ほんわかと健康に暮らしたいと願う日々

アラフォー・働く母。3世代同居プラス犬と猫。毎日があっという間に過ぎていきますので、その忘備録と愚痴(笑)。

ホワイトカラー・エクゼンプション

2014-06-02 10:09:05 | 

『月月火水木金金』

という言葉があります。

この言葉を知ったのはマユミーヌさんが歌う『アヒルのワルツ』(2007年・

ポニーキャニオンにて発売されたCD)の歌詞で知りました。

休む日を返上して、来る日も来る日も働いた・・・という歌詞の中にでてきた言葉が

『月月火水木金金』。やりがいがあったといえば聞こえがいいですが、

今でいえばいわゆるブラック企業の社員か!ともとれます。

この『月月火水木金金』の出所は1930年代の海軍。

日本は満州帝国を作り、中国を含め米英などの各列強から激しい反発を招きます。

より日本を強くするためにも、海軍は土曜・日曜も返上して猛訓練をしたとのこと。

国民に知られるようになったのは1940年(太平洋戦争開始1年前)に

この『月月火水木金金』という題名の歌が発売されてからです。

詳しくは『日本海軍がよくわかる事典』に載っています。
日本海軍がよくわかる事典[愛蔵版]
クリエーター情報なし
PHP研究所


今、安部政権が取り入れようとしている新たな労働時間制度

『ホワイトカラー・エクゼンプション』

仕事の成果を労働時間の長さで測ることが、実態に合わなくなってきたため、

一定の要件を満たすホワイトカラー労働者(研究者や専門職、はたまた年収1千万円

以上など。条件をどうするかまだ審議中)は労働時間の

縛りをなくし、かつ残業代をカウントしないという制度です。

私自身、社会人になって就職した先が、自分の仕事は自分で管理するという体制のところでした。

比較的月初が暇で、中旬から下旬にかけてが忙しいところでした。

休む時は、「今は自分の仕事はここまで終えて、あとは○○を残すのみです。

いついつまでに仕上げます。」と上司が納得できるよう仕事の状況報告を出して

OKをもらっていました。

自分の抱えている仕事の不透明さをなくしておくことの必要性と、メリハリを持って

仕事に臨むという姿勢を教えてもらった職場でした。

おかげで、長時間拘束させられることが大の苦手になってしましました・・・。

『ホワイトカラー・エクゼンプション』は適用方法を誤らなければいい制度になると

思います。何事も生かすも殺すも使い方次第ではありますが。


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