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【映画2025】「ジュラシック・ワールド 復活の大地」@39作目

2025年08月08日 | 映画感想
ハリウッドのドル箱コンテンツ「ジュラシック」シリーズも本作で第7弾なんですね…なんやかんやで自分このシリーズ大好きで多分全作品劇場で観てると思う。
今作はクリス・プラットが主演を勤めた前3部作から更に数年後を描いているそうで…よくよく考えるとこのシリーズって決してリブートではなくてパーク時代からずっと時系列順に続きの話として展開させているんですね。
という訳で今作からはNEW主人公をスカ子(スカーレット・ヨハンソン)が演じています✨


あらすじ
生態系のバランスが崩れた地球で、恐竜たちは太古の環境に似た赤道付近の地域で生き永らえていた。一方秘密工作員のゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)は、画期的な新薬開発の鍵を握るという遺伝物質を持つ巨大恐竜のDNA採取を命じられ、傭兵(ようへい)のダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)らと共に目的地へ向かう。やがて一行は、かつて「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した孤島にたどり着く。(Yahoo!検索情報から丸パク)


んー。決して悪くはないんだけど正直ちょっとダレたかな💦

映画の前半というか恐竜出てくるまでが話が長過ぎるんだよなー。まあ新しい主人公で新章として始めるに当たって先ずはキャラクター紹介をしなければいけないという側面があるのは勿論分かるんだけど、それにしては説明不足過ぎる感じがして「時間だけ食ってるのにキャラがよくわからん」というグダグダ展開になっていたと思うよ(苦笑)

そしてある意味お約束?の無駄なファミリー登場。
コレは「大人も子供も全世代楽しませる」為の仕掛けだと思って受け入れるべきなんだろうけど毎回毎回不毛なガキ登場させんのもういい加減止めにしないか💦
ま、ただね、本作のガキんちょは今までみたいな「傍若無人なクソガキがイキッてやらかして取り返しの付かない事になる」みたいな手合いじゃなくて、何ならクライマックスで救世主的役回り(?)をするので決してワンパターンだとは思いませんでしたけどね。
が!あの持ち出した「子恐竜」は次回作への布石という事なんですか?誰も持ち出すの止めないって頭沸いてんのか?って思ったけどねw

そうだ!頭沸いてると言ったら…そもそもあんな重要施設の中で防護服着てる状態でスニッカーズ食うとかあり得る!?
流石にアレには誰もが総ツッコミ入れるだろうよ。アメリカ人の事バカにし過ぎてるんちゃうか&スニッカーズに対する熱い風評被害が懸念されますわ😨

さてNEWヒロインのスカ子ですが、なかなか良かったです♪😃
金の為なら基本違法行為だろうが何だって引き受けるフリーの傭兵みたいなキャラクターなんだけど、何故か海難事故の救難信号を受け取ると仕事よりも人名を尊ぶいい人モードを発動させるという、微妙にキャラがブレている気がしなくもない主人公だったりします。
ブラック・ウィドウでも大立ち回りしてたから彼女の身体能力の高さは大体分かっているので、恐竜とガチンコバトルになったとしてもいい絵ヅラになるだろうなぁ~と予測していたのですが、正直今作「人間×恐竜」の接近戦はあまりありませんでしたね。ちょっと残念な気がします。

ああ、勿論本作でも次から次へと恐竜に人間が食われていくんですが(苦笑)、もう圧倒的強さで人間が反撃する余地はほぼありませんでした。
あと…クライマックスで登場する頭デッカチで若干ウスノロっぽいクリーチャーみたいな恐竜、アレは人間が遺伝子組み換えして作り出した架空の恐竜なんだよね?アレがなぁーもーちょっとカッコイイビジュアルに出来なかったのかなぁ?めっちゃテンション下がったんですがー💢

お約束展開なのは分かってるから島に到着してからの展開とか特に文句ないというかちゃんと今回も楽しませて貰えたけどさ、行きはガチガチに装備した船が恐竜に吹っ飛ばされて大破したのに帰りは救命ゴムボートみたいなショボい船で意気揚々と引き上げるとか色々説明の付かないバランスの悪さが目立つ…何か納得のいかないモノはありましたね。

あと1つ気になるのは…コレは今後スカ子が主人公のままシリーズが続くの?これ1作だけで終わりなのかな?
スカ子は今までのクリス・プラットみたいに恐竜に直接関わるような立ち位置のキャラではないので続編更に作るのちょっとムリ筋じゃないか?と思ったんですが💦
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【映画2025】「アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー」@38作目

2025年08月01日 | 映画感想
「アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー」

笑撃の1作目からの…まさかの続編!
本作、あくまでも続編なので1作目鑑賞MUSTです。とは言うものの、1作目も「はぁ?イミフ過ぎて笑うしかない!」レベルなので…いやまあでもどうせなら1作目から観て欲しい💦


あらすじ
第2次世界大戦後、ひそかに生き延びていたヒトラー(セバスチャン・スタイン)は、亡命先のガーナから世界征服を試みる。 しかしその計画は現地の青年アデーのカンフーによって阻まれ、ヒトラーも死亡したはずだったが数年後に復活。そしてヒトラーはガーナの次期大統領選に出馬し、宣伝大臣ゲッベルスや在ガーナ日本大使である雷電の支援により最有力候補に躍り出る。(Yahoo!検索情報から丸パク)


相変わらずだったな。←もうこの一言で全てを語ったと言っていいw

そもそも完全に破綻した設定の話の続編なので最早そこに疑問もツッコミも挟む余地はなく(苦笑)、ただただニヤニヤしながら楽しめばいい、という仕様。
日本在住のドイツ人セバスチャン・スタイン氏が本作でもいかんなく「ドイツ愛(ヒトラー愛?)」と「日本愛(パロ?オマージュ?入れまくり)」をぶちまけていて、そこに相変わらずの謎カンフー拳を編み出して(?)いる訳ですが…今回の謎の「猫拳」も、なんだアレは…て言うかせめて猫のCG(?)もーちょっと猫に見えるように作れやw

