3.11後の世界

その後の世界について書きます。

ニュータウン  放射能

2012年02月19日 14時21分09秒 | 日記
オレは 旧来の町に生まれ 小学校1年半ばより
戸建て中心のニュータウンで生まれ育った。
子供心に 色彩感はよく覚えている。
町はグレーだった。それが ニュータウンでは白になった。
未来が開けていた。不安を全く感じさせなかったわけで 
つくられた未来感あふれる小さな箱の中で 少年期を過ごしたことになる。
しかし それは箱庭のごとく小さな小さな箱だった。




その当時は田中角栄列島論の空気の流れを汲んだ時代背景があり(ニュータウン造成もその象徴だろう) いつかはクラウンは新聞を賑わし
男たるもの 一家たるもの 夢のマイホーム という空気感があった。

ざっくりすぎるほど流れからいくと
高度成長 それから バブルがあり 大店舗法があり 失われた10年 といわれた時代があり(その他いろいろあった)
今にいたる

その日その日の生活や仕事に追われ、あっという間に時代が変わったことを考えることがある。

最近 時間がとれるようになり、過去の街をのぞくことができるようになった。
というかどちらかというとそういう作業を避けていた部分もあるのだが

各地に乱立したあのニュータウンは今や その当時の勢いはなく
オレの育った街もその影響を受けている。
その当時なかったような 大手関連のメガストアが近くにできていることも驚きで
そういうパーツをみることで 全国どこでも このような現象が同時多発的に起きいたことを今さらながら確認する。

オレのニュータウンやその 近隣は
山を切り開いて 段々畑のようにつくりあげられたが
その中に開発途中で家が半分も建たなかった地域がある。
開発時はバブル崩壊時点 1990年前半
オレが確認した 新築時(20年前)の価格は 
当時4千万クラスだったが 
今5百万でも売れない。

ここ20年程の期間で 時代が 変化しすぎたが
前述の流れはいずれも国主導で行われたものが多い。
日の丸親方によりそえば大丈夫のはずなんだが 結果的には全く違う方向にきてしまった現実をみて これからの20年を憂い また その影とは別の光の部分も見る。

国の方針を批判するつもりはない。そういうものだと考えて対処すべきとは思うけどね
ヒカリという点からみると インフラがさらに整備され ストックも増え より便利で快適な未来が来るだろうと思えること(賛否ありと思うので オレはそう思うという程度だけど) 暗い部分でいうと数えたらキリがなくなるのでやめておく
その理由 元来 ひとは あるものにケチをつけるのは得意だけど ないものについて 可能性へヒカリをあてることは苦手だから



さて 放射能について 今日はこんなこと考えている。
オレが一人でモンモンしてても仕方ないんだが こうやって毎日書くことで
溜め込んでいたものを外にだすことで かなりすっきりする。
オレは 楽観的なほうで 実は放射能に関しても大丈夫じゃないかとほんとは半分思っている。現実 直ちに影響がでていないわけで
(目にいえない現実を信じない人の習性はオレも同じ)
信じることができるのは手元にある校正された放射線測定機のみ(just abut 50万)
これだけが客観的現実だったりする
.
心配そうに専門家 聞いて その中に いくつかの楽観的な材料をみつけると過大評価してしまう。 
ただ、今まで人のいうことを真にうけ、そのノー天気な部分でかなり下手こいてきた経験があるだけに ここは かなり慎重に リスク派として考えるようにしている。
直ちに影響はない と思うことも多かったりするけど




例えばこういうことが最近あったんだよね
高圧洗浄機をマスクもせずに使ったあと 週単位で 心臓がどきどきして動悸がめちゃくちゃあった これ 何>?
そういうちょっとした変化
目が充血気味なことが増えているこの頃 
そういう過去との特異点を拾っていくと やっぱりそうなのかな なんて 思うこの頃。(だから心筋梗塞 白血病とかのニュースは気おつけてみるようにしている)
中年以降 放射能は大丈夫的な話を聞いても 実際 心筋梗塞で 40台50台60台
の人が亡くなっているだけに 放射能は気にしてもしょうがないとは思えない。
そして 放射能は 蓄積するもの という現実

すずめやカラスは春のきざしで増えてきているが カラスの大群は いまだにこないし
(そろそろ状況写真も添付しよう)







ちなみにオレの活動エリアの 空間線量は0.06μ~0.08切る当たり
関東でも汚染の少ないエリアに入る。

チェルノブイリのデーターによれば0.13でやばいという文献もみたりするわけで
東京の半分程度 いや三分の一といっておこう のエリアで0.1を超えているところがあるような感じがするので
(全くまだら汚染なので 細かく測定していかないと断定できない現実)
近隣のオレにとっては 今は大丈夫でもいつ同じようになるか ある程度 構える必要があると思っている。
汚染は二年目から進んだというチェルノブイリの話もあるようだし

まあ 放射能も これから 長いおつきあいのはじまりなんだよね。



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