天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 3D(日本語吹替版)@試写会」17本目

2012年03月27日 | 映画感想
「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 3D」

一応「親子試写会」って銘打ってあったけど普通~に友達と見に行っちゃったしw
てかシネコンでの試写会だったから座席表を先に交換したら誰が入ったかなんて判んないよね。

ちょうど週末に本作のPART1がTV地上波放送されてたみたいですが、前作未見です。
で、本作はスタッフもキャストも前作からは一新しているらしい?
どうやらショーン役の役者以外は全員入れ替わったっぽいですね(ちょっと調べてみた感じ)
どうしてキャスト変更したんだろ?ギャラでモメたか?^^;

さてそんな訳で本作のあらすじ
17歳に成長したショーン少年はある日自分に向けた謎の暗号を無線で受け取った。暗号をひも解くとどうやら
差出人は長年「神秘の島」を探していた祖父からで、暗号は神秘の島の地図と島のある座標だと判明した。
折り合いの悪いステップファザーのハンクが同行するなら神秘の島探しに行ってもいいと許可を貰ったショーンは
しぶしぶハンクと共に神秘の島に向けて旅立つ。

副題の「神秘の島」というのはジュール・ヴェルヌ著の「神秘の島」のそれです。要するに空想だと思われていた
ジュール・ヴェルヌの描いていた神秘の島は本当に実在したのだった!みたいな話。

映像もこなれてるし、神秘の島の設定もなかなか良く出来てるし結構面白いんだけどー・・・
とにかくもっそい掛け足で話が進むんですわ。もう有り得ない位大急ぎで色んな出来事が次々と起こって
そして光よりも早く様々な出来事が収束して、そしてまた次のイベントが起こってって感じで映画の作りまで
TDRのジェットコースター系アトラクションかと見紛う程のハイスピード!^^;

まず映画導入部の「暗号の謎解き」、普通だったらこういうオイシイネタは色々膨らませて謎解きを楽しませるのが
常套手段だとばっかり思ってたんだけど、本作は暗号が手に入ったと思った瞬間にもうスラスラと読み解いてしまう。
3つの冒険小説の地図がヒントとして提示されるんだけど、ここもあれよあれよと謎解き終了。なんなんだ???
その後もあっちゅー間に座標ポイントに着いたかと思ったらあっちゅー間に嵐に飲み込まれて、次のシーンでは
はい神秘の島にご到着ぅ~・・・って、おいマジ息つくヒマもねーだろーがっw

本作さ、そもそもが上映時間が1時間半程度と非常にコンパクトな作品なんですね。
そして日本語吹替版、更に「親子試写会」ふむふむナルホドね。
要するに本作はターゲットをガキにロックオンしているという事ですね。大人の鑑賞を全くアテにしていない。
そう考えるとこのスピード感は納得が出来る。大人ならサスペンス感モリモリの暗号の謎解きシーンにもっとウエイトを
置いて欲しいと思うけど、ガキに小難しい事言っても理解出来ないし退屈しちゃいますもんね。
そもそもがガキんちょが楽しんでスクリーンに集中していられる時間の限界が大体1時間半位だろう。
だから本作のスタッフもガキが飽きない時間設定、ガキが退屈しない目まぐるしく、尚且つ単純明快な展開に特化したと
いう事でしょう。それだったらこのジェットスピードも頷ける。

大人が見るにはちょーっと「なんだかなぁ」感は否めないけど、でも案外楽しめるよ。だってガキが楽しめる仕様なんだから
大人が見て「難し過ぎて理解出来ない!」なんて事、ある訳ないもんね~^^;
個人的には本作のパラオの様子がねー、行った事ない人にはどーでもいいのかもしれないけど行った事ある人は気になるんだよ。
「ちょ、ここまで鄙びてないし!つーか全然パラオぢゃねーしwww」って心の中で1人ツッコミ満載w
まー後はドウェイン・ジョンソン(自分の中ではこの人はスコーピオン・キングだぞ!)の筋肉祭りに惚れ惚れする位かなー。
・・・なんか冷静に考えると冒険アドベンチャー物って出演者が色々と被りまくりだよな。ま、どーでもいいんだけどw

ご家族で鑑賞、ガキが友達同士で、カップルデートまでだったらギリ需要アリかな?
大人1人で見に行くと何ともしょっぱい気分になる可能性大、ですかねー^^;
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スキー・4回目@八方尾根スキー場

2012年03月25日 | スキー



またしても大雪だよorz

先月来てご機嫌だった白馬八方尾根、今月も24日(土)~25日(日)でやって参りました!
メンバーは前回と同じく私と旦那とA嬢の3人
今回は宿情報も何もかも時系列で記事にしていくぞ!