大体からして前作でヌッ殺したハズのヒトラーがシレッと復活してるとはこれ如何に!?と思ったら出オチでロボット宣言しててワロタ
それにしてもガーナからの世界進出を目論んでいたのはヒトラーご本人であって、そのヒトラーが亡き後に誰が一体ヒトラーロボットまで作って更に世界征服を狙っているんだろう?って思いながら観てたんだけど、そこには全く触れて来なくて「まあそういうモノ、と大らかに受け入れるべきなの…か?」と思っていたら最後の最後で謎のおっさんが正にこの疑問を提示して来てある意味仰天!…と言うか、コレって次回作への壮大なる前振りという解釈でいいのでせうか(ドキドキ

相変わらず絵も話も荒い。←身も蓋もねーなw
やたら首が飛ぶ感じとか雑過ぎて既に楽しいまであるし、前作ではいきなり主人公が指ぶっち斬られてたけど本作では腕ごと持ってかれてて「…パワーアップか」と(苦笑)
しかも敵の手下女性の必殺技(謎)が男性の股間叩き攻撃というベタなヤツで、それに対抗する為の特訓が…まあ、ご想像通りの下ネタオンパレード。前作でも地味にコツコツ下ネタぶち込んで来たけど、本作でもゲスい感じはそのまま続行で何ならコチラも地味にパワーアップして来た感。

あと前作同様本作も字幕が緩い関西弁+若干博多弁風味も(ネイティブじゃないので正しいのかよく分からないけど)
それから今回の日本人枠?として在ガーナ日本大使役で元力士のタレントさん?「ごっちゃんこ」さんが出演。ごめん全く知らなかったけどちょっと調べたら元力士は本当で現在は路上相撲パフォーマー活動をされている方のようです。まあタレントさん扱いで問題ないでしょう💦

…て言うか、今出演者のプロフィール調べようと思ってようやく公式サイト見たら(レビュー書く気あるなら先ず最初に調べろよw)
本作、映画冒頭でいきなり前作の主人公だったアデーが殺された!という事でその弟アドーが兄の遺志を引き継ぎカンフーをモノにして戦うぞ!みたいな始まりなんだけど…アデー役の役者さんとの出演交渉に失敗して急遽脚本も書き換えて役者を探したとか書いてあって…いや色々ヌル過ぎんだろ。

まーどうでもいっか!(え?)
ロボトラーのなんちゃってメカゴジラ感の緩さとか、とりあえずキャラが巨大化して戦うのって日本のお子向け特撮系のお約束もしっかり守ってるし😃
それに本作でもカンフーアクションに関してはやっぱり割とちゃんとしてるんだよね(ガチ勢が見たら物申したい部分満載だろうけど!)、でもこういう「好きなモノのツボ」はしっかり押さえてある所はこのシリーズの素晴らしい美点だと手放しで褒め称えたい✨

あ、「このシリーズ」って言っちゃった…言っちゃってもいいよね?コレって間違いなく第三弾…ありますよね!?


因みに…1作目のレビュー↓
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【映画2025】「スタントマン 武替道」@37作目

2025年07月26日 | 映画感想
「スタントマン 武替道」

香港カンフーアクション映画界を長らく支え続けている香港スタントマン達にスポットを当てたドラマ。
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」で注目を集めたテレンス・ラウとフィリップ・ンが出演しているという事でアクション好きさん達の耳目を集める作品となっておりまして…本作上映前に日本人観客に向けてこのお2人から特別メッセージ動画が流されました。ありがたやありがたや~♪😃


あらすじ
1980年代、人気アクション監督だったサム(トン・ワイ)が危険なアクションシーンの撮影を強行したせいで、スタントマンが半身不随になってしまう。そのことをきっかけに映画の仕事から離れたサムは、現在は小さな整骨院を営みながら暮らしていた。そんな折、かつての仕事仲間にアクション監督を依頼された彼は、数十年ぶりに映画制作の現場に復帰する。(Yahoo!検索情報から丸パク)


「トワイライト・ウォリアーズ」の~とか↑書いてる割に主人公はこのお2人ではなく、「トン・ワイ」さんという実際に香港アクション映画界を支えてアクション指導を長らくされている方だそうで。彼自身もかつて「燃えよドラゴン」に出演もされているそうです(自分全く知らないけど💦)
要するにご自身もスタントマン出身でかつて銀幕のスターを目指しつつも裏方に回ったクチかなーと。だから(?)ビジュアルもかなりのイケオジです!

さて、話は絶賛衰退中の香港アクション映画界の制作現場のお話…分かり易く言えば「2025年のコンプラ厳しい職場に昭和のモーレツ社員ノリの上司が突然現れて職場を引っかき回す」という「老害の話」です。←ヲイヲイ~w

なんだかな…色々言いたい事があったんだけど語りが長くなりそうなので止めにしてw…ドラマ部分の方向性が個人的に「ちょっと違うんじゃね?」とは思ったかな💦

確かに70~80年代の香港カンフーアクション映画は栄華を極めていたし今観ても熱くなる!子供の頃から今でもずっとずっと大好き♪
だけど、あの頃のあのやり方を2025年の今に持ち込んだからって香港カンフー映画がまた以前の勢いを取り戻すという訳でないよね、と。過去の良かった時代にすがりたい気持ちは分かるけど、あの頃と今では人も技術もルールも何もかもが変わっているんだから、そこは時代に合わせて自分達もブラッシュアップさせて行かなければダメよね、と。
本作の主人公のサムがいつまでも自分の昔のやり方に固執する姿を見ていて痛々しいやら腹立たしいやら…少なくとも同情も同調も出来なかったかな。

