天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

立て続けに同窓会とか

2013年08月26日 | 旅・おでかけ



先週の金~土曜日に掛けて、中学時代の部活の仲間総勢7人と一泊で西浦温泉の「和のリゾートはづ」に泊まりに行って来た。
この旅館、前から一度泊まってみたいと思ってたんだけどなかなかチャンスがなくて、たまたま昔の友達が
「グルーポンで安く泊まれるチケットが出てる!前から部活の仲間で泊まりに行こうって話してたし、行ってみないか?」
と声を掛けてもらえて、それで通常よりもだいぶお安く泊まりに行けた♪

FBで繋がってる人は画像被ってますよー。すいませんねー^^;





旅館のマスコットガールの「こはくちゃん」
めっちゃくちゃ大人しいコノハズクで、客に撫でられても「ふーんそれが?」みたいな顔してる。
1日1回、エサをあげる時間にこはくちゃんを抱っこして記念撮影が出来るサービスがある。
勿論私達も一緒に記念写真撮ってもらったわ!(その画像は後から見たらブレッブレだったので使えなかったw)

7人で泊まって夜宴会して、明け方3時まで酒飲み倒したよ。二日酔いがハンパないわ~><





翌日、岡崎まで戻って来てランチ食べてからみんなで岡崎城に見学に行ったり~
お城の中で「水木しげる原画展」やってましたよ。





岡崎と言えば「八丁味噌!」
という訳で、八丁味噌の老舗「まるや」さんに蔵の社会見学に行ったり。
八丁味噌の蔵元は「まるや」さんと「カクキュー」さんの2つがあるんだけど(2つの会社は隣接している)
カクキューさんには以前一度社会見学でお伺いした事があるんですよね。今回初めてまるやさんにお邪魔しました。
ちなみにカクキューさんもまるやさんも、どちらも社会見学は当日飛び込みで申し込み出来ます。そして見学料は無料。





まるやさんには「日吉丸の石投の井戸」というのがある。
これは豊臣秀吉が幼い頃、まるやさんにいたずらしに入り込んだ所を蔵元の人間に見つかり追われそうになった。
秀吉(幼名・日吉丸)は一計を案じ、この井戸に石を投げ込んでまるやの人に井戸に落ちたのだと思わせて
井戸を覗きこんでいる隙に逃げ出した、というエピソードがあるそうだ。
後に偉くなった秀吉は、まるやさんの横を通り過ぎた際にわざわざ立ち寄って蔵元の人達に頭を下げて謝ったのだとか。

この井戸、枯れ井戸ではなく今も水が溜まってるんだな。覗き込むと自分の顔が映ってちょっとビビる^^;

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旅行から帰った翌日の日曜日、今度は専門学校時代の同窓会があった。
去年久し振りに同窓会をやって、その時にみんなで盛り上がって「これからは毎年集まろう」と言い合って今年も開催した次第。
今年はちょっと都合の付かない人が多く、去年よりも少し参加人数は少なくなったけど、それでも10人集まった。

去年から引き続き参加している人もいるし、今回初めて参加した人もいた。
お互いの近況報告をまずしたんだけど、みんなそろそろ子供も育ち上がって来て今年・来年辺りに上の子が大学受験、
下の子が中学~高校辺りの人が多かった。中には既に子供が学校を卒業して社会人になっているのもチラホラ。
話は子供の受験ネタから仕事やパートネタ、それからダイエットや趣味の韓流スター追っかけ話までw多岐に渡っていてネタは尽きない。


中学時代の部活の仲間も専門学校時代の同級生も、ここ近年になってようやく密に連絡を取り合って会えるようになってきた。
要するにようやく子育てから解放されて「自分の為だけに使える時間」が出来て来た、という事なんだろうな。
私は元々子供がいないからずーっとやりたい放題して生きてきたけど、子供を2人も3人も産んで育ててきた仲間達はさぞ苦労が多かった事だろうと。
昨日話を聞いただけでも、まだまだこれから大学受験でお金が掛かると溜息交じりの子もいたけどねw
東京の私立大学と私立高校に子供を行かせてる子も居て「子供って本当にお金掛かるからねー」がみんなの合言葉みたいになってたな^^;

この歳になって、10代の頃に出会って共に学び・共に遊んだかつての同級生と再会出来るのは本当に嬉しい。
今この年齢で再会出来たという事は、今後一生を通じて連絡の取り合える仲間、と考えていいだろうな。
この先旦那も定年してくたびれた老後を過ごす事になった時にさ、昔話に花を咲かせられる仲間がいるというのは本当に心強いワ!
コメント (6)
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最近観た映画・43~45本目

2013年08月15日 | 映画感想
連日猛暑でダレッダレだな。
ところでこのクソ暑さに加え、例のスマホアプリゲー「ケータイ国盗り合戦」の夏のイベントが始まったので
益々浮世離れした生活に突入の予感。今んとこ家でだらだらしながら「あいのり」してるだけですが(←ここら辺は事情通以外はスルーでw)
映画観るペースもグッと落ちてます。まあボチボチね。

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「風立ちぬ」43本目

スタジオジブリ最新作。説明するまでもないか。
ゼロ戦のメイン設計者・堀越次郎氏の半生を割と淡々と綴った作品。…なーんて書くとノンフィクションのアニメ化かと思われそうだけど
実在する人物の事実部分も描きつつもそこはファンタジー(フィクション)要素多めの、あくまでも娯楽作品だと個人的には思ってる。