A嬢をモデルにパチリ☆
これどこのゲレンデかなぁ?兎平~黒菱に抜ける所かな?黒菱下辺りかも?

天気予報では「曇り」のハズだったんだけど、まーとにかく降るわ降るわ!!
絶え間なくジャンジャン降りまくって、そして兎平から上はほとんど視界のない状態のガス。
毎度の事ながらガスだけは勘弁して欲しい。足元が見えないのは本当に怖いんだ><






この建物ってさー、昔は「109」って呼んでたよね・・・って言うと年齢バレますか。まあそんなお年頃ですしw
画像をよーく見て頂くと判ると思いますが、最初の内は雪こそたっぷり降っているものの風はないからまだ良かったけど
午後になって段々風が出て来て、まあそーなると要するに世間的に言う「吹雪」という状態になるんですね。
・・・辛過ぎて滑ってられるかぁーーー!(涙)

いや、まあそれでもかなり意地になって滑りましたけど。
翌日の日曜日は「晴れ」の予報だから、明日のスキーを楽しみにしよう、と言いながらホテルにチェックイン

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今回利用したホテル:白馬パイプのけむり
 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村八方4403-2

ここにした理由は「ゲレそば」で「値段が安い」「ホテルタイプ」
前回利用した「萌樹」よりも更に坂を上った先にあるんだけど、ゲレンデまでは実はコチラの方が微妙に近い。
ただホテルに行くまでの道が相当坂が急だから、4駆じゃないと道が凍結or雪が積もったら登れないと思われ。



 


トリプルルーム。
前回の宿とあんまり変わらない印象。だったら値段の安いコッチでいいじゃん!って正直思ったw
洗面所も前回よりも微妙にコチラの方が広い気がする。そして大浴場もコチラのホテルの方が広かった。
まあコチラのホテルの方が規模がデカくて集客人数が多いから風呂も当然広くなるよね。露天風呂もちゃんとあったし♪






ベッドサイドの館内連絡用の電話が・・・なんとレトロな黒電話!
こんなん、めっちゃ久し振りに見たわ。今でも実稼働してるのに衝撃受けたわ(内線用とはいえ)

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食事は朝・夕共にバイキング
アルコールや一部のジュース類は有料。






食堂のバイキングはこんな感じ。
画像には写ってないけど、画像右手にももう1つバイキングコーナーがあった。
メニューは一応「和洋中」一通り揃っている感じ。麻婆豆腐もあればローストビーフも野沢菜も天ぷらもある、みたいなね。






で、ソフトクリームサーバーが置いてあって、カットフルーツやチョコレートソース等を自由に掛けてサンデーが作れる。
コレがファミリーにめっちゃウケていた。まあ楽しいよね♪^^

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酔っぱらって早々に寝てしまい、夜12時近くになって目が覚めたのでTVを付けてニュースを見ていると
夜12時時点での天気予報が長野県地方「曇り、ところによって雪」に変わっていた。
・・・マジか。て事は明日もまさかの雪!?






翌朝の部屋の窓からの景色
とても3月末とは思えない、バカみたいに積もってやがる(怒)
てか、画像じゃー判り難いだろうけど、この撮影している瞬間も延々雪は降り続いていたorz






我が家の車にも屋根に30㎝位はたっぷり雪が積もっていた。
スキー場のある山の方を見ると雪雲とガスで真っ白に煙っていて何も見えない・・・嗚呼、今日もガスガス視界ゼロスキーかよ(涙

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八方尾根頂上ゲレのクワッドリフトを降りたところにある「八方池山荘」・・・が雪に埋まっている^^;

旦那が「昨日は行かなかったから頂上ゲレンデに行こう」としつこくて。
昨日からの天候とゲレンデの様子を見るからに、絶対に新雪特盛りで私の技術じゃー新雪から抜け出せなくなるから
絶対にイヤだと言い張ってたんだけど、旦那はA嬢にすり寄って調子いい事言ってその気にさせるもんだから
私も着いて行かざるを得なくなってしぶしぶ頂上ゲレまでやって来た。