ただ、カンフーアクション映画制作の現場の苦労だったり工夫だったり、スタントマンの皆さんの頑張りだったりは本作からヒシヒシと伝わるし、映画を制作する上での核となる部分というのは時代の新旧とは関係なく…皆んな身体作りだってみっちりやってるし体力・技術あっての現場なんだなーと改めて思わされました。
それだけに、ドラマ部分のアラが目に付いたと言うのか…サムと娘の父娘関係も、この状態のサムをどうして娘が受け入れられるのか?正直疑問だった。ただただ実直に自分の信じたやり方を押し通す背中を見せていれば娘は感動してくれる?…それは流石にファンタジーが過ぎるだろうと(苦笑)

アクションシーンを撮影する、という体で勿論ガチ目のアクションも見せて貰えて、そこはカンフーアクション好きは楽しいよね♪😃
テレンス・ラウさんもフィリップ・ンさんも当然イケてるシーン満載でファンもニッコリ…本作ではいかにも「70~80年代の頃のやり方の方が良かった」みたいな雰囲気出してたけど、でもそれこそ昨年スマッシュヒットした「トワイライト・ウォリアーズ」だって当然だけどCG駆使して安全に配慮して「イマドキな現場」で制作されているハズで、それでもあれだけ面白くてワクワクする作品が今現在だって作れている訳ですよ!

いつまでも古き良き時代に思いを馳せて愚痴言ってないで、最新映像技術と昔からの伝統カンフー技術をマリアージュした素晴らしい作品をどんどん作って欲しいです。
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【映画2025】「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」@36作目

2025年07月25日 | 映画感想
「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」

MCUの原点とも言える(のか?)ヒーローチーム「ファンタスティック4」を再リブート
今回アベンジャーズの仕切り直し(だよね?)に伴い、むしろ今まで何でアベンジャーズ入りしていなかったのか謎だったファンタスティック4をようやくメンバーに加える事になったそうで、満を持して「新生ファンタスティック4」として今回お目見えという流れだそうです。
個人的には2005年版ファンタスティック4が大好きだったんですよねーヒューマン・トーチのクリエヴァが激カワでござる~✨


あらすじ
宇宙飛行士のリード・リチャーズ(ペドロ・パスカル)は宇宙でのアクシデントにより体がゴムのように伸縮自在になる力を手に入れ、共にミッションに参加していたスー・ストーム(ヴァネッサ・カービー)、ジョニー・ストーム(ジョセフ・クイン)、ベン・グリム(エボン・モス=バクラック)もそれぞれ特殊能力を得る。彼らはニューヨークのバクスター・ビルを拠点にヒーローチーム「ファンタスティック4」として活動を始める。(Yahoo!検索情報から丸パク)


自分そもそも原作のマーベルコミックを全く読んでいないのでMCUキャラの背景だの内容だの繋がりだの一切知らないんですよ。
そして先入観持ちたくないので映画は予告編程度の情報だけで事前に予習や下調べを一切しないで鑑賞するポリシー。本作に関しても情報は映画館で観た予告編+サンダーボルツ*のおまけ映像で「ファンタスティック4もアベンジャーズ入りするよ!」という告知があったので「今後の【ドゥームズデイ】で他のキャラとようやく顔合わせるって事ねー」と理解している、という程度。

という訳で…本作に限って言えばもーちょっと作品情報仕入れてから観ておけばよかった、というのが先ず一番の印象かな。
アベンジャーズ入りするんだから当然だけど設定は西暦2025年のアメリカ(せいぜい+-5年か10年レベル)が舞台だと思って観るじゃないですか。そしたらどうやらパラレルワールド(別次元)の地球が舞台だったらしい…としばらくして気付いた、ので最初ビジュアルの違和感が物凄かったわw
て言うか、先ず最初のショットでテロップに「アース828年」って書いてあって「はぁ?アース828年って?何すかソレ」とは思ったわ💦

コレ、アベンジャーズの時は例のマルチバース展開でファンタスティック4は別ワールドからヒョッコリ登場する、という体なのよね?まあそれしかあり得ないか。
そんなこんなで多分だけど本作の設定がコミック発表時の1960年代アメリカが舞台になっていて更に「1960年代に思い描く2025年辺り近未来感」なんだろうな。

で、本作も先に見た「スーパーマン」と割と似てて、「今更ファンタスティック4の説明一から必要?いらんよね?」という大前提の上で話を進める…まあ流石にそこまで乱暴じゃなくて、ファンタスティック4の栄光の軌跡を辿るというTVショーがあって、その番組内のVTRでファンタスティック4についてのあらましを観客に説明するという形をとっていました。
なんかこのTVショー形式もいかにも60~70年代のアメリカっぽい感じがして個人的には結構ツボったw

でー肝心の内容なんだけど…うーん。まあ、悪くはないんだけど特別印象にも残らないというのか(ヲイ

やたら「家族の絆」を前面に押し出していて、それがいいのだ!という人も多いだろうけど個人的には結構な違和感だったかなー。
違和感、とまで言うのもちょっと乱暴過ぎるな…もーちょっとド派手アクションシーンで魅せるのかと思ってたけど思ったほどビジュアル派手でもなくて全部予定調和だったという印象。ヒューマン・トーチとシルバーサーファーのやり取りは結構見栄えも良くて好印象だったけどその他は「…別に~」って感じ。←何だよコレ💦
あ、そういえば本作シルバーサーファーを女性にした事で結構物議を醸していたそうですが(原作ファンがおこだったとか)、個人的には何とも思わなかったかな。まあ元々原作コミック知らないんだから違和感持つ訳ねーんだわw

