「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

芝草の危険球(3.5 巨人9-1ソフトバンク)

2006年03月05日 | プロ野球全般
急遽挨拶などさせられる計算違いもあったが、友人の結婚式も無事終了。
結婚はしてからが勝負。

というわけで、案外早く昼過ぎには式の進行がすべて終わり、遠方から来た連中は福岡空港に向かう。
皆仕事を抱えているから、少しでも早く帰路に着きたいのだろう。
だからこそ式後の二次会ではなく、敢えて前夜祭を行ったのである。
しかし私が超割で確保した航空券は8時40分福岡発のもので、充分にまだ時間がある。
そうなると私が目指すべきは、こんなところになるわけで。

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市営地下鉄で唐人町駅を目指し、そこからさらに徒歩で10分ほど。
ヤフードームに着いたときは2時を過ぎていのだが、どうやらソフトバンクの先発星野が派手にやらかしてくれていたらしく、試合の展開は遅い。
これから4回表、巨人の攻撃が始まるところだった。

昨日の北九州市民球場に続き、ここも初めて訪れたヤフードームだが、スタンドに足を踏み入れると非常に開放感がある。
屋根が高く、スタンドも京セラドーム(まだ違和感があるが)と異なりしっかりと奥行きを持った造りになっているから、圧迫感がないのだ。
人工芝の緑がまぶしい。
バックスクリーンの映像(ホークスビジョンというらしい)も、大きく鮮やかだ。
牧歌的で前時代的だった北九州市民球場とは、あらゆる意味で対照的だ。

結婚式場で多少飲んでいたので今日はいいだろうと思っていたが、どうしても堪えきれずビールを1杯。
なんだか、九州に来てからずっとアルコールが抜けていない気がする。
ソフトバンク側の外野席で観戦したのだが、ソフトバンクの攻撃時は皆が立って応援するので、私も必然的に立ち上がることになる。
片手にビールを持って立ち続けるのはしんどいと思ったが、ソフトバンクの攻撃がなかなかつながらず、立っている時間はそれほどなかった。
マウンドに上がったばかりの芝草が、危険球でたった1球で退場になってしまう珍事もあったが、試合自体は巨人のワンサイドに終わった。

東京の球場ではあまり見ない若いカップルや、さらに女性同士で連れ立って観戦しているファンも多かった。
全体的に、観客の平均年齢が低い印象だ。
プロ野球人気が下がっているだなんだと言われているが、若いファンをたくさん持っているソフトバンクは、よほどの下手を打たない限り、今後も人気球団として君臨し続けていけるだろう。
少なくとも、九州では。