A嬢は先月のちょうどいい量の新雪が積もって視界良好の頂上ゲレしか知らないので、この後の悲劇が想像もつかないらしい。
先月と同じ場所で記念撮影をしてみたものの・・・このガスっぷりじゃー何も写る訳がないw

果たして思った通り、滑りだしてみると先月とは比べ物にならない位の積雪量で、板を浮かせて縦切りに雪を蹴散らせながら
滑れない人には到底攻略出来ない状態になっていた。
当然私にもA嬢にもそんな高等技術はない。とにかく力の限り板先を浮かせて板を回し過ぎないようにボーゲンで滑るものの
新雪が板に載って板が少しでも下を向くと底なし沼に沈んで行くように板が新雪の中に入っていって体も雪に埋まって行く。
あっという間に腰まで新雪の中に埋まり、そーなるともう自力で這い上がるのは至難の業。

手で自分の体の周囲の雪を掘ってかき出し、力を振り絞って板を少しずつ上に持ち上げて、ようやく新雪の上に出て滑り出し、
そしてまた新雪の中に埋まり雪を手で掘ってかき出し・・・の繰り返し。
ようやく頂上ゲレを降りて来た時には疲労困憊で、私は過呼吸発作を起こしてゲレンデに朝食ったモノを吐いてしまった(手で埋めといたよ。涙)

旦那は「いやぁ~ここまでヒドいとは思ってなかったよぉ~ごめん~」と言ってるが、私は確信犯だと思っている。
かれこれ20数年前にも同じ事をやっているのに、この男は覚えていないフリを決め込んでいたんだから(怒)

で、私の過呼吸発作が収まって旦那がご機嫌取りに私とA嬢にお茶をご馳走して休憩した後、再び兎平を滑り始めたのだが・・・

Twitterでフォローしてくれている人はご存知の通り、兎平ですっ転んだ際に手が板の下敷きになってエッジで親指をザックリ☆
コレも、私は全ての原因は旦那のせいだと思ってる。
それでなくても前日のスキーも過酷だったせいで朝から筋肉痛で足が言う事聞かないって言ってるのに、ムリヤリ頂上ゲレに引っ張ってって
お陰で使わなくてもいい体力を使い果たすハメになった上に過呼吸発作まで起こした。

普段だったら前のめりに転ぶなんて、正直私くらいのキャリアと技術があったら考えられない。
それなのに、この時はガスで視界が悪くて新雪のコブが見えなくて板で突っ込んでしまった際に腿に力が入らなくて回避出来ずに
真っ直ぐ下に頭からひっくり返るような形で転んでしまった。

手を見ると、グローブがエッジでザックリと切れて、切れ目から血が滲み始めている。
「おい!グローブ外してみろ」と旦那が言うので外すと・・・余りにスプラッターな絵なので撮影してませんよ^^;






「ぼくドラえもんでーす♪」←どこまでもネタにしないと気が済まない私ってorz

私のザックリ切れた指とパカッと口を開けた傷口からドクドクととめどなく溢れ出て来る血を見てすっかり旦那はパニック。
わーわー言いながらレスキューを呼ぶと、程なくしてレスキューの兄ちゃんが簡易医療セットを持って登場☆
指を切った経緯を話すと、まずレスキュー兄ちゃんの放った第一声「それで、指はくっ付いてますか?」
・・・まー、もしグローブしてなかったら(グローブなしでスキーする事はないんだけど)間違いなく親指落ちてただろーなー^^;

で、とりあえず止血してもらって、ガーゼと包帯でこれ以上指を動かさないように(出血しないように)包帯でぐるぐる巻きに固定
「ここではこれ以上の事は出来ませんのでこれから病院に行って処置してもらって下さい」と、ゲレンデ近くの休日診療をやってる
外科を教えてもらってレスキュー兄ちゃんず退場。






微グロ注意w

私とA嬢はゴンドラで下って、旦那はスキーで麓まで降りてホテルに車を取りに行った。
2人で車を待ってる間「ヒマだしせっかくだからTwiiterのネタにしようぜ☆」と言ってドラえもんになった手や
ザックリ切れたグローブの画像を撮ってはツイートしまくるwww
上の画像もツイートに使ったけど、切り口に血が少し滲んでますよね。中は血で濡れていて超エグエグ☆キャハーw






