【La BOMBANCE祇園(ラ・ボンバンス祇園)】
京都府京都市東山区清井町480 TEL:050-5456-7425
宿泊した「Luxury Hotel SOWAKA」に併設されたレストラン。ホテルのメインダイニングの役割を果たしていますが宿泊外からのゲストも勿論歓迎しています。
本店は東京・西麻布(ミシュラン一つ星)、そしてグルメの都・香港に支店を出していてここ祇園は2件目の支店となります。
今回旦那の誕生日当日に宿泊してこのレストランでディナーを食べるのが目的で京都に来た訳で。
ディナーコースはお一人様1万円。ミシュラン星付きのレストランにしては安価だと思います。
ですが、我々はSOWAKAの「宿泊+La BOMBANCE祇園でディナーと朝食付きプラン」をチョイスしてるので…でもメニューを見る限り一般客と同じディナーっぽい。
さて、では画像先行で行きますよーっと
テーブルのお花や飾りが可愛らしい。
テーブルセッティング。本日のメニューが飾り皿の上に乗っていますが…え?コレ何が書いてあるの???
そう、ここのメニュー、お料理の名前が全部「謎解き」になってるんですよ。メニュー見ながら「どーやって読むんだと思う?」って話が弾む。
A嬢「うわー。きっと佐藤健君と一緒に食べたら謎解きが得意な健君がメニュー読んでくれて美味しく食べられそう!」
私『佐藤健君と一緒に食べられるならココじゃなくてもどこでも何でも美味しいに決まってるぢゃねーかw』
先ずはお誕生日祝いディナーなのでグラスシャンパンを頂いて乾杯☆
1品目:「白い老人~age」←メニューに記載されていたタイトル
先付ですね。枝豆と一緒に添えられているのは…富山名物白海老の唐揚げ
そう、タイトルの「白い老人」→白海老(エビは海の老人と書きますね)、そして「~age」→唐揚げ。こんな感じで以降のメニューも続きますw
白海老大好きなんですよーう!今年初・白海老。嬉しい!富山まで食べに行く手間が省けた!(コラコラ
2品目:「彩KOJI 碁盤の目」
綾小路だったかな?ごめん既に読み方忘れた(ヲイ)
碁盤の目というのはこの前菜盛り9品が京都の街の碁盤の目を模して並べられている事から。
一口ずつの量なんですが、全てがどれもとても手間を掛けていてこの前菜盛りはちょっと感動してしまいました。
しかもですね、全てのメニューを覚えてはいないんですが、この中には旦那も私も苦手な「ピータン」や「砂肝」等も使われていて(苦笑)
スタッフさんからお料理の説明をされている時に実は苦笑い状態だったんですが…どれもこれも本当に美味しかった!ピータンと砂肝、克服出来たかも!!
…と美味しいお店で頂けた事でうっかり勘違いして、後日別の安居酒屋でこれらの入ったメニューを注文して見事に玉砕するまでがセットですよw
3品目:「U7ギ♬焼き 新彼」
汁物来ました。タイトルの「U7ギ」→ウナギ、これは直ぐ分かる。
その次の「♬焼き」の音符部分が環境依存文字らしいので表示されないかもしれません。一応読み方調べたら「連桁付き16分音符」だそーです。
で、どーやって読むかと言うと「シラ焼き」、要は♬がちょうど音階の「シ」と「ラ」に当たる、というコジツケですねw
そして最大の問題「新彼」、これだけはスタッフさんに答えを教えて貰うまで分かりませんでした。答え分かります?
