「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

雪中の一戦は吉井好投で制す(3.29 6-3楽天)

2006年03月29日 | オリックス・バファローズ

昨晩はフルキャストスタジアムでの試合観戦後、なんと山形に泊まった。
東京からの出掛けに宿を検索したがどこも一杯で、新幹線に乗りながら長町、苦竹あたりまで範囲を広げつつ検索したがそれでも見つからず、仙台駅の案内所にも「今日はすべて満杯です」のプレートが掲げられていて、なんとか山形駅西口の東横インを確保したのだ。
どうも仙台では30日まで日本薬学会なるものが行われていて、その影響らしい。
今朝雪の山形を出発して山寺、作並と途中下車して夕方前に再び仙台へ。


今日の試合のスコアはこちら
プレーボールかと思いきやいきなり雪と風の影響で10分間の中断。
昨日のコールドゲームのこともあるだけに、これには観客席からブーイングが沸いた。
ただ選手たちにはかわいそうなコンディションだったことも確か。
結局10分ほど待ってからあらためて試合開始。
両チームとも無得点で静かな滑り出し。


しかし2回裏、吉井が吉岡にヒットを打たれ、山崎に相対する場面でタイムがかかる。
吉井が足元を気にしているので故障でもしたかと心配したが、どうもマウンドの具合が悪い様子。
審判と内野陣が集まり、グラウンドキーパーも出てきた。
なにやらマウンドに土を入れているようだが、掘り返している様子もある。
吉井も走者を出してイライラしているのかと思ったが、この後楽天の山村がマウンドに上がった際も同じようなシーンがあった。
私が見た限りでも今日はマウンド補修のための中断が三度ほどあり、その都度スタンドからは、
「早くしろ~」
と声が飛んでいた。
この寒い中、当然である。
外が寒いのなら体の内部から温めてみようと、ビールを売っているお姉ちゃんに声をかけると、驚きの顔をされる。
彼女にしてみれば悪気はなく、確かにビールが凍りそうな状況である。


昨日が雨なら、今日は雪。
再び雪と風で中断する場面があり、仙台発21時26分の新幹線で東京に帰らなくてはならない私には最後まで観戦することはできなかった。
球場を後にしたのは6回裏、楽天が反撃を繰り広げている途中。
雨天コールドゲームになった昨日と同じく、今日も7回の攻防を見ることはできなかった。
わざわざ仙台まで来て試合終了まで見れないとはと言われそうだが、寒さに耐えるので精一杯で、そろそろ限界を迎えるところでもあった。

神宮や東京ドームでは、スーツ姿の男同士が試合そっちのけで上司の悪口を言い合っているようなこともあって、それはそれで生活感がある。
しかしフルスタでのそれは、
「明日の朝食は、パンでいい?」
くらいの、もっと剥き出しのものである。
地元の球団を応援しようとする人々が、飾り気なく、余計な気取りもなく、生活の一部として球場へ足を運んでいることが、実感できる。
寒い寒いとなんども書いたが、この球場はとにかく居心地がいい。
絶対また来る。

大宮で新幹線を降り、埼京線に乗り換える途中でオリックスが逃げ切ったことを確認した。
これで3勝1敗、貯金は2。
しかし楽天は6失策で4連敗。
よそのチームを心配する余裕はまだない身だが、これは去年よりヤバいんじゃないか…