「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

痛かった内海の危険球(9.12 東京ヤクルト9-4巨人)

2007年09月12日 | プロ野球全般

そろそろ、半袖でのナイター観戦は厳しくなりそうだ。
夏は、確実に過ぎ去ってしまった。
相変わらず仕事に追われる日々。
だからこそできるうち日に、野球観戦をしておかねば。


神宮へ、いい感じで試合開始前に到着したかと思ったのだが、今日は昼間東都大学のリーグ戦が行われていた関係で、プレーボールが6時20分。
おかげで珍しく、試合前の練習風景を長めに見学することができた。
いつもは試合開始直前に球場入りすることが多いので、スタメン発表に盛り上がるシーンがなんだか新鮮に感じられた。
グラウンドには古田監督の姿もあったが、やはり今年で終わりなのかな…


カレーを食べて、ビールを飲んで、this is 神宮の野球観戦といった趣である。
応援はさすがに優勝を争っている巨人側に勢いが感じられたが、ヤクルト側もそれなりに埋まっている。
しかし外野席には活気があっても、内野席はガラガラだ。
ここはすでに消化試合モードに突入しているヤクルトの本拠地。
仕方がないのか。


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3回裏、内海が青木への危険球で退場。
急遽後を継いだ福田が打たれて4失点。
4回表、巨人はすぐに反撃にでて無死満塁のチャンスをつくったが、点を奪えずゼロで終わる。
今日の試合、ここで勝負あったの感があった。
巨人にとっては負けたことも痛いが、9連戦の2戦目において6投手を継ぎ込むような試合をしてしまったのが、なによりの誤算だったのではないか。
明日の先発投手には、
「完投しろよ」
の圧力が強くかかってきそうだ。

松崎、野間口イマイチ冴えず(8.29 東北楽天7-5巨人)

2007年08月29日 | プロ野球全般

京王よみうりランド駅から延々と階段を登る。
切れる息に、普段の運動不足を痛感する。
ああ、素直に200円払ってゴンドラに乗っておけばよかったか。
いやしかし、こういうところでの節約が、女房に財布の紐を握られた小遣い制サラリーマンにとっては大きいのである。
二軍の球場ではペットボトルや缶飲料の持ち込み禁止などと野暮なことはいわないから、ビールもコンビニで買って持っていく。
ここでゴンドラをケチった分が、ビール1本分に化けたと思えば報われた感じもする。
しかも大汗かいた後での1本だから、味も格別である。
てなわけで、ジャイアンツ球場へ。


まだ8月だけあってセミの声は聞こえるが、久々に日が陰り、涼しくて快適な野球観戦である。
嫌味な蒸し暑さもない。
チケット売り場で、いかにも常連然としたおっさんが堂々と割り込んでくるのには閉口したが、それを除けば快適な野球観戦であった。
時折遠くから、よみうりランドのジェットコースターの「ゴォー」という音と、叫び声が聞こえてくる。
エキスポランドの件があってから、しばらく点検のためによみうりランドの絶叫マシンも休止していたはずだが、さすがにもう再開していた。


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楽天松崎、巨人は野間口ととっくに一軍に定着していてもおかしくない投手同士の投げ合いだったが、お互いピリッとしないまま終わってしまった。
一番印象に残ったのが、楽天の背番号126の中村。
打っては3安打、守ってもキビキビした動きが目立った。
育成選手ではもったいない。
一軍で活躍する姿が見たい。

ヤクルトはまだ死んでない?巨人に完封勝ち(8.18 東京ヤクルト3-0巨人)

2007年08月18日 | プロ野球全般

妻はなんと、今富士山に登山中である。
土曜の午後に家を出て、明日日曜の昼に帰ってくるスケジュール。
野比のび太のごとく、
「平らな山ならいいんだけど」
の夫としては、ついていくわけもなかった。
したがってひとりの休日であったが、午前は友人と会い、午後は東京ドーム横のスパラクーアでダラダラと過ごす。
そして夜は、お隣の東京ドームで野球観戦。

で、スコアはこちら

ヤクルト先発はグライシンガー、巨人は懐かしのJP改めパウエルである。
外国人投手同士の先発も、外国人の出場枠が広がった最近では珍しくなくなった。
おじさんの記憶には、ヤクルト先発がギブソン(確か関根監督)、そして巨人がガリクソン(おそらく藤田監督)で、
「外国人投手同士の先発は非常に珍しく、○年以来です」
と、ニッポン放送の深沢アナが話していた記憶がある。
私が小学生の頃。

ラクーアで生ビールを2杯飲んでいたので、球場ではもう飲まない。
と決意しての球場入りだったが、お姉ちゃんが一生懸命ビールを売っている姿を見ると、つい声をかけたくなってしまう。
というわけで、もう1杯。

