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【映画2025】「片思い世界」@18作目

2025年04月04日 | 映画感想
「片思い世界」

劇場で広瀬すずちゃんと杉咲花ちゃんと清原果耶ちゃん3人がワチャワチャしてる感じのポスターを見た段階で「え、なにコレ神映画やん」てなったヤツw
しかも「花束みたいな恋をした」の脚本を手掛けた坂元裕二氏とメガホンを取った土井裕泰氏が再びタッグを組んでいると知って益々テンション上がったよね!!


あらすじ
東京の片隅にある古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)。それぞれが仕事や学校に向かい、お互いを思いやりながら、他愛のないおしゃべりをして過ごすという自由気ままな生活を12年にわたって送っている。強い絆で結ばれている3人だったが、全員が誰にも言えない片思いを続けていた。(Yahoo!検索情報から丸パク)

本作、予告編を観て…更に映画の番宣で主演のお三方が色んなメディアに登場していましたが、あるネタバレ(本作の世界観に関わる重要な設定)について一言も言及していなかった為、制作者サイドとしては未見の方にネタバレして欲しくないのだろうと推察されるので、なるべくそこんとこに触れないようにレビューしようとは思いますが…察しのいい方は本レビューを読んだだけで分かってしまう可能性があります。ですので未見の方はネタバレ覚悟で以降オナシャス💦  

という訳で映画冒頭さくらが自宅に戻ってくるまでのシーンから色々違和感がありまくっていて「何かおかしい」とは誰もが思うんだけど、その違和感が頂点に達したトコロで重大なネタバレがあって本作のタイトルの答え合わせみたいな感じになる訳ですが、それ以前にも小さなネタが散りばめられていて…例えば冒頭幼少期の美咲が物語を書いていて(←関係ないけど子役の子の字がめっちゃキレイだったわ!)お腹がぐぅ~って鳴るんですわね。それが後に「あーなるほどな」となる回収シーンが登場したりね。こういう細かーいネタを積んでるトコロなんて坂元氏の脚本っぽいー!って思った😊

予備知識なしで鑑賞した人のほとんどが(自分も含め)この3人のフワフワした恋愛模様を見せて行くんだろーなーと想像しながら劇場に足を運んだと思うのですが、蓋を開けるとかなり毛色の違う方向のお話でした。コレを「いい意味で裏切られた」と感じる人もいれば「思ってたんと違うー💢」と思う人もいるでしょうが、自分は「ガチガチの恋愛モノではないだろうとは思っていたけどまさかコッチ方向の話だとは思ってなかった。でもコレはコレでいい」という割とニュートラルな感じですかねw

個人的に素粒子の話になってスーパーカミオカンデからの~灯台の辺りのエピソードは結構ツボった。絵もステキだしワクドキした。
結局あのネタに関してはあの灯台で終わっててその後ラジオ放送もなかったみたいだし「結局あのラジオ放送は何だったんだ?」って感じなんだけど、そういうファジーな感じもこの作品の世界観とよく合ってる気がするんですよね。
そう、本作色々ツッコミ入れたい部分あるんだけど…例えば家の中の調度品とか着てる服とかどうやって調達してるんだよ(まあ服や食べ物に関してはパクれるだろうけど家具は持ち運べないだろうとかさw)とか辻褄合わせをし始めたらキリがないんだけど、そーゆーんじゃないんだよなーそこはもっと気楽に考えて、いや気楽に何も考えずにこの世界観をザックリと受け入れて行こうやー!って感じw

優花とさくらのネタは2人で1つみたいな感じになっていて、一番柱ネタになっていたのは美咲と典真の事だったけど、クライマックスの朗読のシーンは泣けた…ちょうど現在の彼らとリンクする内容になっているんですよね。脚本が書かれたのは事件の直前だったのに。そこもファンタジーとして上手く機能しているし大ラスの合唱シーンが清々しい気持ちで観られるいい流れだったと思いますね。なんかねー彼女達の親戚のオバチャンみたいな気持ちでスクリーン観てたわーw

最後に…あの、街の音楽隊のオジサン達って…彼らもアッチ側の人なんだよね?ラストで彼女達にウインク?か何か反応してるシーンありましたよね!?

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