外科に行って4針縫ってもらいました。
お陰でせっかく泊まりで来たというのに2日目はゴンドラ乗って頂上ゲレ行ってムダに体力使ってゲロって指切っただけで終わった。
不幸中の幸いは神経まで切れてなかったという事くらいか。
とりあえず水が使えないし痛くて動かせる状態じゃないので当面は家事全面放棄という事になった。まあコレはラッキーか(苦笑)

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【手打ち蕎麦 そば神 神城】
   
長野県北安曇郡白馬村神城沢渡6627-1
   TEL:0261-75-2404

突然グルメ情報w
ちょうど指切って病院に行ってたのが昼過ぎで、処置とか色々やってもらったら14時位になっていた。
ハラペコだったので(指切って痛くったって腹は減るさ!)病院から近い場所で評判の蕎麦屋を探して行ってみた。
結構有名な店らしく、店内の壁の到る所に芸能人やスキー選手のサインや写真が貼ってある。






「大ざる:1300円」
私もA嬢もお腹ペコペコだったので1.5人盛りだという「大ざる」を注文。
まー凄いボリューム!前回食べに行った蕎麦屋も相当な盛りっぷりだったけど今回も相当凄い!
コレで1300円って安いよなぁ~。やっぱ蕎麦ドコロだから平均的に価格も安め設定なのかな?

二八そばだと思うけど、コシがあるけどつるっとしていて食べ易くてとても美味しいです♪
そばつゆもクセのない万人受けする感じ。でも出汁はしっかり取ってあって丁寧な仕事振りだと思います^^

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携帯カメラの調子が悪かったみたい?変な線が入っちゃってるな^^;

帰りに立ち寄った「おやき」の専門店
お持ち帰り土産用の冷凍おやきも売ってるんだけど、店内で焼いてそのまま食べられるおやきも売ってる。
3人で気になるおやきを買って焼いて食べてみました。どれもとっても美味しかったぁ~!






名古屋に戻ってきて、私が大好きな「九条ねぎ焼」のお店でちょっと遅めの晩御飯代わり。

今回私の親指ザックリ☆がビジュアル的に派手だったので物凄くクローズアップされた格好ですが、
実はこのスキーの前からA嬢は歯(歯茎?)が痛んで病院通いしていて大変な事になってたんですよ。
前日もこの日ずーっと痛み止めを飲み続けていて、夜もどうやら痛みでロクに眠れなかった模様。
そんな状態だったのに、私の怪我のせいで降り回しちゃって本当に申し訳なかったわ((;ゝ;)φ.....ゴメン

この埋め合わせは・・・旦那に必ずさせるから!^^;
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「戦火の馬」16本目

2012年03月19日 | 映画感想
「戦火の馬」

スピルバーグ監督作品×ディズニー(←ディズニー配給だって知らなかったわ)
ロクに予告編も見てなかったけどとりあえず大作っぽいからチェックしておきたかった。
で、公開3週目に突入したら既に1日2回上映とかさーマジかよー、みんなもっと映画見に行こうぜぇ~^^;
・・・ま、本作上映時間2時間半超えで長いから、シネコンとしても利ざやの薄い「あんまり長期公開したくない」作品なんだろーな(苦笑)

ま、そんなこんなであらすじ~
舞台は第一次世界大戦直前のイギリスのある農村。貧しい小作農の親父が美しいサラブレッドを見惚れて意地で競り落として来た。
妻は怒り心頭だが息子のアルバート少年はたいそう喜び、馬に「ジョーイ」という名を付けて懸命に育て、そしてアルバートとジョーイは
かけがえのない相棒となっていった。時が経ち第一次世界大戦が開戦し、貧しさから父親が勝手にジョーイを軍馬として売ってしまう。
涙ながらに「必ず再び会おう」と約束して別れるアルバートとジョーイ。その後ジョーイは数奇な運命を辿る事になった・・・

映画始まる前は上映時間を見て「なげーなー!」と思ったけど、映画が始まったらそんなに気にならなかった。
思いっきり王道だなー。「戦争ネタ(反戦メッセージバリバリ)+動物モノ+泣かせネタ」の王道トリプルコンボ。
でも実はこーいう作品は嫌いじゃなーい♪いやむしろ結構好きだったりー♪^^
スピルバーグって定期的にこの手のわざとらしい感動大作っぽいの撮るよね。

