ある日 森のなか くまさんに 出会った~♪
誰もが知っている童謡ですが、
現実はそんなのんきなものでなく出会ってしまうと大変です
私は以前、よく中国山地の山々へ日帰り登山に行っていました
実際に熊に遭遇したことはありませんが熊の生息域にて、
今、ツキノワグマを見たから気をつけて、
とほかの登山者から声をかけられたことがあります
一瞬帰ろうかとも思いましたが、気を取り直して恐るおそる歩きました
その当時は、熊鈴さえ鳴らしておけば熊の方が逃げて行く、
というのが定説だったのでそこまでの恐怖感はありませんでした
中国山地は比婆山、臥龍山、恐羅漢山などブナ原生林も多く、
熊の食事跡と言われるクマダナはあちこちで見かけました
そんな熊の生息域に人間が入って行くわけですから、
ある意味自己責任的な部分もあろうかとも思います~
熊に限らず、野生動物に遭遇することは危険で怖いと感じています
イノシシ、シカ、サルなどとは、
1対1、もしくは1対群れで対峙したことがありますが、
そのキバやツノなどの前には、丸腰の人間はひとたまりもありません
戦うすべすら知らないのできっと無傷ではすまないでしょう
幸いなことに、これまでその襲撃を受けたことはありませんが、
屋外で突然出会ってしまった時は、
頭はまっしろ、金縛り状態でなすすべもありませんでした
現在は散歩しているだけで、あるいは自宅の庭にいてさえも、
熊に襲われるという危険な時代になりました
北海道では、熊の駆除に対する苦情が殺到し、
役場は業務不全になっていると聞きました~
本来なら熊対策に充てるべき時間を電話対応などに追われているそうで、
こうした行為は業務妨害にほかならないと個人的には思います
生き物の命が大切なことはあたりまえで間違いありません
子どもに聞いても熊さんを殺すのは良くない、と答えるでしょう
つづく~