ジブリはファンも多けりゃアンチも多い。特に「自称・映画通」を気取る輩に限ってジブリを叩く事が正義、みたいに鼻息荒いのが多い印象。
本作ではやれ戦争賛美だの禁煙なんちゃらとかいう団体が抗議してるだの、とんだ斜め上からの援護射撃まで加わってエライ事になってるらしいですがw
私は本作結構楽しめましたけどね。「モノ作りニッポン」を支えてきた真摯な技術屋達の奮闘を丁寧に表現していたと思う。
ただそれが「ゼロ戦」だったから叩かれててるんですかね。コレが自動車か新幹線辺りだったらみんな微笑ましく見れたという事なんでしょうか?
でもそれだと時代背景と絡めたドラマティック要素が薄いですよね、だからこそ「ゼロ戦」が取り上げられたんじゃ?とか色々邪推しますが^^;

「生きねば!」なんて仰々しくキャッチコピーが付いてるから「まーた気取った反戦&非核映画・自然回帰キャンペーンか?」と思いきや
扱っている題材こそゼロ戦だけど、押しつけがましい反戦キャンペーンやましてや(韓国や中国辺りがヒスってる)軍国日本マンセー的
メッセージ性の強いモノは特に感じられず、本当に「飛行機が好き・より早く、より軽く!」という純粋な技術屋の姿を淡々と描いていて
個人的には好印象な作りだった。
本作を「切ない大人の恋愛映画」と見る向きもあるけど、私は本作の恋愛部分は堀越氏の人柄を表す横軸の色付けで、縦軸(主軸)はやっぱり
「技術屋さん人生」の方だったと思って見ていましたが。コレは見た人の印象で違ってくるんでしょうかね。

庵野氏の声の起用も賛否両論あるみたいですが、私はやっぱり主人公の声だけでもプロの方にお願いしてもらった方がいいと思うんだけどね。
彼の声質はなかなか魅力的なんですが、いかんせん素人で「声の演技」が全く出来ていなくて。唖然とする程の棒読みに眩暈がしましたわ^^;



「ローン・レンジャー」44本目

「ディズニー×ブラッカイマーフィルム×ジョニー・デップ出演」という鉄板トリプルコンボ
先の海賊シリーズのコスプレならまだイケメンっぷりが拝めるから許されるものの、本作に至っては老け特殊メイクor顔面全部白塗りという
やり過ぎメイクでジョニー・デップのかけらも見えない、いやかけら程度なら見えるけど本当にかけらでしかないから全くジョニー・デップ感なしw
だったらジョニ男が出演する意味全くないじゃん?と思うんだけど(実際そーだけどw)、じゃあジョニ男が出演していないと…観客観に来ない(あはは
「ジョニー・デップ」というクレジットが入っている事だけに意味があるんだろうな。とんだパンダでピエロだ。

話は西部開拓時代のアメリカ。悪の白人VS先住民族という割と判り易い構図のお話で、こりゃー本国アメリカさん達にウケ悪いんじゃねーの?
と思ったら、本当に本国アメリカでは興行収入が今一つ奮わなかった模様。そりゃそーだろーなw
映画序盤はジョニ男が全く活躍しない(最初しばらく登場すらしない)ので正直ダレッダレになって観てたんだけど、そこは安定のブラッカイマー・フィルム
ジョニ男演じる先住民族トントと主人公青年がタッグを組んでからは徐々に盛り上がって来て、TVCMでもやってるけどクライマックスの列車アクションは
圧巻の一言ですね。ああいうド派手でスピード感のある絵作りは流石のブラッカイマー・クオリティ

話の構成が、時代が下って随分経った後に、遊園地の見世物小屋で「生・マネキン」をやってるトント(ジジイ)が少年に昔話として語る…という作り。
この作りにした意味がイマイチ判らない。余り効果的な演出とも思えなかったんだけどな…まあ、でも思ったよりきちんとした作りでした。



「謎解きはディナーのあとで」45本目

CX系TVドラマの映画化。原作小説は本屋大賞受賞してます。原作未読でTVドラマ版は欠かさず見てましたー♪^^
嵐の櫻井翔君が暴言執事役×北川景子ちゃんがお嬢様刑事役。お互いハマリ役だと思います。
映画版という事で、当然だけどスケールアップさせなくちゃいけなくてー…で、舞台はシンガポール沖の豪華客船
乗ってる乗組員やゲストまで超豪華な役者をこれでもか!と揃えて、出演者のギャラだけでも相当逝っちゃってる感じがプンプンw

ところで映画冒頭のラッフルズホテルのシーンを見て、出演者とキャラクターが出揃ったトコロで「ははーん、この人がこーいう役回りね」
とラストのオチだけは殆どの人が察しがついてしまうのではなかろうかと^^;
一応序盤から随所に小さなセリフやちょっとしたシーン等に「ヒント」と「伏線」が散りばめられていて、後の種明かしの時になって
「ああ、あの時意味深に目線を映してたのはこーいう事ね」「なるほどあのセリフがこの種明かしに繋がってる訳ね」等と「答え合わせ」が
出来るようになっていてなかなか親切設計だなーと。

推理ゲームはそこそこよく出来てるとは思うものの、映画全般の流れが何とも…間延びするというかダレるというかテンポが微妙に悪いというか。
あの3人の乗組員の「計画」のくだり、必要ありますかね?全くミスリードにもなってないしオチもダレダレでイラッと来ましたよ。
それから泥棒兄弟の無意味なハイテンション、面白いと感じるかは人によるけど私はあの兄弟のシーンが間延びの原因の一つだったと思いますが。

ま、とは言うもののTVドラマシリーズを見ていない人でもちゃんと楽しめる仕様にはなってると思いますね。
でも豪華客船が舞台の割には余り「お金持ち感」が出せていないんですよね。だったら国内でちっちゃくまとまっておいた方が良かったんじゃ?^^;
コメント (11)
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