「新彼」→「新しい彼氏」→「新しいオトコ」→「NEW MEN」→にゅう麺 …をいぃ~!(滝汗)
いやぁ~名前の読みの面白さはともかく、味は本格的!前から言ってますが私は鰻が嫌いです。本当に美味しいお店の鰻しか食べられません。
そして…このお店の鰻も超美味しい~!やっぱ間違いないわー。嫌いな食材をオイシイと思えるって死ぬほど幸せ。もう死んでもいい。ウソ。また食べに行きたいw
4品目:「海×1000 343」
コレは割と直ぐに読めた。「海×1000」→海鮮 「343」→刺身
この日のお刺身は「大トロ」「ハモ」「車海老」
因みに私はハモが苦手。そして旦那は海老全般が苦手w ←ことごとく苦手な食材多過ぎだろうお前ら^^;
いやーやっぱね、苦手食材が出てこそその店の真価が問われるわね!改めて今回思ったわ。だってこの店のハモ、美味過ぎるんだもんっ!
今まで私が何度かトライして失敗し続けて来たハモとは全然別物だったわ!当然だけど海老が苦手な旦那は先付の白海老もこのお刺身もペロッと食べてたわよ。
このお刺身の上に乗ってるキュウリが…カエルちゃんになってるの!めちゃ可愛い(^^♪
ちょうどこの日の昼間に「鳥獣戯画」を見に行っていたから3人で「昼間見た鳥獣戯画と同じだね!」と言って大喜びでした。こういう遊び心、ステキです!
そしてこの器、ガラス製で二重になったボウル状になってて、器の中に新緑を入れる事で季節感を出す演出がされていました。
スタッフさんに聞いたらやっぱり「例えば秋は紅葉を入れたり、春は桜の花びらを入れたりもします。お客様からも好評です」との事。あー違う季節に再訪したいー!
5品目:「い→ アクアパッツァ」
アクアパッツァは見たら分かる。問題は「い→」ですわね。
自分は気付かなかったけど旦那がアンサー決めてくれました!「あ、→は【先】って事?だから【イサキ】のアクアパッツァって事だよね!?」はい正解でしたー(パチパチ
このアクアパッツァね、劇的に美味かったわ。魚介類だけじゃなくてお野菜までにしっかりと魚介の出汁が染み込み、しかし生臭さは感じない絶妙感。
旦那が後日「俺、アクアパッツァは過去何度か失敗してて割と苦手メニューだったんだけど、俺人生で一番美味いアクアパッツァだったわ!」と絶賛でした。
6品目:「⤴⤴」
これまた環境依存文字なので表記されないかもしれません。斜め上に矢印が…要するに「↑↑」の斜め上バージョン。読み方はそのまま「アゲアゲ」
はい、見た目通りの揚げ物です。
で、ね、この左側の揚げ物が揚げた後にチーズを薄く散らして薄っすら焼いて平たくした物を揚げ物にチーズが固まる前に超高速で巻き付けているんだそうでw
確かお魚を揚げたものだった(食材名失念しましたすいません)んですが、チーズのマッタリ感や食材のシットリ感、揚げ物のサクサク感が合わさって凄く面白い一品でした。
7品目:「🥚ten 歩」
またしても環境依存文字。タイトルの最初の文字は「たまご」で変換すると出て来る文字です。という訳で「ten」→10(とう) 「歩」→ふ 答えは「玉子豆腐」
玉子豆腐に焼きナスやウニ(大好きー!)等を乗せて出汁のジュレでコーティング。こんなん不味い訳ないやん!丼ぶりいっぱい食べられるわw
この辺りで…今回は「イノベーティブ和食」なのでワインではなくて日本酒で行きましょうと。
今日本酒を敢えてイタリアンに合わせたりフレンチに合わせたりするのが流行ってるそーで、実際日本酒を海外に輸出する量も増えているそーで。
今回はあくまでも「和」がメインではあるものの、例えばアクアパッツァだったり柔軟なメニューのこのお店だからこそのお酒チョイスだったと思います。
8品目:「〇9゛64 しゃぶ」
旦那がいの一番に「俺コレの読み方分かったー!」と得意げでしたがよーく見れば私だってすんなり読めましたよイキんなよクソジジイ←この方の誕生日祝いですヨッ!^^;
「〇9゛」→「和牛」 「64 しゃぶ」→「蒸ししゃぶ」ですね。簡単ですよだからイキんなよ(滝汗)
スタッフさんが「お好みの状態まで蒸されたら薬味等お好みで付けてお召し上がりください」我々『はーーーい(^^♪』
そろそろかしら…うふふふふ!(´∀`*)
え?味?そんなの美味い以外にあるとでも思ってるの!?まあ強いて言えば「激ウマ」だわ!