そして大魔神が予想以上にヘボかったw
ビジュアルから笑わせて貰えるよなーまあコレもいかにも60年代当時の「宇宙からの侵略者像」なのか。
地球よりもデカい星すら食らってしまうレベルの敵にしてはサイズ感小さくないか?そして誰もが想像してた通りの展開過ぎてこれまた失笑。
でもこのシーンのヒューマン・トーチはカッコ良かったよね!自分「ヒューマン・トーチはクリエヴァしか認めない民だけど…オマエもイイヤツやんか!オマエも認めたるわ!」位にはジーンと来ちゃったよ!まあそれも「と見せつつどうせシルバーサーファー来るんやろ?」と思った瞬間に秒で現れて感動する暇もなかったけどさw

まぁーなんだな、とりあえず本作だけで評価しちゃーいかんのだろうなーとか。
全ては「ドゥームズデイ」を待たれよ、という事よね?あのおまけ映像が正にそう言っていたではないか!早まるな自分!!💦
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【映画2025】「劇場版 『鬼滅の刃』 無限城編 第一章 猗窩座再来」@35作目

2025年07月19日 | 映画感想
「劇場版 『鬼滅の刃』 無限城編 第一章 猗窩座再来」

待ちに待った鬼滅の劇場版、最終章「無限城編」三部作の第一章!
「無限列車編」の時にアニメを楽しみたいから敢えて原作コミックを読まないようにしてる云々と書いたと思うのですが、その後のTVアニメ放送も粛々と鑑賞し、なんなら「柱稽古編」が始まる前に刀鍛冶の里編のおさらいと柱稽古編第一話を一気見させてくれるヤツ、劇場まで観に行ったというハマりっぷりw
…まー今回の劇場版公開前も色々鬼滅関連の劇場公開してたけど、流石にそれは観に行かなかった。そして、やっぱり未だに原作コミック未読!アニメだけで楽しむze✨


あらすじ
鬼殺隊の竈門炭治郎は最高位の剣士である“柱”たちと共に合同強化訓練・柱稽古に参加していた。すると、鬼殺隊の本部である産屋敷邸に鬼舞辻無惨が出現。お館様の危機に駆けつけた炭治郎や柱たちを、無惨が謎の空間へと落とす。彼らが落下したその場所は、鬼の根城・無限城だった。(Yahoo!検索情報から丸パク)


↑上のあらすじは「柱稽古編」の最終回の内容ですわね。
あの衝撃のお館様の爆死からの~無限城への落下で終わった柱稽古編…に至るほんの少し前、お館様が悲鳴嶼行冥に自らをおとりにする事を頼むシーン+αから本作が始まって→その後はTVアニメの最終回の後、無限城内に各々落下した柱達と炭治郎・善逸・伊之助達の様子がバラバラに…要するに全員がバラバラになっているので同じ時刻に無限城内で誰が何をやっていたのか、が描かれているという感じ。

で、本作の中ではとりあえずこの無限城内で起こった3つの戦いにスポットが当てられていて
①胡蝶しのぶ VS  童磨(上弦の弐)
②我妻善逸 VS 獪岳(上弦の陸)
③炭治郎+冨岡義勇 VS 猗窩座(上弦の参)
この3つの戦いを中心に描かれていました。

①についてはしのぶさんの実姉が童磨に殺されていた事で仇討ち的要素が強い(回想シーンアリ)ですが…続きは次回で誰かが助っ人に来てくれて決着が付くのかな?
個人的にしのぶさんは結構好きな柱なんだけど確かに柱にしては身体も小さいし武器も弱いし上弦の鬼を倒す程の威力はなさそうなんだよね…と思っていたらやっぱり(涙)

②は善逸が覚醒して一気にイケメン化!✨
雷の呼吸の「一」しか使えない善逸に対して、「一」だけが使えない元・兄弟子のお互いの過去が錯綜しながら戦っていく様が…ウルウル来ます!でもまだ我慢出来る!

③煉獄さんの仇・にっくき宿敵💢猗窩座が再登場
そういえば猗窩座ってかなりおしゃべりだったな…無限列車編でも煉獄さんにやたら「ねーねー鬼になろーよー😃」みたいなスカウトしてたな、と。
とにかく強さを求めて弱きをヌッ殺すという猗窩座に肩入れするトコロなんざ1mmもねーわ💢と思っていたのに…

そーだそーだった。
鬼滅の刃の素敵なトコロは「鬼にもそれぞれ鬼になった背景がある」という部分なんだよね。その背景を知った時、憎き鬼が自分の中でただの鬼ではなくなる。それがいい。
今回の猗窩座の生い立ちが、そして彼の鬼にならざるを得なかった歴史が背景が、余りにも切なくて悲しい。もうこんなの号泣するしかないじゃないか!
首を切られても尚再生しようとする執念と、それを押し留めようとする彼を慕った人達の魂との邂逅、そうして人間だった頃の自分の記憶を取り戻した猗窩座が自ら選んだ結末。何もかもが悲しく苦しく切なく、そして美しくて…もうクライマックス涙でスクリーンが霞んで霞んで😭

そして、コレ先に書いておくべきだった!
とにかく日本最高峰、いや世界最高峰のアニメーション!絵が凄い動きが凄いアングルが凄い何もかもがとにかく凄過ぎる映像スペクタクル!!
音楽もアニメーションにとても合ってる。元からある音源のアレンジも多彩でしかもシチュエーションにもバッチリ合っていて映像と合わさるととにかく鳥肌モノ✨

コレを映画館で観ないなんて人生3割は損するよ。自分はあと最低でももう1回近々観に行く、出来れば第二章公開の直前に更にもう1回おさらいで観ておきたい。
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【映画2025】「スーパーマン」@34作目