私の場合、酒がまわると時間の経過を早く感じるようになる。
試合の進行が非常に早く、いい加減飲み過ぎたかと少々反省したが、時計を見るとまだ大して時間は経っていない。
両先発がテンポのいい投げ合いを繰り広げているため、実際に進行が早かったのだ。
一安心して、今度はチューハイを1杯。

パウエルが8回に集中打を食らってKO。
ヤクルトが最後館山をマウンドに上げたのは、今後はストッパーで使っていくということなのだろうか。
高津は頼りないし、木田ももう投手としては夕暮れ時だ。
五十嵐も石井弘も、やはり今季は帰ってこないのだろうか。

ドミンゴ好投も援護なく(8.11 東北楽天0-1千葉ロッテ)

2007年08月11日 | プロ野球全般

どうも家より、旅先のほうが熟睡できる気がする。
チャックアウトの10時ちょい前に起きて、慌てて荷物をまとめてホテルを後にした。
昼間は灼熱の仙台を、街歩き。
ここ10年くらいで、ちょっとした規模の街にはどこもご当地の「○○ラーメン」が存在するようになったが、やはりここにも「仙台ラーメン」の看板はある。
仙台ラーメンとは味噌ラーメンであり、仙台味噌を使っているがゆえにそう呼ばれるらしい。
ラーメンに牛タンが浮いているから仙台ラーメンというわけでもないのだ。


夕方になって、今日もやってきたフルキャストスタジアム宮城。
太陽の下で観るデーゲームもそれはそれで爽やかなのだが、私はナイターのほうが好きだ。
球場全体に、
「今日はもう野球を観て、家に帰って、寝るだけだから」
という安心感というか、妙な雑念にとらわれずに目の前の野球を楽しもうという空気が満ちているように思えるからである。


こうして一人旅先で野球観戦をしていると、妻や子どもや恋人や友達と一緒に球場にやってきて、試合を観て、それでは家に帰ろうかという人がうらやましくなる。
私は異邦人であって、球場では皆と同化できても、一歩外に出ればせいぜい勝手知らないホテルに帰るしかない。
時々、今の自分がどんな人間なのか、本当はどこに住んでいるのか、そして年齢すらも分からなくなってしまう。
そんな瞬間が寂しくて、でも心地よかったりもする。
一瞬だけ少年に戻って、失われた可能性や未来を取り戻した気持ちになったりする。
ちょっと病んでる?
日々のストレスのせいだよ。


ところで、試合の話。
ロッテ先発の小林宏は、日本ハムを完封した前回の登板に引き続き、今日も快調だ。
5回まで毎回の7奪三振。
その5回、楽天はようやく昨日のヒーロー草野と鉄平に連打が出てチャンスをつくったが、続く藤井はいい当たりながら不運にもファーストライナー。
昨日と同じく大観衆で球場内は盛り上がっていたが、楽天にとっては消化不良でイライラがつのる展開である。


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結局小林宏が最後まで投げきり、見事完封勝利。
ロッテは昨日の雪辱を果たした。
試合が終わってもまだ9時前で、私はそのまま仙台駅に向かい、最終のはやて号で東京に戻った。
仙台にもう1泊したかったのだが、明日は野暮用があるゆえにこうするしかなかったのだ。

社会人って、いろいろ面倒くさい。

草野が決めた!楽天逆転サヨナラ(8.10 東北楽天7-6千葉ロッテ)

2007年08月10日 | プロ野球全般

今年もやってきました、仙台。


昼間は甲子園で高校野球を観戦。
夜は神戸で最近好調のオリックス戦を。
なんて、つい一昨日あたりまでは考えていたのだけれど。


しかし、やってきたのは仙台。
私は仙台の街が好きなのだ。
街の中を歩いていて、嫌な思いをしたことが一度もない。
街の雰囲気も、人の優しさも、空気も、すべてひっくるめて魅力的なのだ。


気まぐれ休暇が持ち味の我が職場。
とりあえずまたの機会に…
なんて悠長に構えていると、今年はフルスタに来ないまま終わってしまう可能性もある。
それに関西には、ゴールデンウィークに遠征した。
そしてひいきのオリックスは全敗だった。
ここにきてせっかく調子が上がってきているのに、私が観戦に行ったら、また負けが込んでしまうかもしれない。


1年目も2年目もフルスタには来たが、楽天のユニフォームジャージを着てくるファンは確実に増えている。
そしてこの球場のいいところは、そこかしこで交わされている知り合い同士のご挨拶。
「あら、どうもどうも」
「今日は先発マー君ですって」
「今年は調子いいですから」
「とりあえず、1杯」
東京ドームや神宮とはまったく違う。
そこら中にお馴染みさんがいるのだ。
こんなにアットホームな球場は他にない。