9品目:「玉蜀黍 5:30」
私「トウモロコシ…ごじはん?」
スタッフさん『あ、【玉蜀黍】読めるんですねー私読めませんでしたー(照)』
私「まあ、無駄に歳だけは取ってるから読めちゃうねー(苦笑)」
…という訳で「5:30」は「ごじはん」ではなく「ごはん」ですね。まあ画像を先に見れば分かっちゃいますがw
かまどで炊き込みして下さって、一緒に添えられたお味噌汁も具沢山で絶品!
トウモロコシだけじゃなくてサツマイモも一緒に炊き込んでるの。それがさートウモロコシと食感が違うからまた絶妙に美味くてどーしましょー!
10品目:「お楽しみ♡」
最後はデザート…が、予約の段階で「3名中2名(内1名は誕生日当日、もう1人は6月生まれ)の誕生日のお祝いディナーです」と連絡してあったので…
ラブリー過ぎて眩暈がするわーーーーナニコレ可愛過ぎるだろぉぉぉーーー!(大歓喜)
あ、ちな、この日誕生日とは無縁のワタクシの分のデザートもちゃんと別皿で同じものが供されましたのでご安心くださいw
それにしても、和のイノベーションだけあってメインデザートが鯛焼きだよーーーーなんか嬉しくて笑っちゃったわー^^
しかもそこらの鯛焼きじゃないからね、皮もアンコもこだわった「見た目チープ、中身超セレブ」やってくれちゃって、もー凄すぎるでしょー(^^♪
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さあ、ここまでは外から食べに来た人でも楽しめる「La BOMBANCE祇園」ですね。
ここから先は「Luxury Hotel SOWAKA」に宿泊した人しか体験出来ない「ホテルの朝食」ですよ!
一応チェックインした際に「明日の朝食ですが、和食と洋食どちらになさいますか?」と聞かれたんですが…この店で洋食チョイスすんのは外人だけだろー。
フツーに考えて和食一択だと思うんですけどっ!(←ちょっとイキってますねw)
テーブルについて、どんな朝食出してくれるのかワクワクしながら待ちます…
ドヤーーーー! ←久し振りに大文字使ったわw
いやもうね、何もかもが美味過ぎてヤバいんすよ!
変な話、昨夜ディナーで腹パンパンな上に部屋に戻ってからビール飲んで更にシャンパンをボトルで開けてやりたい放題やってさ、
朝起きてもぜーんぜんお腹が空いてなくて「ヤベぇ」と思って早朝散歩したものの、それでも大してお腹空かなくて「これどーしたもんかなー」って感じだったんですが。
ペロリ完食(キリッ) ←あ、また大文字w
旦那が「最初お前にこの旅行の提案された時、【まーた金の掛かる事思い付きやがって】位にしか思わなかったけど、マジ来て良かった。宿も飯も最高だった!」
「また絶対に再訪したい。いや絶対に再訪しよう!今コロナで観光業が大変な時だし、こんな時こそ絶対にまた行こう!この宿もレストランも絶対に潰しちゃいけない!」
と熱く語っていました。
自分がこの宿やレストランを見つけた時は、日本が世界がこんな状態にはなっていなかったんですが、結果的に今回こーやってステキな宿に泊まった上にこんなに美味しいご飯を食べに来れる事が出来て本当に良かったと心から思います。
「Luxury Hotel SOWAKA」と「La BOMBANCE祇園」のスタッフの皆さん、本当に本当にありがとうございました。
素晴らしい宿、そして素晴らしいお食事でした。必ず、必ずまた泊まりに行って、そしてこの美味しいお料理を楽しみたいと思います。この度はご馳走様でした!