2025年07月11日 | 映画感想
「スーパーマン」

MCUと決別したジェームズ・ガン監督が腰を落ち着けた先がDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)だったという…嫌味なのか!?(ヲイ
まあ、いい。自分割と軸足がMCU寄りでDC系ってバットマンとスースクとスーパーマン位しか観てないと思うのよね。まあ元々スーパーマン絡みの作品は好きで追い掛けていたので問題はないだろうと。本作は過去作の続編ではなく「スーパーマンシリーズのリブート」という立ち位置らしいです。


あらすじ
普段はデイリー・プラネット社の新聞記者として働くクラーク・ケントは、地球を守るために戦うスーパーマン(デヴィッド・コレンスウェット)として活動していた。自身の正体を隠しながら生活する彼には、目の前で傷ついている人々を救いたいという願いがあった。そんな彼の前に宿敵である天才科学者レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)が立ちふさがる。(Yahoo!検索情報から丸パク)


スーパーマンシリーズのリブート、という情報は得ていた&予告編観て「ワンコ萌えぇ~♪」だったので…どうなのかな?本作はスーパーマン/エピソード:ゼロみたいな立ち位置の作品になっているのかな?(スーパーマンがどういう経緯で地球に来てー云々、みたいな話?)とか色々想像していたんですが、蓋を開けてみると自分の想像とは全く違った展開で結構面食らったというかね(苦笑)

先ず、一応映画冒頭で「30年前」「3年前」「3分前」みたいな箇条書きでザザーッとスーパーマンのあらまし?が文字で流されていてー
…そしていきなり「スーパーマンが初めて負けて~云々」『え?はぁ!?』と思ってるトコロにドカーン☆とスーパーマンが雪原に突っ込んできて予告編の映像が始まる、って感じ。

なんつーかね、
「まさかスーパーマンがどういうキャラなのか知らない人なんて居るわけないよね?だからそういう説明ザックリぶった斬って知ってる体で話進めるわな」という事らしい。
ま、確かによーく存じ上げているキャラクターなのでそういう初期設定の話で時間取られるのもダルいっちゃダルいしな。コレもアリだなと個人的には有り難く思ったのですが、流石に今中高生(大学生もか?)辺りのお子様達はスーパーマン全く知らない輩もいるんちゃうか?コレは大丈夫なのか?と若干心配にはなりましたが💦

さてそんなスーパーマン、常に超人異星人である自分の地球での立ち位置に苦悩を続けている&常に地球人達が「俺らを征服しに来たんやろがい💢」みたいな敵愾心むき出してくる事に辟易している訳ですが(苦笑)本作のスーパーマンは今までよりもグッと「人間寄り」なキャラクターだったような気がします。

そしてジェームズ・ガン監督らしいというのかな…やっぱ単体ヒーローじゃなくてチーム戦が好きよねこの方w
これはもしかしたら今後のDCEU展開として「ジャスティス・リーグを育ててアベンジャーズみたいなマルチバース展開にして風呂敷広げまくってやる!」という野望があっての事なのかもしれない?ちょっとそこんとこの事情に明るくないので分かりませんが、少なくともスーパーマン単体タイトルの話の中にグリーン・ランタンぶち込んで来る段階でもう色々野望丸出しだろーと思う訳ですw

今回のヴィランがね…自分が戦うんじゃなくて頭脳戦キャラだったからちょっと「ボス感」が物足りない感が無きにしも非ず。
ですがそこは流石のジェームズ・ガンですよー全体的に絵ヅラはなかなかの迫力だし画力も充分あったと思います。

そして予告編から自分のハート鷲掴みだったワンコの「クリプト」が、ただのちょっと賢いマスコットキャラなのかと思ったら予想をこれまた大幅に裏切るとんでもねぇクセの強いキャラだったというね(薄笑)
しかも話の途中でクリプトが敵にさらわれてしまって慌てふためいているスーパーマンが「自分が飼ってるんじゃなくて預かっている」と話していたので「ん?このネタはオチがある…んだよね?」と思っていたら最後の最後でとんでもねぇオチが待っていたというw

まー全体的に、「王道のスーパーマンこそ至高✨」というOLD FANにはイマイチに思うかもしれない。
でも自分は個人的にジェームズ・ガン作品好きだから結構贔屓目に観ちゃうよねーデヘヘヘヘ♪

…おっと、それから本作もラストのスタッフロール始まってしばらくしてちょっとおまけ映像(一瞬)があるんだけど、そこで「はいおまけ映像まで楽しみましたよー」と知ったかぶって劇場を後にしないように。更に最後の最後にもっと尺の長いコントがありますw
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【映画2025】「ババンババンバンバンパイア」@33作目

2025年07月04日 | 映画感想
「ババンババンバンバンパイア」

奥嶋ひろまさ氏著の同名タイトルコミックの実写映画化。アニメ化もされているそうなんですが自分はコミックもアニメも未見です。
主人公の吸血鬼「森蘭丸」役を吉沢亮君が演じている…「国宝」との振り幅がエグ過ぎんだろコレはw


あらすじ
銭湯で住み込みのアルバイトとして働く森蘭丸(吉沢亮)。彼の正体は450歳のバンパイアだった。究極の味わいと伝わる18歳の童貞の血を欲する蘭丸は、銭湯の息子で天真爛漫(らんまん)な15歳の立野李仁(板垣李光人)の成長を待ち遠しく思っていた。しかし、李仁がクラスメイトの篠塚葵(原菜乃華)に一目ぼれしたことから、蘭丸は李仁の恋を成就させまいと動き出す。(Yahoo!検索情報から丸パク)


