なかなか楽しい山遊びだった。
いい空気に浸ることができたこと、そして、多彩な山菜を戴くことができたこと。これは、いつも通りの喜びだ。加えて、人に出会えたことは嬉しいハプニング。あの豊かな空間で過ごす喜びを共有する仲間がいる。そのことが分かっただけでも、ちょっと心が浮き立つ。
今回の収穫物は『雑多』です
量は多くないのだが、このように多様な山菜を連れ帰ることが出来るのは、採り場が豊かな証拠。そして、季節の巡りが丁度よかったことを示している。
振り返ってみると、春の訪れとともに、N川、T川、S川と渡り歩いて、今回のH川が終着駅。これまで、その場所その場所で、その時その時の山菜を楽しんできた。山菜採りは、まだまだ続くんだけど、残念なことに、真夏が近づくにつれて、採れる山菜の種類が限定されてくる。こんな風に何種類もの山菜を摘まみ食いのようにして持ち帰る山菜採りは、今回が最後かもしれない(まだわかんないけど)。この『最後』を噛みしめつつ、山菜料理を進めましょう。
アオミズ料理
・茎から葉と皮を外してサッと洗います
※アカミズのように根元に汚れがこびり付くことはないので「軽く」でOK
・4分ほど茹でると
アカミズよりも透明感のあるエメラルドグリーン
・茎の先端に付いていた葉は、衣を着せてサッと揚げます
※今回の衣の割合 卵黄+マヨ:冷水:片栗粉:薄力粉 = 1:3:1:4
・全体にサッと絡ませて、サッと揚げます
※「サッと」がキーワード
旨いっス
食べてみると、アカミズとの違いが分かりません。多分、そのうち比較するかもしれないけど、旨いんだからいいじゃないの。本日もバクバク戴きました。
ええと、色々作ったんですけど、長くなりそうなので、アッサリ行ってみます。
フキは茹でて皮を剥く(惚れ惚れ)
オリーブの呼吸(残りは未定)
シオデはおひたし(山のアスパラ)
焼きタケノコ(このぐらい焦げてもOK)
本日も山菜御膳(全種類食卓にあげるのは無理)
こんな風に、色々な山菜が食卓に上る季節も、もうすぐお終いになるんじゃないかな。そう考えると、一つ一つの料理に感謝を込めて、じっくり味わわねばという思いが強くなります。
ひたすら感謝して、いただきます。