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山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

おめでとう献立にありがとう

2024年03月08日 | 日記

 「今日は料理しないでね。」

そう言われていたので、おとなしくしていた。

しばらくすると、茶の間に料理が並んだ。

       おおっ!

       あらら、おいしそうなお肉ですね

 そして、

「お父さん、お誕生日おめでとう!」

だって。

 ありがとねと、軽く答えつつ・・・

 嬉しいものですね、誕生祝い。

 こうして、また誕生日を迎えられたということは、ひとつ齢を食ったということです。

 でも、一方で、家族との暮らしを、一年分積み重ねることができたということでもあります。

 心のこもった料理、感謝を込めて戴きます!

 今年もありがとう。

 これからも、よろしく!


フグで復興祈願

2024年02月28日 | 日記

 仕事から帰宅すると、

「輪島市から何か届いてた。『要冷凍』って書いてあったから、冷凍庫に入れておいたわよ。」

とのこと。

 「ああ、もう届いたのか。思っていたよりもずっと早かったな。」冷凍庫を開けてみると、

       フグだ

 実は、年明け早々の震災で、自分にも何かできないかと考えていた時に、たまたま聞いていたラジオで『ふるさと納税』の話を小耳に挟んだのだ。

 ただ単に現金を届ける方法もあるけれど、納税という形で復旧復興に役立ててもらった上に、地元の産業の支援にもつながるという考え方。

 早速調べてみると、納税の使い道を指定できるうえに、地元の特産品を返礼品として貰えるらしい。

 なるほどと思い、納税することにした。

 税金は『地域の福祉』に使ってもらうように指定して、返礼品に、『フグのから揚げセット』をチョイスしたのだった。

 返礼品については、期限を指定せずに気長に待つつもりでいたのだが、こんなに早く届くとは、驚きというか、恐縮だ。

       冷凍品だけど、賞味期限は明記されている

       調理の仕方も書いてある

 早速、戴いてみますか。

       一袋だけ解凍してみると

       かなり大ぶりの身がゴロゴロ

       なるべく衣をたっぷりつけた状態で揚げましょう

       身が厚いので、結構時間がかかったけれど

       おいしそうに揚げることができました

       いただきましょう!

 ホクホクで、とても美味しかったです。

 家族も喜んで食べていました。

 ご馳走様でした。

 被災地が、少しでも早く元の暮らしを取り戻せますように。

 ・・・この後、輪島市長さんの銘で丁寧なお礼状まで届きました。恐縮の至りです。


今年もご馳走様

2024年02月15日 | 日記

 仕事から帰ると、

「はい、どうぞ。」

       チョコですね

       手作り感が嬉しいね ありがとう

 そして、

      気合の入った天ぷら定食

 ご馳走様!

 今年もよろしくね。

 

 昨夜の出来事でした。


ひっさしぶり!お山歩きは、疲れたけど爽快

2024年02月13日 | 日記

 本日は、お休み。

 弁当のおかずにする常備菜を作ること以外には予定なし。

 天気も、この時期の山形としたら、上々の好天気。

 これは、出掛けてみますか、今年初の山歩きに。

 山歩きと言っても、身体がなまり切っていることは分かってるから、近くのお山に、ちょっと出かけてみるだけ。

 自分の体力の現在地が計れるんじゃないかな。

 一応、防寒具と足回りだけ準備して出かけてみました。

       そもそも青空が見えること自体珍しい

       エゾユズリハも輝いている

       道にほとんど雪がないのも珍しい

       登り坂は歩幅を狭くしてゆっくり

       山頂が近づくと雪が少し増えてきました

 息が切れる。

 やっぱり運動不足だ。

 ようやく山頂に着きました。

 息も絶え絶えです。

    1年ぶりの山神様にご挨拶

       先客がいて、お弁当開きをしてました。お隣の県からいらしたみたい

       奥羽山脈は見えないけれど

       下界の景色はよく見えます。あ~気持ちいい!

 この時期にして、この雪の少なさは驚異的です。

 やっぱり、動植物の生育への影響が心配になってしまいます。

 ま、動植物以前に、自分自身の体力の心配をした方が良いかな。

 どうも今シーズンは、雪が少なすぎてスキーを楽しむのは難しそうなので、今回みたいに時間を見つけて歩いてみようと思います。

 山の神様、また遊びに来ますね。


やっと?とうとう?雪かき

2024年01月17日 | 日記

 ゴゴゴゴゴ・・・

 これは、除雪車の音。

 まだ夜明けには遠い時間帯だが、情け容赦ない轟音と振動が軒先の道路を通り過ぎてゆく。

 しかし、この音で目を覚ます暮らしが、当地の風物詩と言ってよいと思う。

 いよいよ来ましたね。

 窓を開けてみると、

       おおっ、それなりに積もりましたね

 当地では、降雪が15cmに達すると除雪車が出動する決まりになっているらしい。

 そこまで降ったのは、今シーズン初めてだ。

 で、除雪車が通り過ぎたから終わりと言うわけでないのが、少々厄介なところなんですね。

 夜明けの時間を待って外に出てみる。

       玄関前の様子

 足跡は、新聞配達員の方のもの。ご苦労様です。

       我が愛車も半分雪に埋もれている

 これだけなら雪を払い落とせばいいだけなんです。でもね、

       道路の両脇に雪の塊

 この状態だと、車のすれ違いは無理。歩行者も非常に危ない。

 そこで、お互いの家の前の道路の雪を片付けることで、雪国でのクオリティーオブライフを維持しようという共同作業に入るわけです。 それが雪かき。

 夜明けとともに、完全武装して表に出ると、既にお向かいさんが作業を始めている。

「おはようございます。早くからご苦労様です。」

「はい。しかし、一気に積もりましたね。」

「うん。やっぱり冬だわ。しょうがねえ。」

 このお方、一昨年引っ越してこられたのですが、徐々にご近所の『しきたり』というか、この活動の『意義』を理解してくれるようになって、今では大変積極的です。道路の安全確保とご近所付き合いが同時にできるんだからこんなありがたい活動はないってもんだ。

 間もなく、お隣さんも出てきました。こちらさんも、大変協力的です。

 おかげで、ちょっと歩いたり、運転してみたりすると分かるんですけど、我が家周辺の通りは、非常に安全で快適です。そして、おまけに、仲がいい。

ようやく積もりましたねえ。」

「はい、とうとう積もりましたね。」

んっ? これって、ニュアンス違くねえか?

 山間部に生活の拠点を置くマタギにとっては、『ようやく』なのだが、市内に拠点を置くお隣さんにとっては『とうとう』なわけね。

 ま、この辺は、ライフスタイルというか価値観の違いからくるものでしょう。それで構わないんだけど、マタギにとっては、やっぱり『ようやく』という気持ちが大きいですね。

 冬に雪が積もって、春に芽吹いて、夏に成長し、秋に実る。

 こうした自然の営みがいよいと始まったという気分になれるんですよ。

 なにはともあれ、

       道路もきれいに片付きました

 来るべきものが来て、1年のサイクルが流れ出しました。

 今年は、どんな1年になるのかな。

 楽しみにしたいと思います。