さあ、片付けの話をしよう !

暮らしが整えば人生の半分は上手くいく!
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 公式ブログ

 
 

低い収納へ~本の整理

2014-07-28 23:40:11 | 整理、収納、の話
「本の整理をしたい」
K様は子供部屋だった2階の6畳間を
小さな図書館にしたいと夢を語られた。


祖母の時代から4世代にまたがりいつの間にか増えた本は
背の高い本棚4つ分。

苦しそう…。


 その中には
 いまやレアな岩波文庫のパラフィン紙カバー付きが数十冊も!

 昔の岩波文庫は
 旧字体/旧仮名使いで、文字も小さいし難解。

 だけど、文学少女だったK様は
 懐かしいこの文庫本が大好きなのだ。

 
家族が多かった時代はとにかく壁面を利用して
たくさんの本を縦にギュウギュウ収納せざるを得なかったのだけど

夫婦2人で空間をゆったり使える今は
横に低く全て[出し並べ収納]でOK!


 贅沢


というワケで、
今日は高さ90㎝の文庫本用本棚を6個組み立てて
腰窓の下にずらりと並べ、低いライブラリーのレイアウトが完成しました。

この後はご自分の好きな分類で自由に600冊(約)選んで収納してくださいね。

K様は明日からその作業を「ゆっくり座って」楽しみむはずです。



電子書籍も読むけど 古い岩波文庫の水滸伝も好きというお孫さん達が
いつでも遊びに来てここに籠ることができるようにと

そんな優しいK様の本好きのDNAは
こうして継承されていくんだろうな。

 
 今日も幸せな仕事をさせていただきました。

 ありがとうございます



夏休み!子供のお片付けはゲームのように

2014-07-26 11:55:13 | お知らせ・セミナーのご案内 ご報告
夏休みだ!
さあ、お片付けしよう!

でもその前に

ママも子供達も一緒に学習してみない?
「そもそも片付けってなんだろう?」

宇美町家庭教育学級のそんな呼びかけに昨日は
20組超の親子が参加してくださいました。


写真は高学年女子チーム、
「文具の分類法」を模索している様子です。

   みんな しんけ~ん



 講師は弊社ハウスキーピングSanの冨永由美。
 


「わが子が片付け上手になりますように」
 ママ達は そう願って見守ってくれています。


冨永講師は言います。

高学年男子はかわいか~

講座の始まりの頃は
隠す様子もない「めんどくせーーー」態度だったのに

ワークの時には目をキラキラさせて取り組んで、
自分の分類法の根拠を熱く語ったり、

女子を意識してか無意識か ちょっとカッコつけたり・・

まるでゲーム感覚。」と。


高学年ともなると
「俺様の部屋」
「カワイイ姫部屋」も充実し、
散らかり度も充実してくるころ。

  
散らかり度が高いほど難易度も高いからね、
整理と収納で戦略的に短時間で攻略しようぜ


って、
ゲームのようにワクワクさせるのが
子供のヤル気を引き出すんだと
ママ達も気付いてくれたら嬉しいな。


楽しい富永講師の夏休み講座、
次回は自由研究にも使える「お掃除のプチ科学!」
福岡市中央区で開催します。

改めてご案内しますね!

お楽しみに。






リノベーション住宅

2014-07-20 20:26:21 | リノベーション×収納計画
築35年。
Y様の住宅がリノベーションによって
こんなにも開放的に明るく
そして
楽しい家に生まれ変わりました


もともと無かったはずの吹き抜けには遊び心が満載。

望み通りの自由設計ができるのもリノベーションの良さなんだなあ。


今の家族構成やライフスタイルに合わせた大規模改修工事は
一時的に引っ越しを伴う一大事だったそうですが、

事前の緻密な収納計画と
35年分のモノの整理も同時進行されて
収納スペースにはうらやましいほど余裕有り!



ここはアクアルーム。
リビングからも見えるような間取りには
生き物も家族だという愛情が感じられます。



子供部屋のぬいぐるみ置き場も最初から指定席確保。
 宝物だものね。



Y様、お披露目会へのご招待をありがとうございました!

設計士の方のお話も伺いながら
(しっかり飲み食い付き
 なぜか短歌の話題でも盛り上がりって、楽しいひと時でした。


素敵なご家族の未来がここで育まれていくんですね。

お幸せに~!

お茶とジュース、どっちがいい?