本作、本来なら今年の2月に公開する予定だったそうですが、丁度そのタイミングで吉沢亮君が泥酔してちょっとやらかしちゃってぷち活動自粛になっちゃったので公開が延期されちゃって今ようやく…って事らしいんですが。
色んな意見あるだろうけど、ぶっちゃけ2月じゃなくて「国宝」が公開になって吉沢亮君の株爆上がりしてる今公開でむしろラッキーだったのではないか?と思うんですよね。
正直言って、自分もし本作が予定通り2月公開だったらスルーしちゃった可能性高いよ。「国宝」観てからの~本作の余りにも馬鹿馬鹿しい予告編観て「なんだこの人の演技の振り幅は!?」ってなってコッチのバカっぽい吉沢亮君も観てみたい!って思って劇場に足運んだクチだからね。
きっと自分と同じような事思って劇場に観に行ってる人は結構多いんじゃないかと思いますよ。

という訳で、予告編見て大体どんなレベルのアホ映画かってのは想像付いてたけど、実際観たらやっぱり想像通りのアホっぷりだったw

そして自分は劇場で数回観た予告編だけが本作の前知識だったので(吸血鬼がお気に入り男子の童貞を守ろうと必死になってる話、って事だけ認識)主人公の吸血鬼の名前が「織田信長の小姓と同姓同名なのか。何か名付けに由来があるのかな?」とか思ってたらガチの森蘭丸がそのままバンパイア化したという設定だった。なるほどだから450歳なのか…💦

で、ナニゲに出てる役者さんが豪華なんだよね…
予告編で認知していたのは吉沢亮君、板垣李光人君、原菜乃華ちゃんの3人だけだったけど、堤真一さん、関口メンディーさん、満島真之介さん、眞栄田郷敦君等キャストがバラエティに富んでて派手!
個人的にはメンディーが出てきた時に蘭丸が「このクソムシ!」って一喝したのには盛大に吹いたわw

まー内容的には予告編で提供された…↑上記に書いた「Yahoo!検索情報から丸パク」したあらすじ以上でも以下でもない。
コレをどんだけ小ネタで笑わせるか、というだけのお軽~い話なので吉沢亮君の振り切った演技を愛でつつニヤニヤすればいい、というだけの作品。いやでも冒頭から歌って踊って(しかも歌上手いし!)更には全裸晒したい放題という大盤振る舞い!この人本当にメンタルどーなってんだろ?って思うワw

あと眞栄田郷敦君をぷち久しぶりに観たかもしれない…体重かなり落とした?顔がシュッと小さくなった印象。イケメンが沢山拝めて眼福ぢゃ~♪
それから原菜乃華ちゃんは今年のブレイク女優に名前が挙がってますね。自分多分演技しているお姿観るのは初めてだと思いますがなかなかなコメディエンヌっぷり。これから色んな役を演じて可愛いだけじゃない難しい役にもチャレンジして大きくなっていって欲しいですな!

ま、そんなこんなで…敢えての「国宝」とセットで本作は鑑賞して欲しい。そして皆んなで吉沢亮君の美に萌えよう!😃
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【映画2025】「おばあちゃんと僕の約束」@32作目

2025年07月01日 | 映画感想
「おばあちゃんと僕の約束」

タイ発のヒューマンドラマ。ここ数年日本に入ってくるタイ映画は当たりが多い印象。もっとも日本に入ってくる本数かなり少ないから超厳選されてるんだろうけど💦
当然ですが出演してる役者さんは全く分からない…主人公のおかん役を『バッド・ジーニアス』に出演されていた役者さんが演じられているそうですが覚えている訳もなく(苦笑)
それよりも凄いのが、本作のおばあちゃん役が本作で女優デビューの78歳の方なんだそうで…どういう経緯でそのお歳でデビューしたんだろ???


あらすじ
大学を中退したエム(プッティポン・アッサラッタナクン)は、定職もないままゲーム実況者を目指していた。従妹のムイが彼女の祖父の豪邸を相続したと聞いた彼は、自分もムイと同じようにあくせく働くことなく暮らしたいと思うようになる。そんな折、お粥を売って生活している一人暮らしのエムの祖母・メンジュ(ウサー・セームカム)が深刻なガンを患っていることが分かり、エムは遺産目当てでメンジュに接近する。(Yahoo!検索情報から丸パク)


タイも日本も若者事情は似たり寄ったりなんだなぁ~と妙に納得(苦笑)
イマドキの日本の若者だってお小遣い貰えるからジジババのトコロに顔出すってのが大半でしょうよ。もっと言えばイマドキの若者じゃなくても自分が子供の頃だってジジババんとこ行くのはお小遣い目当てだったわそんなの万国共通だろw

…と、まあそれの拡大版で末期がんだと判ったバーチャンのトコロに看病と見守りを理由に入り込んであわよくばバーチャンの家&土地を掠め取ろうというエゲツない了見でババアんちに転がり込んだ孫とババアの交流のお話。もう身も蓋もない説明だなw

バーチャンの方も最初っから「何しに来やがった(どうせロクな事考えてねーだろ)」みたいな態度バリバリでモロバレてるやないか!って感じなんだけど、でも孫に優しく声を掛けられたらそりゃー嬉しくないババアはいない。
なんか裏があるんだろうな、位は察していてもそれでもやっぱり孫は可愛いんだよねーコレもやっぱり万国共通認識だろうと。

まあ、後はお約束の流れで。
嫁に洗脳されて実家から足が遠のいている伯父、ギャンブル好きで借金まみれの叔父達とやり合いながらも日々バーチャンと過ごす内にフツーに家族の情が湧いてきてバーチャンを慈しむようになる訳です。いやそれでもやっぱり家&土地は欲しいに決まってるんだけどさw

ところで家の権利書を誰に渡す云々のくだりでほとんどの人が本作の序盤に出てきたあるシーンを思い出すハズです。そしてやっぱり思った通りのオチになる訳です。
まあね、サスペンスではないから思った通りのオチでいいんですが、エム君がすっかり忘れているのがある意味不思議。あんなにお金欲しがってたのにw

