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「高価買取り」 気を付けて欲しいこと

2022-10-29 17:50:44 | 整理、収納、の話

暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

1980年代後半、にわかに好景気に沸いたバブル経済の頃は、日本中が華やかに浮かれていました。
私はテレビドラマ「東京ラブストーリー」の織田裕二にときめいていた時代。

誰もが高額商品を思いっきり浪費した時代でもありました。
自分の給料でブランド品を買い、グルメガイド片手に食べ歩き、ボーナスで海外旅行は年2回なんて当たり前のような時代。
結婚が決まると、親は娘のために着物や毛皮を買い揃え、婚礼ダンスいっぱいに充分過ぎる支度をしてくれました。

バブル崩壊から30年余り。
今は、その頃「高価だった物」が着る機会もなく、収納スペースを塞いだままのご家庭にしばしば出会います。
何しろ一点が数十万円~数百万円もしたのですから。
それが何着もあるのですから、捨てたくても捨てられません。

「売れるなら売りたい。少しでも高額で。」というのが本音でしょう。
それは最も納得いく手放し方ですが、毛皮については動物愛護の観点やワシントン条約/環境省によって、最近は取引が敬遠される傾向にあります。

 

そんな時に「高価買取キャンペーン」「何でも買い取ります」と訪問買取のチラシを見たら「これしかない!」と思いますよね。

チラシのフリーダイヤルに電話をすれば若い声の女性が「どんなに古くてもいいので、当日は玄関に出しておいてくださいね。」と優しく言ってくれます。
いくらになるかしらなんて、なんだか楽しみになります。

でもちょっと注意してください。

このような「訪問買取り」は、できるだけ避けましょう。

数年前のブログでも書きましたが、本来の目的は「金(ゴールド)」であることがよくあるのです。

約束の日に来るのは電話で話した女性ではなく、ほぼ男性です。どちらかというとこわもての。
着物や毛皮をざっと見たり、本部(のようなところ)に電話で相談したり、いったんは査定をしてる風に装いますが、やがて「状態が良くないから全部買取できない。」などと言います。何でも買い取るはずなのに。

その後に「金はないか」と聞いてきます。
「ない」と言うと「ちぎれたネックレスでもいい、古い金歯でも買い取る」と、なかなか帰らないと聞きます。

最近2件のお客様宅で同じようなことがありました。
こんなことがあったのよ、怖かったのよ、と詳しくお話していただきました。

もちろん、誠実で信頼できる業者さんが大半です。

別のお客様は、長年地元で店舗を構えている質屋さんと着物買取店の2件に、持ち込み査定をしてもらいました。
手間はかかりましたが、納得いく説明を丁寧にしてくれたお店で買い取ってもらいました。
クーリングオフが明記されていることも安心のポイントです。

このように、信頼できるお店を決めておけば今後も安心ですね。訪問買取りもそのお店に頼めるかもしれません。

買取り額については正直言って「高価買取」にならないことがほとんどです。
期待する額の1割から2割と思ってください。

それでも、大切に保管してきた品物を捨てずに済み、新たに生かされるのであれば、価格以上に嬉しいものです。

参考サイト 国民生活センター 訪問買取の心得 

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