考えごとの家日記。

一人暮らしのつもりの考えごとの家が8年経って一気に三人暮らしに?そして今や4人暮らし!?

赤ちゃんスケール

2006-05-31 21:49:21 | 建築
建築空間を考える時、人体のスケールも元に寸法を決めますね。だいたい自分基準に考えてしまうので、158cmの人体スケールが身に付いております。
たまに子供の寸法を意識すると、同じ寸法でも椅子が机になったり、机が隠れ家になったり。。と、寸法のもつ意味がずれていくことを意識するようになります。以前、インスタレーションで犬小屋サイズの家を作った時、よちよち歩きの子供がそのままよちよち入って行くのを見て、感激したことがあります。小さいということは、いろんな場所に入れることになり、空間の可能性が広がるのだな~と。

そこで、赤ちゃん、特に新生児の赤ちゃんてどんなに小さいかちょっと考えてみました。
空の身長はだいたい50cm。私の身長から比較すると約1/3で膝下ほどしかありません。ただし、まだ立って歩かないので、こういう構図はあまり存在しません。が、立って大人と同じように行動できるとなると、空間のつくり方が随分と異なるでしょうね。70cmの机下が十分歩き回れる空間に。階段の蹴上げは3cmとか。。
また大人と違って、3~4頭身しかないので、手足が特別短く小さい感じがします。足をM字に縮めているとほんと手のひらサイズ(ちょっと大げさか)。最近は私の布団で一緒に添い寝するのですが、間近で見るといかに自分が大きいかと思わされます。
そして、体重は約3kgですね。私から比較すると約1/1●とこれまたかなり小さいですね。この軽さはおそらくペンギンサイズ?ロンドン動物園のペンギンプールを思い出してしまいました。あんなに薄いスラブでも建築が可能となる?

またスペースも半畳で赤ちゃんの一部屋分ほどだったりして、2LDKとかが4畳半ほどでできたりして。。こんなことを考えていると、ままごと的に赤ちゃん用の間取りを実物大でつくってみたいと思ったりしました。自分の家の6畳分の机の上に間取り書いてままごとしてみたい。。とか。