山田玲子さんごめんなさい。
あなたを差し置いて見てきてしまいました。
NYマダムのおしゃれスナップ展(渋谷西部)をば!
しわっしわな笑顔に真っ赤な口紅
大きなアクセサリーをジャラジャラ身に付けて
丸まった体に原色の服と幾何学模様の服を重ね、
つば広の帽子に
激しく個性的なサングラスの女性が
「80にしてはすごくいいでしょ?」と
カメラの前でポージング。
たとえ「そこまで主張しなくても…」
なんて言われてもまったくお構いなし
ファッションを心の底から楽しんでいる
NYマダム達は皆オーバー60。
年齢を重ねることが楽しみになるような
見た人を皆元気にしてくれる写真展でした。
マダム達のメッセージも素敵なのです。
「年をとるほどクリエイティブになるの」
「若く見えるより魅力的に見せたい」
「生まれたのは大恐慌の真っただ中よ」
「いつも自転車よ。着ている服を見せびらかすことができるでしょ?」
100歳だって生命力にあふれた生き方の女性もいるし
杖も車いすも全部受け入れて
「今」をファッションで楽しんでいる150人のマダム達。
「やんちゃに年をとることよ」
はい!
高齢化社会をネガティブにしないで
こんなふうに楽しんじゃえばいいんだ。