さあ、片付けの話をしよう !

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暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 公式ブログ

 
 

脳はめんどくさがり屋

2023-12-29 19:39:40 | シニア世代の片付け
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

年内にどうしても終わらせたい私的な用事、それは粗大ごみをひとつ捨てることでした。

粗大ごみを捨てるには、市の環境課に電話かLINEで回収の予約をする必要があるのですが「捨てよう!」と決めてから3ヶ月経っても予約ができていません。
とても簡単なことなのに、なぜ?

あ!と思い出しては、でも今ムリと後回しにしてまた忘れる繰り返し。年だから?

整理収納を目的としたお客様のお宅の物なら決して忘れたり先延ばしにしないのに、どうして自分の事はこうも後回しになるのかと我ながらあきれました。

最近はLINEがとても便利で、回収予約と決済が同時に済むし、24時間いつでも申し込みOKだし、それも慣れたのに。
なぜ?
いつまで笑ってごまかすつもり?

 

気付けば年内最後の回収に間に合わないかも!という段階でようやくスマホを手に、わずか1分で回収予約完了。
決められた日に玄関前に置いて仕事から戻ってきたら、魔法のように消えていました。
ありがたいことです。

こんなにも簡単なことを人は(私は)なぜすぐやらないのか。

諸説ありますが、東洋経済によると、人間の脳は命に別状がない限りできるだけ変化を避けて現状維持をしようとする防衛本能が働いているとあります。
これは能力や性格、やる気の問題ではなく、この脳の防衛本能が原因で、脳はとても面倒くさがり屋だというのです。
この辺りは片付けのお客様宅で存分に経験させていただきました。
(私自身も相当な面倒くさがり屋ですが)

なので、いっきに完璧に物事をやり遂げようとすることは、脳の仕組み上難しいのですね。

そう聞くと、安心感で満たされてしまう私。
ともかく年内に捨てることができたので気持ちのケリはつきました。
片付けに関しては、だから専門家の視点やゴール設定のサポートがとても効果的なのですね。

 

12月17日~40代から考えたい~明るい未来につなぐ100年ライフの暮らし展の様子です。
面倒くさがり屋の私達は、常識と言われる捨て活より、一見非常識であっても気楽な方法が向いてるよと、いくつかの事例をお話させていただきました。

本日をもって2023年のすべての業務が終了いたしました。
本年もたくさんの方々に整理収納を通してお世話になりました。
本当にありがとうございました。
無事に年末を迎えられたことに感謝いっぱいです。

皆様も 穏やかな新年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 

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可燃?不燃?使い捨てカイロ

2023-12-21 22:07:28 | 整理、収納、の話
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

今日の福岡市は最高気温3℃。
キリリと冷えた12月の街には、鮮やかな赤がよく映えます。

 

 

 

12月は使い捨てカイロがありがたいですね。でも使用期限があるので買い過ぎにはくれぐれも注意をしてください。
あるお宅で、使用期限が10年以上過ぎていたカイロはさすがに捨てる判断をしていただきました。

さてここで分別クイズです。
これは可燃ごみ?
それとも不燃ごみ?

福岡市は「不燃ごみ」ですが、転勤で移住してこられたお客様は「大阪は可燃ごみだった」と教えてくださいました。

 カイロは何でできているのか改めて興味がわいたので調べてみました。よかったら桐灰カイロご一読を。



では、画像のような木のハンガーでフックが金属の場合は?
福岡市は「可燃ごみ」に出せますが、大阪は「金属部分は不燃ごみ」なのでペンチなどで分解して捨てていたそう。


地域によって分別の方法が異なることはよくありますが、意外にも片付けを阻害する一因になるので、正しくお知らせできるように最新情報をいつもチェックしています。
2026年度にはようやくプラスチックごみの分別回収が福岡市内でも始まるようです。

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カーテンフックはどこ?メンテナンスという分類

2023-12-07 08:40:00 | 整理、収納、の話
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

「さとさん、カーテンフックが劣化して壊れたの。予備はどこに収納したか覚えてます?」

 

1年前に片付けをサポートさせていただいいたお客様からふいにLINEが入りました。

正直、私も正確には覚えておりません。
何しろ、年間延べ300件以上訪問していますので記憶はいつも曖昧です。

でもご安心を。
正確な即答はできなくても予測はできます。

ほとんどのお宅で所有している「カーテンフックの予備」は「メンテナンス用品」という分類に決めているので、最初の提案書を見れば、およその定位置が記録されています。

こちらのお宅の場合、階段下収納の左棚に「メンテナンス用品」と記載していました。
「時間が経って多少変わっているかもしれませんが、そのあたりを探してください」と提案書の写メと共に返信しました。
「すぐ見つかりました!カーテン小物と書いた箱!自分でラベルまで書いてたのに忘れてた!」とLINEが入って一件落着です。ほっ。

「メンテナンス用品」は、弊社オリジナルの分類法ですが、このコーナー(略してメンテコーナー)が家庭の中にあるととても便利です。

メンテナンスとは、建物、機械、システムなどの維持補修だけでなく、暮らしの中にも必要不可欠。
普段あまり意識されませんが、そのためのグッズはお宅にも様々あることでしょう。

今回のように劣化しやすいプラスチックのカーテンフックもそうですし、床の補修クレヨン、家具やレザーのワックス、ドライバーや釘はまとめて工具箱に、衣類の補修に欠かせない裁縫箱もそうです。
家電のフィルターや部品も紐づけて同じ分類にしても良いと思います。

ひとつひとつのアイテムを記憶するのは大変だけど、大まかにグループ化して名称を決め、一カ所に収納するこの方法は、収納場所を忘れても思い出せるのでとても効果的。是非取り入れてくださいね。

 

猫をモチーフにした窓飾りをステンドグラスで作ってみました。
窓ガラスに透明フックで固定しています。フックは我が家のメンテコーナーからささっとね。

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