「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

平野佳初勝利(3.30 5-0楽天)

2006年03月30日 | オリックス・バファローズ
パリーグは開幕して1週間、そしてセリーグもいよいよ明日開幕。
こんな野球好きにはたまらない時期にもかかわらず、我が家ではなんとスカパーが映らなくなってしまった。
おそらくはチューナーの不具合だと思うのだが、確信は持てない。
今日は楽天イーグルスTVで経過を追うことができたが、毎日楽天と戦っているわけでもないし、こうしている間の分も課金されているわけである。
可及的速やかに解決せねば。

昨日の試合に関する記事をいくつか。
吉井が12球団から勝ち星!5回1失点粘投で史上5人目の快挙(サンケイスポーツ)
あの寒い中を、よくぞベテランが踏ん張った。
そして土の中からレンガが出てきていたとは。

オリックス・ガルシア1号!チーム今季初(大阪日刊スポーツ)
そういえばまだ誰もホームランを打っていなかった。
どうも中軸に大きいのがでる雰囲気がないのはどうしたものか。

清原、センター転倒で“ラッキー”タイムリー二塁打(スポニチ大阪)
あれもエラーだったよね。
昨日の楽天には一体いくつミスがあったんだ?
多過ぎて数え切れん。

で、平野佳が初先発した今日の楽天戦のスコアはこちら

残塁12。
ずいぶんと無駄の多い攻撃を繰り広げたものだが、それでも相手をゼロに抑えれば勝てる。
ノリと北川は手のつけようがないくらい不振の状態だが、チームが勝つことによってうまく隠れている。
こうしているうちに、なんとか調子を取り戻してもらわねば。

対した楽天も残塁11。
オリックスの平野佳もよく投げたが、2回には連続四球を出すなどそれほどよい出来だったとも思えない。
3回など、「二安、一安、右安、三振」で無失点である。
どうやって得点を奪われずに乗り切ったのか、かなりの想像力を要する投球である。
よく言えば要所を締める内容だったのだろうが、今日のところは拙攻に助けられた印象のほうが強い。
次回の、おそらくロッテ戦での登板で真価が問われてくるだろう。

まだまだよそを心配する身ではないが、それにしても楽天が心配になる。
これで開幕5連敗。
いささか唐突だが、私がこれまで開幕を前にした時点で一番「弱い」と感じたのは1988年の阪神である。
村山監督の2度目の就任の初年度、バースが契約上の問題でこじれシーズン途中に退団した年である。
予感の通り開幕から確か3連敗か4連敗を喫し、失礼ながら村山監督の悲壮感あふれるキャラクターも相まって、まったく勝てる雰囲気がなかった。
「130敗するんじゃないか(当時はシーズン130試合制)」との言葉があながち冗談に聞こえないくらい、弱いチームだった。
去年の楽天は実績は持っている選手が多かったので、戦前の段階では苦しいとは思ったが、あそこまで負けが込むとも思っていなかった。

しかし今年の楽天には、あの1988年の阪神に近い不吉な予感があった。
「果たして1シーズン戦い切ることができるのだろうか」という、順位争い以前にプロ野球チームとしての体裁を保つことができるのだろうかという不安である。
圧倒的に下り坂の選手が多いのに、補強も並。
あの時の阪神はそれでも終わってみれば51勝を挙げたが、今年の楽天はどうなっていくのだろう。

オリックスは4勝1敗で貯金3。
首位をキープ。