まー予告編でオチまで思いっきり見せてるから何書いても問題ないと思うけど、てか特に驚くようなサプライズ情報ないし。
本当になーんもヒネリなし。ジョーイはアルバート少年と引き離されてから英軍の軍馬として騎馬出撃するんだけど、その後はドイツ軍側に
引き取られたり、フランスの片田舎の少女と一瞬いい感じになってみたり、飼い主(謎)が様々に変わって戦火の中で翻弄されまくる。
んで最終的にはみんなが思った通りの展開になって~って感じ。
ジョーイが戦火の中で出会う様々な人種や立場の人達との交流を見せて、ジョーイを通じて戦争の悲劇だったり惨さだったり友情だったり
親子の絆だったり・・・とにかくありとあらゆる感動ヒューマンドラマになりそうなネタをギッチリ詰め込んでいる。

知ってる役者はアルバートのママ役のエミリー・ワトソン位で、後はほぼ無名かギャラが相当安そうな役者を取り揃えているんだけど(コラ
本作はとにかく馬の演技が素晴らしい!馬にオスカートロフィー渡したい位に本当に素晴らしい!!
軍馬となった先で出会った黒馬君との友情にはマジで泣けた。馬だけど人間よりもずっと人間らしい心のひだのようなモノまで演じ切っていた。

それからコレは流石のスピルバーグ組・・・映像と音楽ハンパなくいい。
「壮大で美しいシンフォニーだなぁ~」と思って聞いていたけど、やっぱりジョン・ウイリアムズだった。
んで撮影は当然だけどヤヌス・カミンスキーが噛んでるから映像もピカイチ☆ここらのスタッフは鉄板なんだなぁ~。
スピルバーグ組の絵は本当に安心のクオリティだなぁ。「スクリーンで見て良かったー」って絶対思える絵作りして来るから大したもんだよね。

で、本作一番印象的だったのは何といってもラストシーンですよ!
コレって・・・明らかに「風と共に去りぬ」へのオマージュ・・・だよね?だよね?絶対そうだよね?^^;
つか、自分ラストシーン見ながら脳内は「タラのテーマ」流れまくりでしたし!

あれ?本作ってオスカー無冠だったっけ?
んんー。ぶっちゃけ映像系の何か1つ位はヒューゴじゃなくてコッチでも良かったんじゃ?
まあ個人的には内容も満足出来ましたよ。超王道動物モノ+ヒューマン@ガッツリ反戦風味、お暇があったら見て損はなし!^^
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「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」15本目

2012年03月14日 | 映画感想
「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」

ロバート・ダウニーJr.がセクシー過ぎて!!
・・・あ、いきなり結論かいちゃった(テヘ♪
まーそんな訳でロバート×ジュード・ロウという2枚看板のシリーズ「シャーロック・ホームズ」第二弾
前作の最後でチョロリと顔を出したモリアーティ教授と遂に直接対決の本作、監督は前作に引き続きガイ・リッチー氏

あらすじは
ヨーロッパ各地で起こる連続爆破事件、インド、中国、アメリカ等でこのところ頻発する未解決重大事件・・・
全ては一本の糸で繋がれていた。その黒幕はモリアーティ教授。数学者にして温厚な人柄から信望も厚いモリアーティだが
その裏の顔は天才的犯罪者だった。モリアーティは絶対に自分の犯罪の痕跡を残さないが、度々モリアーティの計画に邪魔に入る
ホームズとワトソンと遂に直接対決する日が近付いて来ていた。

んまー面白い!
ぶっちゃけ話かなり端折ってるというか「ザックリ感」があるんだけど、それ差し引いてもやっぱり面白いわー♪
原作のシャーロック・ホームズシリーズを読んだのは子供の頃だからもうほとんど忘れちゃってるけど、でも子供の頃に読んで
頭の中に描いていたホームズとここまでビジュアルイメージが違うと、それはそれで全く知らない世界の話を見ている気になって
楽しいんですよネ・・・ってか、ロバート・ダウニーJr.だったら何だっていいんだよ。だってセクシー過ぎるんだもんっ♪(ヲイ

話の序盤は正直何がどーなってるんだか「???」って感じなんだけど、そーは言っても本作は1秒もスクリーンから目が離せない。
コレ冗談抜きで本当に序盤でほんの一瞬チラッと写ったモノやシーンが後の種明かしで登場して「あー、あのカットはそういう事ねー!」
みたいな事になってるから気が抜けない^^;
こんな感じの「ワンカットヒント」が映画全般にチラホラと散りばめられてますから。ね?本当に1秒も目が離せないでしょ?w