78歳でスクリーンデビューのバーチャン役の女優さんが冴えてたなぁ。
映画序盤から基本「不機嫌顔」な態度で割と素っ気なくて文句多めキャラなんだけど、エム君と交流して行く内に段々表情が柔らかくなって行くんだよね。
抗がん剤治療で髪の毛がすっかりなくなってから徐々にやつれていく感じとか(実際相当体重落としたんだろなぁ)とにかく最後のホスピスから自宅に引き取ってからの様子とか涙なしでは見られないお姿でした。自分も父親を癌で亡くしているので最晩年の様子とか自分の親を思い出して苦しかったです。

「でも結局金目当てジャン」って言っちゃったら正に身も蓋もないんだけど、でも人間ってそういうモノだよね。
綺麗事だけで人は動いていないよ。少しの計算も勿論働いているものの、でもそれでも顔と顔を付き合わせていれば金勘定だけでは語れない「情」が沸いて来る。
最後にお墓に花をぞんざいに蒔いたのは…バーチャンに会いたくてバーチャンに叱られたくてやったんだろうな、と。
そんな小さな仕草まで丁寧に描かれていて、とても繊細で優しい物語でした…やっぱりタイ映画にハズレなし!
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【映画2025】「F1(R) エフワン」@31作目

2025年06月27日 | 映画感想
「F1(R) エフワン」

ブラピが「トップガン/マーヴェリック」のスタッフとタッグを組んで、正に「陸のトップガン」を撮った…という作品。
個人的にはブラピも勿論好きだけど、共演者のクレジットにハビエル・バルデムの名前があったのがテンション上がるぅ~⤴⤴⤴


あらすじ
元F1レーサーのソニー(ブラッド・ピット)は、最下位のF1チームの代表を務めるかつてのチームメイト、ルーベン(ハビエル・バルデム)に誘われて現役に復帰を果たす。伝説的カリスマF1レーサーだったソニーの型破りなやり方に、新人のジョシュア(ダムソン・イドリス)やチームメンバーたちは反発する。しかし弱小だったチームは、傑出したソニーの才能と実力に導かれて変化を始める。(Yahoo!検索情報から丸パク)


That's 王道スポ根✨

イマドキこんなベタな話作るぅ~?
いや、だがそれがいい。と言うかここ最近ハリウッドの勢いがなくなってハリウッド映画が全然面白くない!と腐っていた昭和脳の自分に思いっきりぶっ刺さるヤツだった!
トムちんとかブラピってやっぱ世界のハリウッド映画ファンが何を求めてるのかよーく解ってくれてる。自分の見せ方を心得てるよなぁ~♪

で、昭和脳のBBAワクドキのブラピですが、流石に寄る年波には勝てません。
遂に「令和に出張ってくんなよこのファ○キンジジイ」扱いです(薄涙)
だけどブラピ演じる「ソニー」は周囲の冷たい視線なんてまるで意に介さない飄々っぷりで「俺様流」を貫いていく…ように見せていて実はめっちゃチームの事を考えていて、自分が敢えてのヒールみたいなポジションを取って新人レーサーのジョシュアを前に押し出してやろうとサポートして行く訳です。

ソニーが違反スレスレの接触プレイでレースを引っかき回す戦法は正直「いやコレはやり過ぎだろ流石に」と思ったけど(ていうかコレって主人公チームのやる事ぢゃねーだろ💦)
まあ、こういう無茶振り詰め込んで来るのも「栄光のハリウッドアクションなんだから何でもアリ」なゴリ押し感が逆に清々しいまであるw

本作映像も本当に凄くって!
先ず映画冒頭のデイトナシーンのカッコ良さよ!レースシーンは車載カメラとレーサーから見た視点、俯瞰映像などいくつもの視点を駆使して物凄い迫力と臨場感を演出しています。
本作はF1が公認してバックアップしてくれているそうで、レースシーンは実際のF1の開催されるサーキット場で撮影されているというこだわりようで、レース場のあの熱狂的な雰囲気も実際のF1のレースの様子を撮影して劇中で使用しているのだそうです。(ネットで検索したら昨年のF1のサーキット場で映画撮影している場面に遭遇したという人の記事がHITしたのでガチ中のガチらしい!)

必ず自分が出場するサーキット場を自分の足で走ってコース状況を体感しておく、左右違う靴下を履く、トランプのカードを1枚抜き取ってポケットにしのばせておく(敢えて何のカードだったのかは確認しない)等、ソニーには沢山のルーティーンがあって、こういう「験担ぎ」も昭和スポ根っぽくて好感持てるし親近感も沸く。
何より…常に命と隣り合わせの現場に身を置いている人の「ギリギリの精神力」をまざまざと見せ付けられている感じがいい。

それから若手レーサーのジョシュアとの確執(と言うかジョシュアがソニーをハナっから煙たがって厄介者扱いしているのもお約束♪)だったりスタッフの冷えた目線だったりマスコミのクソ意地悪なツッコミだったり→からのー1戦1戦ポイントを重ねていく内に観客の視線が集まるようになって、ファンが付くようになって、チームも段々一体化していく…もう本当に王道過ぎて!だがそれがいい!!

ジョシュアが途中でクラッシュして戦線離脱して~からの、あの怪我の原因をジョシュアが自分で悟っていく…ソニーの言っていた事が正しかったんだあの時自分がイキッて功を焦ったのがダメだったんだと気付いて改心していく感じとかもうね、自分ジョシュアのママン目線でスクリーンに向ける自分の目から「慈愛パワー」が炸裂しちゃったわ!