交通費だって宿泊費だってかかる。
最近マイホーム購入を口にしだした妻は、絶対にいい顔をしない。
私だって、手持ちのお金が減ってしまうのは痛い。
何のついでもなしに野球観戦のためだけに新幹線で出かけるなど、他人から見たら酔狂もいいところだろう。
しかしこういう行動と、出かけた先で過ごす時間によって、今の私は精神の均衡が保たれている自覚がある。
なんだか精神的に弱っているようだが、蓄積したストレスは、ある程度ゆったりとした時間を過ごさねば解消のベクトルに向かってくれない。


久しぶりにやってきたフルスタは、夏休みのナイターでしかも田中マー君が先発ということもあり、ほぼ満員。
無論大勢を占めるのは地元楽天のファンだが、ビジター側の外野自由席をしっかりと埋めて、統制のとれた応援を繰り広げるロッテファンも立派だ。


田中のコントロールが悪いというより、遠めに見ても球審のジャッジが厳しかった。
なかなかストライクをとってもらえず、3回一気に5失点。
ロッテファンの雄叫びが響く。


3回2点、6回にも2点と、楽天もしぶとく追い上げる。
オリックスともども、パリーグ2弱を形成している楽天だが、やはりオリックスと同じく8月は好調だ。


7回、フェルナンデスに2ランが飛び出してとうとう同点に。
今年はなかなか打率が上がらないが、パワーはありすぎるくらいある選手。
楽天ファンの大歓声で、球場がひとつになる。
ビールのカップを重ねて持っているサラリーマンが、周囲のリーダーシップをとって声援を送っていたりする。
ここでは、酔っ払いの姿すら好ましい。


メイド服でコロッケを売り歩く売り子がいたり、去年より雰囲気も若干変わった。
また来年も絶対に来るから、その時も適度な変化があって、でも温かい雰囲気だけは変わらない球場であって欲しい。


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草野が打って、楽天が最大5点差を引っくり返してのサヨナラ勝ち。
大喜びで万歳を繰り返す、草野と楽天ファン。
仙台の夜は、暑かった。
いや、熱かった。

門倉移籍初勝利 巨人8月6戦6勝(8.7 巨人3-2阪神)

2007年08月07日 | プロ野球全般

巨人戦だよ。
しかも相手は阪神だよ。
伝統の一戦、しかも巨人は首位を走り、阪神も夏場になってしっかりと勝ち上がってきている。
盛り上がること必至の試合であるが、なんと今日の昼休み、昼食を買いに入ったコンビニで思い立って端末をいじってみると、指定席がまだ買える。
試合当日にコンビニ端末で、巨人戦の指定席が買えた記憶はこれまでにない。
東京ドームの2階席、C指定席のチケットを握り東京ドームへ。


実は新宿の京王百貨店で行われている大古書市なるものに寄りたくて、今日は仕事を1時間早くあがった。
にもかかわらず京王百貨店に行ってみると大古書市は今日が最終日であり、したがって5時には閉めてしまったとのことであり、覗くこともできなかった。
せっかく来たのに面白くなかったが、自分のミスなので自分が悪い。
しかしおかげで、プレーボールがかかる前に球場に入ることができた。
当然、ビールを駆けつけ1杯。


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席は阪神側であり、明らかに観光でやってきた外国人(アメリカ系)の団体さんが、トラのハッピを着たおっさんたちと盛り上がっていた。
と思ったら、私の隣に座っていたカップルは野球などには眼もくれずにいちゃいちゃしているし、逆にスコアブックをつけながら実に真剣にグラウンドを睨んでいる若者もいる。
私はひとりでビールを飲んで、勝手に気持ちよくなっている。

スコアだけを見れば接戦であったが、いまいち阪神に攻め手がなく、正直試合としての面白みはさほどでもなかった。
が、ビールを飲んで気持ちよくなれたので、それでいい。
しがないサラリーマンにとっては、これが最高の気分転換なのである。

エース黒田が10勝目(7.24 東京ヤクルト4-1広島)

2007年07月24日 | プロ野球全般

昼間は府中市民球場へ、高校野球の西東京予選を観に行っていた。
その後不本意ながらも職場に寄って、少々のデスクワークを。
そして夜は、神宮でプロ野球のナイターである。
充実した1日と考えるか、中途半端な1日と評価するか。
本来は勤務のない日に、職場に顔を出さなくては仕事が終わらない現状にはため息である。


