百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

『逢いたかったぜ』、こんな心沁む好い歌 オイラも唄いたくなりました 

2019-04-11 21:17:03 | 日記






 H30.7.8 BS-171『ちあきなおみ 魂の熱唱! 伝説の名曲20曲』で放送された 彼女の『逢いたかったぜ』を聴いてから、未だにその時の衝撃が、カラダに刺さったままです。楽曲の見事さも相俟って、史上NO1の歌といっても過言ではない、それはそれは実に 実に素晴らしい歌!!!。以来オイラは、ちあきさんは、ひばりさんより上、つまり史上NO1の歌い手さんではないだろうかと、少なくとも歌唱力についてはそう断言できるという確信を持つに至ってます。

自分でも唄いたくなりました。2冊持っている演歌流行歌楽譜本のうち、難易度の低いほうの譜面を参考に、この ↓ ギター譜を作りました。イチバンいいなと思うところは、3番の詞のラスト2行 です。「オイラもこんなとき あったよなぁ~・・・」と、涙が滲んでまいります。



で これからは、もっと気楽に 楽器に触れられるようにしたいという思いにも及び、ピックアップとアンプ内蔵の重たい分ではなくて、50年以上も前に買ってる 何十年も放りっ放しの 軽い クラシックギターを使おうと、そしてこの使い勝手の改善も この際 図ったらどうかと考えました。

このことは、直ぐ簡単に出し入れできる新たな仕組みを創り上げることに他ならず、で、当庵を作るとき 材木屋の かっちゃんがくれたまんまで残ってる 欄間の片割れ材 の使用を思い付き、結果 このような ↓ ギター収納棚 が実現したということであります。


そして いよいよギターを手に、第2弦を 440Hzの音叉の音に合わせる作業がスタートの調弦に取り掛かるのですが、糸巻きを回しても音が変化しません。プラスチックの巻き付けが割れてました。触るのは20年振りくらいで 50年以上も前のギターとしたら、当然なる成り行き。ベグと弦をネットで取り寄せ 取り替えました。実は、ペグの金属板形状に係る選定ミスを犯してますが、機能的にはノープロブレムにつき 捨て置きです。なお此度は ギターが素っ裸になる絶好の機会につき、ギターポリッシュを取り寄せ、入念な化粧直しもやってます。

こんな簡単な譜面でも、オイラにとりましては かなりの難物でして、相当練習しないと 流れるような塩梅にという具合には参りません。でも、カタコト伴奏ながらに 唱ってます。いい歌です。で こうして歌う度、感心させられてます。当たり前のこととは申せ、プロの演奏家さんたちの 腕の確かさについて。

 最近はテレビ放送から、オイラ好みのイイ歌というのが なかなか拾えません。そんな中、めずらしく出会った歌の一つが これ。H31.3.8 NHK-BSP『新・BS日本のうた』で 竹島宏さんの唄われた『ブルースカイブルー』。「こういう歌を唱いたいんだ~」という宏くんの叫びも聞こえてきた 素晴らしい歌でございました。

そして、30年前の歌なんて信じられません、放送されるたんび、ますます綺麗に 上手になって、めっちゃ味わい深い歌を聴かせて下さる マルシアさんの『ふりむけばヨコハマ』。下は H31.2.2 BSフジ『土曜エンターテーメント』の歌唱画面。
 

そういったオイラ好みの歌ばっかし取り込んだ、現時点の最新CDが これであります。どうかひとつひとつのアイテム、チェック下さいますか。めっちゃいい歌ばっかしだと思います。
 
(写真中 ④『さくら』に小玉友里加さんとありますが、正しくは小玉友里花さんであります) 

 ところで H31.3.24 と H31.3.30 の 2日に分け、『BS-TBS 日本名曲アルバム スペシャルコンサート 2019』の模様が放送されてます。ハルモニア・アンサンブルさんの『花~すべての人の心に花を』が カットされていたのが残念だったですが、今回のスペシャルコンサート、全体的には おとなし過ぎるのではないかという印象でして、舞台から ワーっと押し寄せてくるものとか、ビンビン心に響いてくるものとか、なんか乏しかったような気が してならないのです。

端から3番目、前から 9列目に座るオイラですら、そう感じられるのです。出演者さんたち各位の熱気とか情熱のようなものを発散するパワーというものに欠けてたのだろうか、あるいは何本かある集音マイクのミキシング調整に抜かりがあったのではないか などと思えるのです。

それは、テレビ放送でも顕著に伺えます。昭和音大さんの『贈る言葉』は、もっともっと好い歌だったはずなのに・・・以前 石井桐花さんがソプラノソロを受け持たれてたときのパフォーマンスは、あんなに素晴らしいものだったのに・・・という思いが残ります。ソプラノの集音マイク出力をもっと高めないといけなかったのではないか と思ってます。

ただ、1回目の放送で めちゃめちゃビックリしたことがあったのです。

ラストのダシモノ、Jスコラーズさんが『ブルースカイブルー』を歌い終えた後、昨年の放送では 2度ほど映っていたのですが、親父そっくりな爺さんが、今年は 当番組では珍しいアップ映像で数秒 映っていたのです。オトンにとてもよく似た爺さんだけに他人事と思えず、この不思議なジイサンから目が離せません。

  
  

 < 追 伸 >
 本稿とは全く関係ないことですが、わが賢妻が関係する珍しい出来事を紹介させていただきます。仕事を辞めてから始めた野菜作りですが、今年は かなり上手くなってまして、こんなダイコン作品(H31.2.27撮影)も作り上げてました。なかなかなもんです。
 
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