2014-07-17 01:05:47 | 日記
昨日、わがオフィス(と言っても自宅ですが)を訪ねてくれたのは
メガネが良く似合う見知らぬ中2の女の子

実は、授業の調べ学習のテーマを
「よい片付けとは何か?」にしたそうで、

専門家をインターネットで探して私を見つけてくれたらしい。

(と、事前に学校から連絡がありました)


「片付け」をテーマに選んだのは自分が苦手だから・・・

と、最初はとっても緊張していたので、
こっちからいろいろ質問してみた。


「暑かったでしょう?冷たいお茶とジュース、どっちがいい?」

「お茶がいいです!」

「はあい!ちょっと待ってね

とか、

「片付けってどういう意味だと思う?」

なんて
親戚のおばちゃん家に来たふうな雰囲気で盛り上げて
いろんな話しをしているうちに笑顔も出、

最後には 

自分の机をまず整理しますと約束して帰ったのでした。



ジュースではなくてお茶を選んだ中学生。

外が暑かったし、緊張でのどが渇いていたから
今の自分に必要なのは甘いジュースではなく、
お茶のほうだと、

自分で決めた。


これが取捨選択だよ、
これが整理の基本。


彼女はこの先 どんな高校や大学に行くんだろう
どんな仕事をして どこで暮らして
どんな人と結婚するんだろう。

たくさんの選択肢から自分にとって必要なほうを選んで決めて、
時々悩んだり失敗しながら人生を歩んでいくんだろうな。

あなた方にはうらやましいほどたっぷりの時間がある。

その日常がすべて取捨選択。


そんな話もしちゃったけど

さて、
彼女はこの授業をどんな風にまとめて提出してくれるんだろう。

彼女なりの「よい片付けとは?」

  答えは私にはわからない。
  あとで教えてって言うんだった・・・

なんてったって収納!その後

2014-07-09 00:24:54 | 整理、収納、の話
新築はなんてったて収納!
と 1月10日のブログで紹介させていただいたN様の新居が完成し、
新しい生活を始めて2か月。


ご夫婦でとことん話し合った「我が家の理想の暮らし」実現のために
必要な設備や間取り、
住宅メーカー選び、など

様々な工程をクリアーするのは大変だったと思いますが、

想像以上にとっても快適です」と
今日嬉しいご報告をいただきました。



成功の秘訣はやっぱり
なんてったって収納! なのでした。


N様の場合 ラッキーなことに
家を建てる前に住んでいた賃貸マンションの家中を整理収納をして
現状をしっかり見つめる機会があったので

 「なぜ片付かないのか?」

その理由が

「自分達のライフスタイルに合わない動線(間取り)と収納スペース」である、ということが浮き彫りになったのでした。



 家を建てる決心をされたのはそれから間もなくでした。

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建物にライフスタイルを合わせるのではなく、
ライフスタイルに建物を合わせる
ために。



引っ越しの時は思い切って捨てきれなかったモノを捨て
「今は頭スッキリで暮らしています」
 (こんなにも素敵な印象深い言葉ってめったにない!
と、

晴れ晴れとした電話の向こうのN様の声は
「片付かないストレス」に悩んでいたことがまるでウソだったように
華やいでおりました。


N様
本当におめでとうございます!
 お幸せにね

入力と出力

2014-07-05 21:20:52 | お知らせ・セミナーのご案内 ご報告

収納セミナー「片付けなさいと言う前に」
昨日は筑紫野市山口小学校家庭教育学級にて開催させていただきました。

ケーブルステーション福岡(CSF)の取材も入って
夜のニュースでも取り上げていただいたようです。

私は見ることができなかったけど
筑紫野市、春日市、大野城市の方に
ご覧いただけたかなあ。



写真はチームごとのワーク 発表の様子です。


しゃべり始めたら止まらない皆さんから
たくさんの「片づけ問題」噴出!

限られた時間の中で
一つでも片付けヒントをお持ち帰りいただきたくて
盛りすぎてしまったと後で反省してます。

  皆さん ありがとうございました。



午後は博多へ移動して
収納ドクター長柴美恵さんの時間整理術(整理収納アドバイザー3級)に参加して
今度は自分のための学びの時間です。


時間の整理については様々な文献が出ているので
これまでもイロイロ読みました、

けど

どうも 実践に繋がらないかったのよ。


今回の講座は明解な切り口の長柴講師。

すご過ぎるぞ、この人。

3人のお子様を育てながらハードな仕事をこなし
睡眠3時間だった!
それを時間整理によって
睡眠を6時間確保するメソッドを作り上げた女性。

半端じゃない。
言葉一つひとつにエネルギーが漲ってて
しかも 面白い


自分の時間の使い方がどんだけヘタクソかということを
思い知らされましたわよ

 ムダな時間=人生のムダ


そうよ、人生も後半戦
ムダなことに時間を浪費している場合じゃない~

ムダな時間はどんどん捨てて行くべし!
そのかわり 本当に必要な大切なことにだけ時間を使うべし!
 (ダラダラする時間も私には必要な大切な時間です~。)


