①バイロン風の不幸
なんという悲観主義だろう。
生きていれば嫌なことや悪いこととも遭遇する。
しかしそれでも生きる意味はある。
それは何かと私たちは常に問われている存在だ。
そこに思いをおくだけで世界は変わるはずだ。
これほどの悲観主義者ではないにしろ、何でもマイナスにとらえる人も多い。
それでは、自分の中で不幸の種をまき、不幸を育てているようなものだ。
(つづく)
「バイロン風」とは、ひと言で言うと「悲観主義」のこと。
旧約聖書のひとつである「伝道の書」にこのバイロン風の不幸がこのように描かれている。
旧約聖書のひとつである「伝道の書」にこのバイロン風の不幸がこのように描かれている。
「すでに死んだ人を幸いと言おう。
さらに生きていかなければならない人よりは幸いだ。
いや、その両者よりも幸福なのは、生まれてこなかった者だ。
太陽のもとに起こる悪いわざを見ていないのだから」
さらに生きていかなければならない人よりは幸いだ。
いや、その両者よりも幸福なのは、生まれてこなかった者だ。
太陽のもとに起こる悪いわざを見ていないのだから」
なんという悲観主義だろう。
生きていれば嫌なことや悪いこととも遭遇する。
しかしそれでも生きる意味はある。
それは何かと私たちは常に問われている存在だ。
そこに思いをおくだけで世界は変わるはずだ。
これほどの悲観主義者ではないにしろ、何でもマイナスにとらえる人も多い。
それでは、自分の中で不幸の種をまき、不幸を育てているようなものだ。
(つづく)