巨大滑り台

これはまだ東京に行く前の現場写真ですが、屋根面が巨大滑り台となりました。これを目の前にして、思わず興奮してかけ登ってしまいました。降りてくる時は、スキーの斜面をイメージして滑り降りたくなりましたね。折れ曲がるあたりは結構な急勾配なので、FRP防水が仕上がったら登るのは結構大変かも。。それにしても大工さんの腕にはホントに恐れ入ります。図面では書いても自分では絶対作れないですから。。
そういや、東京では伊東豊雄「建築／新しいリアル展」も見てきました。空と一緒ではそんなにいろいろ行けないと思っていたのが、結構いろいろ見て来れました。展覧会だと静かで空にはよいですが、来場者に迷惑がかからないか気になるところ。。しかし、なんとか静かにベビーカーで一緒に見て回れました。面白かったのが、実物大で波打つ床の大空間をつくっていたのが、ベビーカーも一緒に入って見れたこと。波打つ床はバリアフリー（段差を気にせず押していける）でありながら、上がったり下がったりとアトラクティブな空間体験ができるので、母子で楽しんでこれました。（この床ってこの写真の現場と同じくベニヤを短冊に切って少しずつ曲げて貼っていましたが、同じような手法でしたね。）また、その空間壁面の実物大図面がこれまたスケール感を実体験することができておもしろかったです。かえって映像なんか使うよりリアルな空間体験ができるという意味でも展示も新しいリアルを感じました。