映画だからド派手映像も随所に散りばめてて、特に圧巻なのは「ドイツの森を抜ける逃走シーン」
思いっきり「マトリックス」やってる。古くは「エル・マリアッチ」やってるとも言うかw
あのスローモーション・アクションと、それからホームズが自分の見て来た物事をパパパッと組み合わせて事の真相を引き出す推理シーンの
物凄い疾走感というかスピード感のバランスが絶妙な好対照で、見ていてワクドキ感がグッと上がる感じ♪
あとホームズの「この後どうなるか@脳内シュミレーション」のシーンも!きっと実際は0.5秒位の一瞬で考えてるんだろーなーと
思わされるんだけど、とにかくこのシュミレーションシーンが楽しくて楽しくて!^^

原作からは随分かけ離れているようで、でもきちんと原作をリスペクトしているのが判る。
それでいて、映画ならではの色気のあるキャラクターと絵作りをしてオリジナリティは充分に打ち出していて、私はこのシリーズ大好き♪
ぶっちゃけ全然「推理小説モノ」じゃないんだけどね。まあ~「サスペンスアクション」と呼んだ方が合うのかな?
ジャンルなんてどーだっていいじゃん。絵作り良くてキャラ良くて話もそこそこ良く出来てるんだしさ!^^

今回の「変装術」も必見です!あんな可愛らしい変装が出来るの、ロバート・ダウニーJr.だけよw
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週刊・女子活動(駄)@アラン模様のスヌードが完成しました☆

2012年03月12日 | 趣味・ペット



前回の女子活動ご報告の際に「モチーフ編みに飽きたから棒針編みでスヌード編み始めたよー」と書きましたが、
あのアラン模様編みのスヌードが完成しましたー(ぱちぱち)
伝統的なアラン模様です。






編み図はコチラ↑ 「自然色(ナチュラルカラー)の糸で編むアランニット@雄鶏社刊(2007年)」
の中に掲載されていたマフラーの編み図をそのまま丸パクリして、マフラーではなく繋げてスヌードにしました。

どーでもいいけど、この本めっちゃオススメ!
どのデザインも全然古さ感じさせないし、来年もこの本の中からいくつか編みたいな~って思ってる♪
ただ、雄鶏社さんは既にあぼーんしているので(涙)この本は当然ですが絶版。
編み編み趣味でアラン模様の何か気の利いたものが編みたいな~という方、急いで中古市場を探しましょう!^^;
自分は新刊で発売されてる当時「いつかヒマが出来たらこんなの編みたいなぁ~(でもどうせ本買うだけで編まないけどね。テヘッ)」
みたいな感じで購入して本当にそのまま放置していたんですが・・・まさか今になって役に立つとは!w

まーそんなこんなでー、今回割と頑張って大急ぎで編んだ。
だってそろそろスヌードの季節終わっちゃいそうなんだもん^^;
今日は3月だというのに珍しく雪が降っていますね。こういうお天気ならスヌードを堂々として出掛けられるワ♪
・・・もっとも、特に出掛ける用事もないのにこのクソ雪の中をわざわざ外出する気なんざぁ~起きませんけど(薄笑)






一応試着するとこんな感じ~二重巻きしてます~^^
秋口にユザワヤにフラリと立ち寄った時に特に何か編みたい目的があった訳でなくセールしていたので
何となく購入したベビーアルパカ10玉が、2玉半だけ使って(アームカバー編んだ♪)超中途半端な量余っていたので
残り7.5玉中の6玉使って制作。

どーでもいいけどさー、ベビーアルパカって手触りはいいけど糸が細過ぎて1本取りじゃー何も編めないのな^^;
基本は2本取りだね。だから10玉1袋買っても大して何も編めないなーという印象。
セーター編もうと思ったら最低でも15~20玉は必要だね。てかこんな細い糸でセーター編むなんてごめんだなw

んな訳で、このスヌードもベビーアルパカ2本取り+5号針で編んでます。
柔らかいしふんわりしていて大満足です♪

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さて、もう季節的に今から冬物毛糸に手を出すのはデンジャラスだ。ぶっちゃけ今シーズン中に完成しないだろ(ボソ
てな訳で~、先日一宮の毛糸屋さんで大量購入した春夏糸に手を染める!






