さあ、片付けの話をしよう !

暮らしが整えば人生の半分は上手くいく!
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 公式ブログ

 
 

住みながらリフォームするための整理収納

2017-11-25 01:02:55 | リノベーション×収納計画

何十年も 同じ場所にしまわれたままの十数体の人形たち。

体調を崩してからはなおさら 
手に取って慈しむこともできない状態。

意を決してリフォームに踏み切ったとしても
高齢であったり、体調がよくないなどの理由で
工事の前の整理はおろか
リフォームのために一時的に引っ越すことも困難なお宅が多いと聞きます。

リフォームを請け負った工務店さんが
事前に片づけをして欲しい、と
お客さまを紹介してくださいました。


今回は
一時的にモノを倉庫に移すこともしない、
引っ越しもしない、
住みながら大がかりな工事をするため、

私たちの役割は、
家の中のモノを極力減らし、
家の中にある家具やモノを移動しやすいように
分類し、まとめること。

そして
リフォーム中も安全に生活できるように収納すること。


着工日は決まっているので
他の予約のお客様のスケジュールを調整をしながら
全12回、3か月で片付けを完了させる計画を立て、
後半からはスタッフを増員し、つい最近終了しました。

ご自身で動くことが困難な場合、
モノの要不要は 
座っていただいたままで
そのそばまで運び ひとつひとつ判断を促しサポートしていきます。

お客様の体力を考えると1回の片づけは3時間、
1週間に1回が限度。


お人形も古い手紙もなかなか捨てられなくてごめんなさい
と言われたら
「大切に保管をしますから大丈夫ですよ」

そんな会話を何度交わしたでしょう。


お客様は 本当によく頑張ってくださいました。

あとは工務店にバトンタッチをして
年内にリフォームが終了する予定です。

整理収納の専門家と工務店のコラボは
困難と思われていた「住みながらリフォーム」も
可能になるということを実証できたことが
とても嬉しいことです。


お客さまが清々しい新年を迎えることができますように










San新人講師デビュー前夜

2017-11-22 00:06:50 | 整理、収納、の話

こんなにかわいいプロジェクタ―をはじめて見ました!


スクリーンまでキティちゃんです。


博多南幼稚園保護者の会で開催された
片づけなさいと言う前に」の講演での事です。

託児室完備、
保護者席の後ろのほうには「妊婦席」が設けられていて

幼稚園ならではの気遣いや思いやりが随所に感じられる
とても居心地の良い空間でした。


参加された皆さんからその場で質問を引き出し、
それに答えながら進めていく今日のスタイルは、
どんな質問が飛び出すかわからないというドキドキの緊張感です。

会場のママたちから出された12以上の質問は
「あるある!」と共感を呼び、
リラックスしたとても楽しい講座になりました。


起業して10年以上経ちますので
これまで大小含めて片づけをテーマにしたセミナーはすでに700件を超え、
およそ10,000名以上の方々にお伝えしてきました。

毎回反省あり、気付きあり、で
今でも 毎回改善を繰り返しています。


最初から人前で話すことがうまくできていたわけでは決してなく
「講師なんて私には向いていない」と
逃げ出したくなるセミナー前夜が続いていた初期の頃を
今、懐かしく思い出しています。


現在進めている新人研修のメンバーのうち
年内に講師デビュー予定のスタッフが2名、

うち1名がいよいよ明日デビューです。

明日の60分のために3か月前から準備してきました。

主催者との打ち合わせや会場の下見、
目的に合わせたテーマを決め、
企画書にまとめ、
パワポに落とし込み、

すべて自分で経験してもらっています。

厳しいダメ出しに対して
やり直しを何度も何度も繰り返し

話すトレーニングを積み重ね、
言い回しを変えてみては原稿を書き直したり…

アドバイスやダメ出しをしながら
あきらめない情熱は見上げたものだと
私は密かに感心していました。


今は「とにかく元気に明るい笑顔で!流れに乗れば大丈夫だから!」
と まるで母が娘を心配するかのような心境ですが

努力は必ず報われることを
私は知っています。

ファイト!   原 千尋 !!










シュレッダー オーバーヒート!

