天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2023】「ナポレオン」@61作目

2023年12月02日 | 映画感想
「ナポレオン」

リドリー・スコット監督×主演:ホワキン・フェニックスでフランスの英雄・ナポレオンの生涯を見せる一大絵巻!
…自分、いや勿論ナポレオン知ってますよ!名前とかいつの時代の人とか大体のフワーッとした事は知ってますが、正直そこまでよく判ってないんだよねー学生時代日本史選択だったから世界史やってねーんだよなー(苦笑)、加えて言えば個人的にナポレオンに特に思い入れないし。なんなら割とネガティブイメージすらあったり💦

あらすじ
1789年、自由と平等を求めた市民らによってフランス革命が起こり、絶対王政が崩壊する。フランス国内が大きく揺れ動く中、軍人ナポレオン(ホアキン・フェニックス)は目覚ましい活躍を見せ、皇帝へと上り詰めていくが、妻のジョゼフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)との関係はもつれたままだった。その一方でナポレオンは軍を率いて次々と戦争を繰り返し、ヨーロッパ大陸を手中に収めていく。(Yahoo!検索情報から丸パク)

ナポレオンの人生のある部分に特化して切り取って見せて行く、というタイプではなく、フランス革命でマリー・アントワネットが断頭台で処刑されて世の中が大きく変わっていくよー!てな感じの時代背景から入ってナポレオンが頭角を現し始めたトゥーロン攻囲戦辺りからナポレオンの功績(主に戦闘系)と妻・ジョセフィーヌとの関係を2本柱みたいな感じで時系列に見せるという展開でした。

正直、ジョセフィーヌという奥方について自分ほぼなーんも知らなかったんですが、本作のようにナポレオンが入れ込みまくってほぼ生涯に渡りジョセフィーヌと書簡をやりとりしたり離婚後も何度も会いに行ったりしてたんですかね?そこら辺ちょっと調べてみたけどよく判らなかったんだけど。
まあでもナポレオンの辞世の言葉が「フランス!…軍隊!…軍隊のかしらに…ジョゼフィーヌ!」 だったらしいですから(Wiki参照)少なくとも他の嫁や愛人よりは頭一つ抜け出た存在ではあったんだろうとは思いますね…という訳で、本作の柱ネタの1つでもあるジョセフィーヌ絡みのシーンはとことんナポレオンの俗物感を出しているなぁ~リドリーおじさんはナポレオンになんか恨みでもあんのか?(苦笑)とすら思える「ちっちぇえ男感丸出し」って感じの描写でしたわね。

後はもうね、戦って戦って戦いまくってました。^^;
うんでも自分もこのイメージ強いんだよなー(上に割とネガティブイメージすらあると書いたのもこの戦闘狂のイメージがあるから)実際歴史を紐解いてみるとナポレオンってマジで年がら年中戦ってんのよね。まあ当時は「フランス VS フランスを皆で集まってぶっ叩いてやろうゼ!(イギリス中心)」でヨーロッパのアチラコチラで常に戦火が絶えない状態だったみたいで、それにしてももーちょっと平和的解決を模索するというアイディアはなかったんかい!と苦笑いレベルの戦いっぷり。
ナポレオンは大砲を使った戦術に長けていたようで、途中氷上に敵兵を誘い込むような形にして大砲撃ちまくって氷を割って突き落とすというエゲツない戦法で勝利を手にしていたりして(このシーンは本作の戦闘シーンの中でも屈指の名シーンだったと思う)なかなか映像的にも「流石のリドリー・スコット!」と唸らざるを得ないシーン多々ありましたねー見応えありましたわー。

まーでもねー、リドリーおじさんやっぱり長いんよねー話がねー(滝汗)
言うてもさ、ナポレオンの生涯を見せようと思ったら上映時間158分じゃーまだまだ全然足りないんだと思うんだよね。うんだったらネトフリドラマとかでやれよw
という訳で実はナポレオンって国内政治的にも色々いい事もいっぱいやってるハズなんだけど(ナポレオン法典とかさ)、そういうのぜーんぶザックリぶった斬っててジョセフィーヌのケツ追っかけて目茶苦茶戦争しまくって自国兵何百万人も失ってという…ほらーやっぱりネガティブイメージ強めじゃんねー💦





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