と言う訳で、余りにも王道ど真ん中過ぎるクライマックスシーンまで何もかもが予定調和なド直球スポ根!
いやぁー2025年の今コレが作られたという事に感謝したい。ブラッカイマーやりおったなw
そして…これこそ映画館の大スクリーンで体感しないとお楽しみ半減ドコロの騒ぎじゃーない!絶対に絶対に絶対に映画館で体感して欲しい✨
コメント (4)
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【映画2025】「フロントライン」@30作目

2025年06月13日 | 映画感想
「フロントライン」

2020年2月、横浜港に入港した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」号の船内で起こったコロナ集団感染の顛末を描いた作品。
勿論事実を基に脚本演出等を構築しているそうで、本作の企画・脚本・プロデュースを「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」を手がけた増本淳氏が+監督を「生きてるだけで、愛。」の関根光才氏が担当されているそうです。

ま、それより出演している役者が豪華なのも(というかそっちの方が?)話題ですよねw
小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介(敬称略)、の4名がメインキャラ。眼福過ぎるぅ~♪あ、カワイコちゃん枠は森七菜ちゃんが担当。今日も可愛いです😃


あらすじ
2020年2月、100名を超える乗客に新型コロナウイルスの症状が発生した豪華客船が横浜港に入港する。DMAT(ディーマット)と呼ばれる災害派遣医療チームが出動要請を受けたものの、彼らは未知のウイルスに対応するだけの訓練経験を持っていなかった。そんな中、DMATを統括する結城英晴(小栗旬)と厚生労働省の立松信貴(松坂桃李)が対策本部で指揮を執ることになる。(Yahoo!検索情報から丸パク)


松坂桃李君と窪塚洋介さんのキャラが男前過ぎて萌える✨←いきなりw

いんやぁ~日本にはまだまだいいオトコがゴロゴロしてんだなぁ~(しみじみ)
窪塚さん演じる仙道医師なんて最初っから最後までずっとイケメン!勿論顔もだけどとにかくキャラがイケメンなんだよねーしかもグッと落ち着いたトーンのイケボで「結城ちゃ~ん」とか言ってんの。こんなん惚れてまうやろ!

対して厚生労働省から派遣されている松坂君演じる立松は、最初の登場時「むむ。コレは四面四角の融通聞かないイヤなタイプの官僚系ってヤツ?」と一瞬不穏な空気が流れるんだけど、直ぐさまそれは単なる杞憂に過ぎず実はめっっっちゃハートフルで熱いヤツって判る!心は熱いんだけどすげー淡々としててポーカーフェイスなのもイカす!←死語
ちな小栗君はいつものカッコイイ小栗君です。特に意外性はないけど相変わらずイイヤツなので許すw

そしてー、そんなに前の話でもないので結構記憶に新しい出来事ではあるものの、自分は所詮TV報道やネットニュース、YouTubeやX(当時はTwitter)等のSNS拡散ネタを拾い集めてはビビり倒していただけだったので…本作を観てあの当時自分が見させられていたモノ・信じ込まされていた事と現実にはかなりの乖離があったのだなぁと改めて思わされましたね。

という訳でマスコミがやっぱりマスゴミな件💢

確かにあの当時感染症専門家?が「ダイヤモンド・プリンセス内は何の統制も取れていないカオス」とかナントカ言ってめっちゃマスコミも煽りまくって叩きまくってたなぁ~と本作見ながら薄ぼんやり思い出しておりました。
あの裏でDMAT(←すまん、当時こんな名称のボランティア医療チームの話題って出てた?全く記憶にないんだけど💦)の人達や厚生労働省の中でも一握りの人達、それからダイヤモンド・プリンセス号のクルースタッフがこんなに大変な中で必死に戦ってくれていただなんて…今更ながら何も知らずに鼻ホジってTV見ながら「ヲイヲイこんなん上陸させたらあかんのちゃうん?」とか言ってた当時の自分を渾身の力で殴り付けたいわ。

そしてマスゴミのゴミらしさがふんだんに登場して胸糞100%って感じ。
視聴率取る為に視聴者が食い付きそうな・視聴者が炎上しそうなネタになるように都合良く切り取ってニュースに仕立て上げるという、日本の悪しき風習がやっぱりいつまでもいつまでも繰り返されているのだと改めて…

あ、だからか!
大箱公開する邦画ってほとんど何かしらTV局か新聞社の冠が付いてるのが当たり前なのに本作ソッチ系が一切付いてないのって…ナルホドねーw
やっぱり自分達にとって都合悪い内容満載だけに流石にケツ持ちする気にはなれませんでしたか…ココでいっそスポンサーになった方がずっとカッコイイのになw

そして事実だし良い事だからだろうけど固有名詞が割とそのまま実名使われてましたね。
ダイヤモンド・プリンセス号の乗客を一手に引き受けた愛知県の藤田医科大学病院はまんま実名で出てました。そういえばあの頃藤田が新設で作った病院がまだOPEN前で患者が入ってないから病院一棟まるごとコロナ用に提供する事になったって随分大きなニュースになってたなぁと(地元なので特に)

あの頃、医療従事者がコロナ患者と相対してるから~っていう理由で不当に差別されたり(差別+仕事の負荷に耐えられずにナース辞めちゃった知り合いいたなぁ)、愛知県で最初にコロナ感染が確認されたご夫婦は確かどこかに引っ越さざるを得なかったよなぁとか、色々思い出しましたよ。
何が真実なのか判らずに、煽り散らした情報ばっかりやたら拡散されて、みんなそれに踊らされて(自分も含めて)本当に今思い返せば頭悪過ぎたよな、と。

もう今更コロナでギャースカ言う人もいなくなったけど、また新たな新型ウィルスが世界中に蔓延したら…今度こそ理性的に、マスコミの垂れ流す情報は鵜呑みにせず、医療従事者や患者さんの迷惑にならないように自制して、しっかり情報を精査して(偏見を持たないように!)冷静に対処するように心懸けないといけないなと、本作観て改めて自戒の念を持ちましたよ。

決して同じ轍を踏んではいけないと、我々に教えてくれる作品です。是非劇場で観て皆んなで一緒に反省しようぜ!💦
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