2017-11-20 01:20:08 | 整理、収納、の話
最近 お客様のお宅で16年分の書類を整理し、
シュレッダーにて処分をしました。
 

        (画像拝借:フェローズ)

いつか時間ができてから、と思っているうちに16年も経っていたのですね。
 
毎月のカード明細書だけでも
封筒に同封されている様々な案内を含めると実に1,000枚を超えていました。
 
個人情報が記載されているものは 次々とシュレッダーへ。
 
家庭用シュレッダーは年々進化していて
ここまで細かく裁断できるのか!と感動的なほど、
ふわふわのパンヤのようになって
あっという間にダストボックスがいっぱいになります。
 
でも。
どんなに進化していても
連続裁断は6分が限界でした。(機種によって異なります)
 
それまで調子よくどんどんパンヤ製造をしていたシュレッダーが
突然オーバーヒート!
働かせ過ぎたみたいです。
 
そうなるとウンともスンとも動かなくなって
やむなくその日の作業はそこで打ち切り、
次回に持ち越したのは全体の4分の3。
 
すべての書類を整理し、
シュレッダーの作業も終了するまで
3名(お客様と私とアシスタント)で 実に丸3日間を要しました。
 
「紙の整理ぐらいすぐ終わるとタカをくっていたけど
こんなに大変だとは思わなかったわ。
一人ではもっと時間がかかってイヤになってたと思う。」
 
16年間ずっと気になっていた書類の整理が終わってほっとされたのでしょう。
やっと一仕事を終えたところですがまだまだ続きます。

さあ、次回からは「開かずの間」に突入です!


 

「新1年生の収納スペースの作り方」

2017-11-19 23:41:29 | お知らせ・セミナーのご案内 ご報告
この時期になるとよく寄せられる片付けのご相談は

「来年小学1年生になるうちの子、
 いろいろモノが増えるから
 収納をどんなふうにしたらいいかしら?」

「現在物置になっている部屋を子供部屋に変えたい」

「自分で学校の準備ができるようにしてあげたい」

などなど。

親のほうもわくわくドキドキ、
お子さまの成長を喜びながらも
同時に収納をどうするか悩むところですね。

そこで
少人数の気軽なカフェセミナー(11/27(月))を企画しました。



タルトで人気の茶家 しのわ(博多リバレインB2F)で
暮らし美人化計画ハウスキーピングSanの新鋭
小野未由紀原千尋、2人の整理収納アドバイザーが
丁寧にご提案やアドバイスをいたします

 詳しくはコチラ

ご自宅の間取り図をお持ちくださると
より具体的なレイアウトをご提案できると思います。

安心してお子様のご入学準備ができますように!






仕組みをデザインしたい~思いはかなわなかったけれど

2017-11-13 05:24:34 | 日記
【福岡デザインアワード2次審査】
11月8日と9日の2日間のチャレンジが 大盛況の中終了いたしました。



2次審査は審査員20名による審査とインタビュー形式
 
参加した福岡の中小企業130社のモノづくりに対する意欲や情熱をは素晴らしいです!
限られたブースの中に 思いのたけを表現する
まさにデザインの力を目の当たりに見ることができました。
 
私などまだまだ足元にも及びません。

 

当然ながら受賞はできませんでしたが、かなりドキドキ。

新たな出会い、次なる目標、
そこから広がる新たな仕事のコラボ などなど。
チャレンジしなければ出会いも気付きもしないことが山ほどありました。
 
今回のわたしのチャレンジは
モノではなく仕組みをデザインすることでした。
 
親から子へ 子から孫へ伝わる生活の中の家事。
それを文化だとするなら
専業主婦がすべての家事を担っていた時代のままではなく
仕事を持つ女性がますます増えていく現代の暮らし事情に合わせて 
新しい生活文化をデザインし、提案していけないだろうか?
 
どんなにお掃除ロボットが普及しても
洗濯物をたたむマシーンが登場したとしても
それで解決できないもっと大切なことを。

それは
数千件のプライベートな生活の現場を見てきた私たちにしか
発信できないことではないか?
 
子育ても仕事も家事も
目まぐるしく過ぎてきた私自身の経験も生かされるのではないか?
 
 
そんなぼんやりとした問題意識から始まったチャレンジ、
これで終わりではなく、ようやく全貌が見えてきたスタート地点です。

引き続き頑張ります!
 
※福岡デザインアワードとは
福岡県と福岡県産業デザイン協議会主催の元、毎年1回開催されているアワードです。
福岡県内の企業が製造・販売する商品やサービスの「デザインを問う場」として、
市場性を有しオリジナリティの高いデザインの優れたものを表彰しています。