マーガレットを編み始めました~♪
編み図が5号1本取りの指定でしたが、私が持っている糸は中細なので2本取りで簡単にゲージを取ってみましたが、
2本取りでもまだゲージが足りないので、仕方なく6目程増やして編んでます。
まーこのマーガレット、増減なしでただ長方形の編んで繋げるだけなので、ゲージが多少違っても編みながら寸法計って
調整していけば何とでもなるかなーっと♪^^
でもまた2本取り+5号針だよ。細かいからちぃーっとも進まないよ。心折れそうだよママン orz

ぼちぼち頑張ろう。どーせ家でTV見てるかネットゲーやってるだけなんだしな。うん^^;
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「ヒューゴの不思議な発明 3D」14本目

2012年03月07日 | 映画感想
「ヒューゴの不思議な発明 3D」

マーティン・スコセッシ監督最新作。今年のアカデミー賞で5部門受賞した話題作。
・・・とはいうものの、受賞したのは「美術賞」「撮影賞」「視覚効果賞」「録音賞」「音響編集賞」と
見事なまでに内容に触れない、音と絵に関するモノばかり^^;
多少期待値低めで、でもオスカー像に敬意を表してちょいと金出して3D版を見る事にしましたよーっと♪

あらすじは
1930年代のフランス・パリ。ヒューゴ少年は火事で時計職人だった父を喪い天涯孤独になってしまい、
パリの駅舎内の時計の調整をしているアル中の叔父の所に身を寄せるが、叔父も程なく行方知れずになってしまい、
バレれば孤児院送りになってしまうのでひっそりと時計のネジをまいて過ごしていた。
そんなヒューゴの友達は父が残してくれた壊れた機械人形。コツコツと修理を続けていたがハートのカギがないと動かないらしい。
ある事件がきっかけで過去に何やら秘密を持っている老人と、何故か機械人形のハートのカギを持っている少女・イザベルと出会う。
機械人形が動けば未来を変える何かメッセージが与えられるに違いないと、ハートのカギを使って機械人形を動かそうとするのだが・・・

うん映像キレイ!物凄くキレイ!
これは3D版で見るのにふさわしい作品ですね。撮影アングルも非常に凝っていて見応えあります^^

ところで、またしても私は予告編を見て勝手に「ファンタジーアドベンチャー系なんだな。ネバーエンディングストーリーみたいな感じか?」
と想像していた訳ですが、蓋を開けると「ヒューマンドラマ@ニューシネマパラダイスになんちゃってリスペクト風味」という
微妙~にピントのズレた作りだったので軽くがっかりしてみたり。
ピントがズレてた訳じゃないけどな。勝手に展開想像して違ってたからって文句垂れるのはいい加減にやめようぜ(苦笑)<自分
・・・でもさ!(←結構言い訳しつこい人)予告編の映像編集、明らかに「冒険ファンタジー」風味を装ってたよね!?ね?^^;

スコセッシ監督にしては話の踏み込みが甘いというのか、話が上滑り?ペラい?(ヲイ)感じがしなくもない。
特に映画序盤はあの映像美がなかったらかなり退屈したかもしれない。
それもこれも勝手に「ファンタジー・アドベンチャー」だと思い込んで見てたからに他ならないけど。だったら自爆ぢゃねーかw
でもちっとも話が前に進まなくて序盤かなりイライラするんですよ!ヒューマンドラマだったとしても序盤エンジン掛かるの遅過ぎだと思う!

登場人物も、どいつもこいつもクソ意地の悪い感じのヤツらばかりで、何故ここまでヒューゴが虐げられなくちゃいけないのか意味がわかんない。
当時駅舎には戦争孤児とかが沢山浮浪者状態になっていて泥棒や軽犯罪が横行していたとか?だったらそーいう背景も説明せえや(ボソ

話の流れとして第一次世界大戦が登場人物の多くに微妙に暗い影を落としている。
やたら意地悪で横柄な警務員は戦争で足を負傷して片足が不自由になってしまいギブスをはめて足を常に引きずっている。
警務員が片思いしている駅構内の花屋で働く女も、兄を戦死で喪っている。そしてイザベルは赤ん坊の頃に両親を喪い(コレは戦争と関係ないのかも?)
イザベルの養父「パパ・ジョルジュ」は戦争をきっかけに自分の夢を諦めて偏屈ジジイになってしまっていた。
・・・まあ、それをヒューゴが修理した「機械人形」がきっかけでジジイの夢がまた花開いて行く~って感じなんですが。