これって モノの整理と一緒だね。

つまり どう生きるかということ

セミナーの講師は自分の経験を体系化し出力する、
セミナー受講は体系化された他者の経験を入力する。

両方でバランスが取れるとしたら
昨日は最良の日でした。

長柴さん、ミラクルをありがとうございました










次女のトラウマ「お下がり」

2014-07-05 00:57:03 | 整理、収納、の話

興味深いメッセージをいただきました。
先日整理収納アドバイザー2級認定講座を受講してくださったIさんからです。


洋服をたくさん持っているご近所のお友達とIさんが片付け話しをしていると

そのお友達が、
「【姉は新しいものを買ってもらえてたけど、私はお下がりばっかりだった
とおっしゃって、
なんだか整理の神髄を見た気がしました。」と。



きっと何気ない立ち話から 偶然ご自身が気付かれたのでしょう、

洋服を捨てられない自分がいつ形成されたのか、

そんな過去が現在にも影響を及ぼしていることに。



そういえば、
長女だった私は
いつも新しい服を当たり前に買ってもらっていたけど、

今頃になって妹の気持ちをおもんぱかって
愛しく思い出しています。


大好きな姉のお下がりが嬉しかった」と言う人もいます。


お下がりひとつにも
人それぞれ受け止め方に個性があることを
今更 私も気付かせていただきました。



ああ、そうだったのか」と
Iさんのお友達が 過去の自分の心境を思い出して

 洋服の整理をするきっかけになればいいな。

次女には次女の、
長女には長女の

それぞれの良さと悔しさの両面があるものだし。


大人になってやっと理解した子供時代のトラウマ。

消すもよし、
持ち続けるもよし。

決めるのは自分。



 人間って本当に なんて愛おしい










収納と建築がセミナーで交わるとき

2014-07-04 00:41:00 | リノベーション×収納計画
 建築に関わる男性ばかりの研修会と聞いてひるんでしまって、

私は一般家庭の収納アドバイス専門ですから、建築のことはわかりませんので」と
 せっかくのお招きを最初はお断りするつもりでした。

 が

「だからこそお願いしたい!」と
わざわざ足を運んでくださったK氏の情熱と

 彼の口から伝わる地元・宗像市に対する想いや
 仕事に向き合う真摯な姿勢に感動して

身に余る大役をお引き受けいたしました。


 昨日、市民公益活動団体「住マイむなかた」研修会。
  
収納セミナー「あなたの住まいづくり、間違っていませんか?」
  こんなドッキリテーマに
  こんなに集まってくださって
  思いがけない反応にビックリ!です。


私は建築のことはさっぱり素人だけど、
建築物に「住まう」ことの 収納についてはエキスパート(自称)だ。


片付かない悩みを抱えているご家庭では

実は間取りや収納スペースの造作に問題があることが案外多い。
そのことを私はきっと誰よりも知っている。

 なぜこの寸法?
 なぜこの場所に?
 住む人が使いこなせない収納をなぜ作る?
 
 そんな事例は山ほどあります。


これまでは、気を悪くさせたらいけない、と思って、
いえ、
嫌われたくないと思って、
あまり公に言わないようにブレーキをかけていたことなのに

「そういうことを聞きたい!そういうことを伝えて欲しい!」
 とK氏は思いがけないことをおっしゃるものだから、

「いいの?その気になって」と、未来が開けた瞬間でした。

 
辛口な内容を笑顔笑顔で臨んだ昨日は、

不思議と会場いっぱいに一体感が充満していて

たくさんの質問もいただき、会話のやり取りも楽しくて

たしかな手ごたえを得ることができました。



講演会後の懇親会では(私は参加できませんでしたが)

「すごくいい講演会だった」
「どうやって講師の先生と知り合った?」
「開始早々のパワーに圧倒された」などの感想が寄せられ、

いつもは辛口の方ですら 今回は満足いただいた笑顔で 
大成功でした、と
K氏からご連絡をいただきました。

 (彼もイチかバチかの勝負だったのかも。)
    よかった~。受け入れていただけた~。


それにしても
男性率90%!
 建設・建築業界はまだまだ男社会なのですわ。


「だからこそお願いしたいのです」
この言葉があったからこそ私も勇気をいただいて
チャレンジすることができました。

Kさん、ありがとうございました。
ご縁に感謝いたします