広州 ☆ Hopeful Life

2012年8月から2017年3月までの広州生活の記録です。 子どもの写真付はカテゴリーから

马蹄糕(クワイゼリー)作り

2015-11-10 20:20:12 | 広州日記
大学生ボランティアによる交流活動の、马蹄糕(クワイゼリー・クワイ餅)作りに参加しました。
马蹄糕mǎtígāoは飲茶の伝統的な点心の1つで、昔はお家で手作りすることも多かったとか。

马蹄はクロクワイのことで、日本のお節料理に使われるクワイとは違う種類なんだそう。
サクサクとした歯触りで、ほのかに甘くて、広州では炒め物や餃子に入れることが多いようです。生でも食べられるので、果物みたいに食べる人もいるそう。秋~冬にかけてが旬だって!

クロクワイの薬膳作用
「性味・帰経」甘、寒 帰肺胃経
「効能主治」清熱去痰、止渇、消黄疸 
→ 消渇、黄疸、熱淋、目赤、咽喉腫痛、肺熱、咳を治療する




马蹄糕 (クワイゼリー・クワイ餅)

《材料》
・马蹄粉 250g (クロクワイのでんぷん粉)
・水 750ml + 750ml
・黄片糖 290g
・马蹄 4~8個(好きな量)

《做法・作り方》
① 马蹄粉に750mlの水を入れ、固まりを混ぜる(开浆)。
② 鍋に黄片糖、水750mlを入れて煮溶かす。
③ 马蹄は皮を剥き、粗みじんに切って②に入れ弱火で2分煮る。
④ ①の浆jiāng(濃水・どろっとした液体)をよく混ぜながら(冲浆chōngjiāng)、1/5位の量を③の鍋に注ぎ、よく混ぜる。(透明になる)
⑤ 火を消し、①の残りを全部鍋に注ぎ、よくかき混ぜる。(白っぽいままでOK)
⑥ 油を塗った器に流し入れ、蒸し器で20~30分蒸す。
⑦ 全体が透き通り、爪楊枝を立てて倒れなければOK。蒸し器から出し、冷ましてから切り分けて出来上がり。


冷まさないと食べられないので、タッパーに入れてもらって持ち帰りました。できたては熱くてどろっとしてたけど、夕方には冷めてプリンプリンに。
薄いカラメルの香りでほのかな甘さ、プリンプリン?ブリンブリン?の食感のゼリー?お餅?にシャキシャキのクワイがおいしかったです(*^^*)
うちでは兄ちゃんは喜んで食べたけど、妹は見た目で嫌がって、ちょっと食べて「やっぱりいらない」って(´-ω-`) ほんと妹は見た目の好みで好き嫌いするからもったいない!



活動では、马蹄糕を蒸してる間に飲茶についてのクイズや説明をしてくれて、茶艺(茶藝)で淹れてくれた铁观音(鉄観音)を飲みながら、同じような马蹄粉を使った点心をいただきました。
1つは杂粮糕záliánggāoという、小豆、黒米、麦、粟などが入った物。雑穀のプチプチ食感が楽しかったです。
もう1つは千层糕qiāncénggāoという、椰子奶(ココナッツミルク)を混ぜた物と交互に重ねて蒸した物でした。

お餅が好きな人なら、马蹄粉を使った点心も好きな人が多いんじゃないかなぁ?
飲茶のデザートはマンゴープリンか杨枝甘露にしちゃうことが多いけど、马蹄糕があったら今度は頼んでみようかな( ^ω^ )






最新の画像もっと見る

コメントを投稿