年から一年先まで起こり得ます。
だから、今の時点でガンが治癒したのかどうかは分からないし
呼吸機能の低下はたとえLAMがなくてもこれから少し進むということです。

でも予想としては
医師によれば腫瘍が小さいからまず大丈夫!とのことでした。

照射範囲もできるだけ狭くしたので肺の繊維化によってダメージを
受ける部分も最低限で済むでしょう。
1ヶ月以内にCT検査
2ヶ月後にPET検査を受けて
結果が徐々に分かります。

今日はお天気
急にやってきた春に体もとまどって少しだるいです。

労作時の呼吸はやはり少し落ちていますが
ゆっくりだったら酸素なしで歩けます。
照射を受けた背中の皮膚も少し赤い程度、ただれたりしていません。
体重も入院時と全く変わってません。

とにかく治療を最後まで無事に受けられたことに感謝!

突然の吹雪のように

2009-03-12 21:53:39 | 考える
あなたは いってしまった...
はるのあらしのなか なにもしらず 
いきぐるしかったけれど とりつかれたように ふぶきのしゃしんを とりました
あとから いみが わかりました

たましいが とおい とうほくにも やってきたと しんじたいのです

退院の予定など

2009-03-12 16:00:33 | 肺がん
来週の週末に退院します。
照射の回数が決まらなかったのですがMAXの線量2.4Gyの30回の照射になりました。
後から追加でかけることはできないので
その治療を受けられる良い肺のコンディションということです。
陽子線治療によって腫瘍が消えるのは1~6ヶ月後なので
退院するといっても、どこかすっきりしませんが
とにかく治療終了まで体調管理をちゃんとしようと思います。

昨日はひどい吹雪で久々にとても息苦しかったです。
今日は晴れたのでだいぶ調子を戻しました。



昼頃、若いLAMの友人の訃報を受けて、大きなショックを受けました。
共に戦ってきた戦友が倒れたことがとにかく悲しいのです。
遠方で結局会うことはできなかったけれど
彼女が苦しみから解放されたと信じます。

何か気の利いた事を書こうと思うと書けないので
とにかく私が今ここで生きていて
文章を書くことが大切だと思って綴っています。