しかしそんな漠然としたモヤモヤを、広島栗原の先制弾が吹き飛ばしてくれた。
球場で野球観戦するメリットは、ホームランとバックホームの送球を、カットされることなく一直線に観ることができる点にある。
あと、若くてきれいなお姉ちゃんからビールが買えるところも。
下世話な話だが、最近どこの球場へ行っても以前より売り子のレベルが上がったように感じる。
そんな話を職場でしたら、
「自分より年下の子は、大抵きれいに見えるもの」
「つまり、あんたが歳をとったってこと」
と返された。


神宮の一塁側後方には、伊藤忠の大きなビルがある。
ここの明かりは、遅くなってもなかなか消えない。
深夜まで残業に励んでいる社員が、会社を支えているのだ。
神宮にくると野球とはまた別に、同士の存在を感じて勇気づけられる思いもする。


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古田監督は早い回から代打策をとって黒田を崩そうとしたが、ダメだった。
真中を早々に使ってしまった分、手詰まりになってしまった感があったが、まあ結果論だ。
せっかく一軍登録したのだから、次は監督自ら出場して欲しい。
単なる第三の捕手なら、もっと若い選手でいいわけで。

飯原連発!!で巨人を3タテ(7.8 東京ヤクルト14-7巨人)

2007年07月08日 | プロ野球全般

今日は「家の片付けをする日」という話だったのだが、うまくお茶を濁して外出。
無論、目的は野球観戦。
だって、野球シーズンなんてあと3ヶ月くらいのもんでしょう。
冬場は目一杯妻孝行に励むから…
と、妻がいないところで言い訳をしたりする。
とにかく、神宮球場へ。


ナイターの視聴率低下の影響か、最近の土日はデーゲームばかりだ。
昔はパリーグがデーゲーム、セリーグがナイターというのが大体の相場で、デーゲームを観て帰ってからもう一度ナイターをテレビで楽しんで、
「本当にこの子は野球キチ○イなんだから」
と、母親から呆れられたりしていた。
いまだに太陽の下で戦う巨人のユニフォームには、違和感がある。


交流戦後は好調のヤクルト。
対巨人3タテを懸けた今日の試合だったが、9対0で勝利した昨日に引き続き、またしても巨人投手陣を粉砕。
3回から7回まで、毎回得点を記録する凄まじさ。
巨人は終盤反撃を見せたが、とても大量失点を埋めるには至らず、完敗だった。


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ヤクルト飯原がホームランを連発。
飯原は栃木県出身で、私と同じ北関東仲間である。
白鴎大学(小山市にある)出身というのも、全国的には無名もいいところだが、いかにも栃木県民の進路選択といった印象で、勝手に身近に感じていた。
肩が強く、足も速く、守備位置も色々とこなせる。
こういうタイプはプロ野球の世界では長生きできる。
もちろん今日のようにホームランを連発していれば、おのずとそうなるけれども。

背中が寂しげ?古田監督と伊東コーチ(6.26 東京ヤクルト2-6巨人)

2007年06月26日 | プロ野球全般

新宿駅の13番ホームで悩んでいた。
総武線に乗ってここから3駅目の信濃町で下車するか、それとも船橋まで行ってしまうか。
悩みの種は野球観戦であって、うれしい悩みの類である。
今年まだ一度も足を運んでいない鎌ヶ谷球場での観戦が第一希望であったが、いかんせん雲行きが悪い。
結局、雨が本降りになってノーゲームになったところで精神的にもダメージが小さい神宮球場を選択。
信濃町駅で降りて、構内の田舎そばでカレーセットを食べてから、11時プレーボールの球場に向かった。


ヤクルト対巨人、ただし二軍の試合。
球場周辺も、そして球場内も閑散としている。
入場ができるのは正面の7番入り口だけ。
それもファンクラブの会員証を提示すると、無料で入場することができた。


しかし売店だけはいくつか営業していて、まだ朝食も摂っていなかった私はそこでてんぷらうどんを購入。
食べていると途中で少々雨が降ってきて、こうなるとうどんの中に雨粒が入るのが気になる。
ちょっと屋根の下に避難して、さっさと食べてまた席に戻る。


ふと気付くと、目の前に一軍の古田監督と伊東ヘッド兼投手コーチが仲良く座っている。
そのかたわらに、小森監督秘書も。
日程的には交流戦が終わった後の谷間で、一軍は土曜日まで試合がない。
そこで二軍のホープを見出しにきているわけだ。
と思ったが、今日のヤクルトのラインナップは、1番から飯原、田中浩康、宮出…と、一軍レベルの選手が多く出場している。
新しい選手をというより、既存の戦力の調整の場としてうまく機能しているかを確認するために、今日の試合を観にきていたようだ。


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ただで野球観戦ができて、中途半端な悪天候も見方を変えれば日焼けせずに済んだということで、それなりの気分転換が図れた振り替え休日の火曜日であった。