山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山菜偵察

2021年03月22日 | 山菜採り
 例年だと、家の近くの山や川で様子を見ながら機をうかがうのです。それなのに、遙か遠くの山菜採り場が、ひとたび頭に浮かんで以来、離れなくなりました。
 もう、行くしかないでしょう。
 「早すぎる」ってのは分かっているんです。だけど、一度出掛けて、現地の様子を見ることが出来れば、その先の見通しも立つってもんだ。
 それをやらないでいると、山菜の妄想が、いつまでも頭の中を駆け巡り続けることになる。これは、精神衛生上よろしくない。そう考えての判断です。
 現在の日の出は、5時40分頃。その辺に到着できるように、暗がりの中を出発する。
 今夜以降、何日か降水確率が上がってくるのだが、この時間は0%。圧雪凍結の心配なしで峠を越えられるのは、ありがたい。本日も、予定通りに目的地に着くことができた。
 ただ、残念ながら周囲には雪が残っている。おまけに、好天による放射冷却で霜も降りていることが分かった。
 これは、偵察を兼ねた散歩ですね。トランクルームに積んできたリュックもハケゴも出番なし。足回りと防寒対策だけ整えて歩いてみることにしましょう。
 まず、目に飛び込んできたのがこれ。


もうすぐ咲きそうなワサビ

 ただし、他に見つけた殆どは花芽なし。こんな感じ。


霜に当たってます

 それでも、春の気配がチラホラ。


ネコヤナギに



フキノトウです

 でも、殆どは、収穫の『予定地』ばかりです。


コゴミ畑予定地



シドケ畑予定地

 やっぱり早すぎたみたいですね。


山に日が当たり始めました



間もなく渓にも



 陽が差し始めた小さな流れに目をやると、


セリも伸び始めていますね

 流れ込みを見ると、


石英と雲母と長石と

 きれいな花崗岩の砂地です(写真下手でゴメン)。
 この砂地があるから、この地がワサビ田になり、天然のワサビが育つんだと思う。
 本日は、まだ小さすぎて収穫には早かったけれど、次に訪れるときには、きっと綺麗な花を咲かせていることでしょう。
 次回、順調に生育してくれていることを願い、本日のお散歩は終了。

 おまけ、


唯一見つけたキクザキイチゲの花


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