山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

もったいない休日(中編)

2021年05月27日 | 山菜料理
 お医者様からの診断と処方箋を受け取り考える。
 ・・・同じような怪我をせず、無理なことをせず。・・・どうすればいいんだ。


       散歩コースに咲き乱れる『キショウブ』さん

  ポクポクポクポク チ~ン
   ≪山歩きシューズの更新≫

 そうだよ。安全のためには、何よりも装備を整えることだ。冬場を除いてお世話になり続けている海山用品のうちで、去年の夏以降使い続けてきたスパイクシューズのグリップが、前々回の山行あたりから、少々心もとなくなってきていたんだっけ。
 普通は、丸1年使い通せる丈夫な靴なんだけど・・・。思い返すに、今年は、冬場の山歩きでも結構お世話になっていたから、ソールの摩耗が早まってしまったのだろう。
 ようし、安全に無理をせず!そのためには、新しい靴探しだ!!薬局を出ると、そのままアウトドア用品店に直行する。スパイクシューズに関しては、この店で扱っている某銘柄のものが、圧倒的に品質がいいうえに、値段も手頃なのだ。
 ほぼ、開店と同時に店に入って陳列棚を探す。あった!だけど、サイズが合わない。ちょうど良いものがないのだ。店員さんに聞いてみると、
「この商品、売れてまして、並べてある分しか残っていないんですよ。」
だそうだ。
 来週遊びに出掛けることは確定しているのに、現在使用中の靴は既に危うくなりつつある。ここで、更新しないわけにはいかないだろう。
 仕方なく、同じメーカーで出している別タイプの靴を手にとって眺めてみる。足首周りは浅めだけれど、ソールの構造は同じみたいだ。つまり、足首周りさえ気をつければ、これまでと同じように安定したグリップが得られるんじゃないかな。そう判断して購入。


       老舗のD社より値段は安いけど品質良好
 これで、ひと安心。次に出掛けるときには、安全に遊べるはずだ。って、なんか方向違いのような気がするけど、これも一つの真理。安全第一の路線からはみ出していないよね。
 念のため、『出掛けない』という選択肢はありません。
 さて、帰宅しました。次にやっておきたいのが山菜料理です。やらなければならない物は、いろいろあるんですけど、まずはウドからです。生のまま残してあるので、サッサと調理してやらないと可愛そうなのであります。そこで、

  ≪ウドのオリーブ炒め≫

 下ごしらえ・調理の部
 ・ウド2本を長さ5㎝ほどの太めの千切りに(100g弱)
 ・かさ増しと風味付けに、粗挽きウィンナー(1本)と竹輪(2本)を同じく太めの千切りに


       こんな感じ
 ・中華鍋にオリーブオイル(大さじ1程)を敷いて加熱、まず肉類を炒めて軽く火を通します
 ・続いてウドも加えたら調味料も入れます(顆粒だし少々、塩ひとつまみ)
 ※山菜を入れると水分が出てくるので、このタイミングで顆粒の調味料を入れます

       時々返して
 ・中弱火でじっくりと和えながら火を通します
 ※しっかりと火を通すと、キドミが旨みに変わる
 (『始まりの呼吸』の派生ね。・・・これは、『オリーブの呼吸』と名付けましょう)
 ・ウドに透明感が出てきたら粗挽きコショウを加えて、もうひと炒め
 ※塩ひとつまみ足して味を調えました


       はい、出来上がり
 1年ぶりに作ったけど、やっぱり旨い。ウドは、イタリアンにもよく合うようです。

 もったいない休日だったけど、ここまで来ると結構達成感がありますね。これから、今日のことを日記にまとめて、残った時間でまたもう一つ二つできれば、十分満足な休日になりそうですよ。
 話は、まだまだ続きそうです。

  To be continued!