つか、タイトルおかしいし。ヒューゴは修理しただけで何も発明してないし。敢えて言うなら「ジョルジュの不思議な発明」っていう
タイトルにしないと辻褄が合わない^^;
そんな事言ったらもっと突っ込むべき場所はあるけどね。フランス・パリが舞台なのに見事に登場人物が全員英語ど喋りまくってるしw

まあブータレまくってますが、「ヒューマンドラマなのだ」と割り切ればなかなか楽しめます。
特に機械人形とジョルジュの秘密が明らかになってからはかなりいい♪ジョルジュの撮影風景のシーンとか映像もいいしワクワクする^^
そんな訳で、勝手に誤解しなければコレはコレで結構楽しいと思いますよ。ファンタジー・アドベンチャーじゃないけどね←だからしつけーよw
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「人生はビギナーズ」13本目

2012年03月01日 | 映画感想
「人生はビギナーズ」

ユアン君主演の良く言えば「人生賛歌ムービー」「癒し系ムービー」
嫌味な言い方すると「何も起こらない系」

あらすじは
ユアン君演じる主人公のオリヴァーは38歳独身のアートディレクター。恋に臆病な草食系男子。
結婚44年目にして母親が亡くなり男やもめになった父のハルが、ある日「実は自分はゲイなのだ」と衝撃の告白。
それ以降ハルは自分を解放させて若い恋人(♂)を作り人生を謳歌し始めるが、同時にハルが末期がんである事が判明する。
時は経ちハル亡き後、父の家で父の残した飼い犬アーサーと1人と1匹で生活を始めたオリヴァーだったが、とあるパーティーで
出会ったアナという美しい女性と運命の出会いをして、久し振りに恋に落ちてしまった・・・

ユアン君のヘタレっぷりが母性本能をくすぐりまくる!!
スクリーン見て「んもう~、か~わい~い♪」って何度声に出そうになった事か^^;

話は上にも書いたけど「何も起こらない系」
時間軸は父親が亡くなった後から始まるんだけど、50×50くらいの割合で「ゲイをカミングアウトしてから亡くなるまでの父親との交流」
のシーンと現在の様子が交互に描かれていて、父亡き後に生き方を見失ってしまい喪失感で抜け殻になったオリヴァーが
生前の父親との交流や父親の生き方を回想する事で、自分の生き方を見つめ直して立ち直って行く姿を淡々と描いている、という感じ。

オリヴァーのヘタレっぷりも可愛いんだけど、相棒の(元・父親の飼い犬)アーサーが愛らし過ぎて困る!!
アーサーもまた愛しい飼い主・ハルを喪った事で深く傷付いていて、人恋しくて自分が心を許した人間が常に傍にいないと気が済まない。
今はオリヴァーの傍から離れられず、家にアーサーを一匹で留守番させて出掛けようとしても、ドアを閉めた瞬間から
「キュゥ~ン!キュワ~ン!キャン!キャン!キャーーーン!!」と切ない鳴き声を上げ続けて、オリヴァーも離れ難くてどこへでも連れて行く。
オリヴァーとアーサー、臆病で傷付いた者同士が肩寄せ合うように生活する様子は微笑ましくて実に可愛らしい♪

この作品、登場人物が誰も彼もみんな愛らしい癒し系でね。
オリヴァーが友達に「気分転換に行こうよ」と誘われて出向いたパーティーで偶然出会った女性・アナがまた眩暈がする程CUTE!
メラニー・ロランというフランス人女優さんなんだけど、ごめんなさい私は彼女の事を全く知らなかったわ。でも今後大注目したい!
とにかく可愛らしい顔立ちの女優さんで、カメラを真正面に見据えるショット(絵的にはオリヴァーを見つめているという状態)には
ところどころで「ズキューン☆」と心の中で効果音が鳴りそうなくらいに可愛らしかった^^

まーそんなこんなで色々愛らしさ満載なんだけど、話としては凡庸で特に面白い事はありません(ヲイ
でもこーいう作品ってそーいうもんよね?本当によくある「ゆるゆる癒し系」ってヤツですから。
なんとなーくほんわかして、なんとなーくほっこりして、そして見終わった後なんとなーく元気になったような気分になればそれでよろし。

個人的に「何も起こらない系」には飽き飽きしてたんですが、でも本作結構楽しめました。ユアン君とワンコのアーサーが超癒し系だったんだな~♪
コメント (2)
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