ユリイカ - deep breathing

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5回目のアリムタはパス

2013-04-12 12:52:36 | 肺がん

昨日は化学療法の日でしたが、

前もって医師と相談して、見送ることにしました。

化学療法の効果を増加させる補助剤を前回から使っているので、

今回はそれだけを点滴しました。

免疫療法の培養成績も悪くなっていたので。

(2年ぐらい前に使ったときもアリムタで影響が出ていたので、そのせいでしょう)

 

この日のマーカーはCEAもKL-6もぐんと下がっていました^^

だから一般的には、このタイミングではアリムタを外さない場面ですが、

前回の経験で、私の場合、この薬が次第に効かなくなるということも分かっていて。。

 

それだったら、補助剤でどこまで維持できるかを見極めた方が賢明だと思いました。

どの道、根治的治療は望めないので、マーカーを正常値に下げることに夢中になる必要はないし、

比較的安定した今の状態が長く続く方がいいので。

また、体調がよくなりマーカーも少し上がってくれば、使えばいいのですから。

長期戦の戦法です。

 

せっかく、これから気候が良くなるのですから、頭痛だけがネックですが、

血行が良くなってくると、そこそこ痛みが和らぎます。

今のうちに楽しいイベントをしながら、体調を整えたいものです^^


呼吸器が弱い人への鍼灸治療

2013-04-10 16:51:27 | LAM情報

最近、鍼灸治療を受けています。

メインの病院のがん緩和ケアの医師から紹介して頂きました。

久しぶりにカテゴリーをLAM情報に入れたのは、

呼吸器が弱った患者さんの誰もが悩まされる、肩凝りの緩和に効果があるからです。

慢性的に肩凝りはありましたが、このところ、癌の化学療法の副作用と相まって

頭痛(朝が特にひどい)、首を前に倒すと痛い、首筋がつるなどの症状が強くて、

起きているのがつらく、半日は寝ている状態が続いたので、なんとかしたかったのです。

今年の1月頃集中的にPCの作業をしたこと、その後寒さで散歩がほとんどできなかったことも、

マイナス要因になりました。

 

肝心の効果ですが、週に一回ぐらいのペースで受けていますが、

1日ぐらいは効果があって、体がほぐれます。

ずっと効く訳ではありませんが、痛みから解放される安心感というのが、

つくづく大切だと思いました。

この苦しさがずっと続くと思うと、やる気もなくなるし、消極的になってしまいます。

西洋医学の治療はどうしても、根治的な治療にこだわります。

病気を治すこと。でもそれが叶わない場合、

あとは痛みを取るための薬が処方されます。

薬も使っていますが、この手の痛みは余り鎮痛剤で取れないのです。

 

鍼灸治療でちょっと体が楽になった時に、散歩をするとか、買い物をしたりすると、

かなりの気分転換になります。そして体も自然に動くので、良い循環になっています。

 

問題点はお灸がかなり煙いということです。

鍼だけにしますか?と聞かれましたが、部屋自体が煙臭くなっているので、

意味がなく、マスクをして、着替えも用意されていますが、

着てきた服も焼き鳥屋さん状態になりますので、ビニール袋に入れて、

施術を受けています。(ただ髪の毛には匂いがつくので、帰ったらお風呂に入ります)

 

自宅でのストレッチも少しずつ始めて、もう少し体幹がしっかりさせることが

目標です。体全体の筋肉が弱っているので、弱い所に集中するんですね。

余り負荷をかけられませんが、体全体のバランスをきちんと整える方がよっぽど根治的です。

 

その結果として、一番つらい頭痛(緊張性頭痛)が少しずつ和らぐといいな。