「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

ブランボー北川連続弾!(4.27 8-4楽天)

2005年04月27日 | オリックス・バファローズ
プロ野球スコア速報(日刊スポーツ)
楽天に3連勝。
最低でもプレーオフ進出を目指すのであれば、もはや各チームにとってボーナスステージと化している楽天戦で、取りこぼしは許されない。
昨日も今日も初回に失点し内容的には紙一重な感じもあったが、とにかく勝ったのだからこの流れを生かしていかねば。

ただ、ユウキはそろそろローテを外れるかもしれない。
開幕から出だしはまずまず内容のある投球を見せていたが、運悪く勝ち星が付かない試合が続くと、今度は内容が悪くなってきた。
中村GMは開幕前にインタビューで「野手が投手を育てていくチームと考えている」とコメントしていたが、どうもそんな展開にはなっていない。
あまり馬鹿にした言い方はしたくないが、楽天を相手に序盤でKOされているようでは、他チーム相手ではもっとキツくなるわけで。
先発投手の頭数はまあ揃っているので、交流戦が始まり6連戦ラッシュが続く前に一息入れさせてみてもよいのでは。

山形はあまり観客も入っておらず、このシリーズではオリックスよりも楽天のことが気になった。
二軍の合宿所を山形に建設する予定だったらしいが、それも白紙になったのだとか。
球場の改装までやった一軍の仙台はともかく、二軍の山形は撤退もありえる気がする。
それに場合分けもなく闇雲に中継ぎ投手をつぎ込んでいるから、シーズン後半には投手のやりくりもさらに苦しくなるだろう。
いろんな意味で上がり目がない。

こちらもよそのチームを心配できる立場ではないが、12勝14敗の結果もそしてその内容も、楽天とは段違いである。
そしていつの間にか、西武より上になっていた。

延長10回、萩原我慢できず4連敗(4.23 4-8日本ハム)

2005年04月23日 | オリックス・バファローズ
プロ野球スコア速報(日刊スポーツ)
春先では珍しく2日連続で試合日程の設定がなかったが、特に流れが変わったわけでもなく今日も敗れた。
勝率5割に戻した後の4連敗、もちろんこれで借金4。

今日は新宿のチケット屋で「ビジターズチケット」なるものを980円で購入。
これを持って球場の窓口に行けば、空いている指定席の券と代えてくれるらしい。
思い出横丁のラーメン若月で昼食をとった後、東京ドームへ行き早速20番ゲート近くの特別窓口へ。
するとS指定席が空いており、しかも球場内で使える500円の商品券までおまけについてきた。
チケットを格安で購入してしまった(しかもチケット屋で)分、球場内の飲食物で売り上げ貢献しようと思っていたが、これは酎ハイ1杯をタダでもらってしまったのと同じだ。
2杯3杯と精進していくことを決意した。

珍しく余裕を持って球場についたので場内散歩をしたりしていたが、3塁側に日本ハムが入るのにはやはり違和感がある。
グッズも巨人、阪神、それに続いて日本ハムのものが置かれており、オリックスのホームゲームであることを忘れそうになった。
アナウンスもウグイス嬢でなく男のDJで、しっかりとオリックス流の運営はなされているのだが、使い慣れない球場のせいもあるのだろうが、先週日本ハム主催で行なわれていた楽天戦と比べてみるとどこか一味足りない感じだ。
始球式のドナルド(ディズニーではなくマクドナルドのほう)もやや微妙。

そのドナルドの投球を新庄が打ち返して試合が始まった。
日本ハムの先発は正田で、先日インボイスドームで観戦した時もそうであり、なかなか縁がある。(この記事参照)
私はゴールデンウィークに群馬の実家に帰ろうと思っているが、正田も「焼きそばの街」を自称している太田の実家にたまには帰ったりしているのだろうか。
正月くらいか。

その正田が、立ち上がりから安定しない。
対するオリックス先発の光原も、負けずに安定しない。
2回に3点を奪われ今日はダメかと思わせたが、それでもその後は何とか点をとらせず粘っていくところが、さすがルーキーながら3連勝中の投手である。
3点のビハインドをつくって降板したが、乗っている投手にはなかなか黒星はつかないもので、降板後同点に追いつき責任投手にはならなかった。

谷の惜しいファールがあったりしたが、決め手なく延長戦に突入し、その直後小笠原にホームランを浴びる。
そしてさらに荻原が炎上し、4連敗が確定した。
打線は谷はまだ復調の余地がありそうだったが村松が深刻で、打席に入ってもまったく期待感を持てなかった。
全体的にもヒットはバラバラと出るがかさにかかって攻める感じではなく、マシンガン打線ならぬ水鉄砲打線くらいの形容が、現状ではピッタリくる。

満員ではないが、スタンドはそこそこ埋まっており…と書こうとしたが、2階席が全く開放されていなかったので、そこのところは差し引かねば。
オリックス主催で東京ドームでの試合、今確認したら観衆は21684人だったようで、オリックスグループからの動員もあったにせよ(グループ社員専用のチケット配布窓口?もあった)、おそらく大阪ドームでやった場合よりは多く入っているので、まあ意義はあったと考えてよいか?

ユウキ踏ん張れず3連敗(4.20 3-8ソフトバンク)

2005年04月20日 | オリックス・バファローズ
プロ野球スコア速報(日刊スポーツ)
西武3タテも今は昔、せっかく5割に戻した勝率も、3連敗で借金3に逆戻り。

打線に元気がないことは見ていれば分かるが、投手にも粘りがない。
私は打線より、投手のほうがヤバい状況に置かれているように見える。
一見まずまずの立ち上がりを見せておきながら、試合の勝負どころになると我慢ができなくなってしまう。
ここぞの場面で相手より先に点を与えてしまうのは、プレッシャーというよりこれまでに染み付いてしまったあきらめの早さが出ているのではないか。

昨年まで近鉄、オリックスとも投手の弱いチームで、適当に点を取られても試合中盤まで持てば「よく投げた」「次ももちろん先発で」と首脳陣も合格コメントをしてしまうような状態だった。
飛ぶボールでインフレな野球をしているところで、「1点の重み」はさほどなく、取るなら5点、取られるのは10点といった野球をしていた。
結果的に僅差の試合になることはあっても、僅差の展開の中をしのいでいくシチュエーションにはあまり縁がなかったのだ。

オリックス仰木監督「考え直さないと」(日刊スポーツ)
早期の復帰こそ果たしたが、谷も冴えないし村松に北川あたりもイマイチ。
打線の組み方もそうだが、投手では山口をどうするかも一考せねばなるまい。

萩原締めて西武3タテ(4.17 5-2西武)

2005年04月18日 | オリックス・バファローズ
プロ野球スコア速報(日刊スポーツ)
西武は昨年の渋い契約更改に今年の閑散としたスタンドを見てモチベーションが上がらないのか、不本意な戦いが続いていてちょっと心配だ。
次の楽天戦次第では2弱扱いが固まってしまいかねない。

それに対してオリックスはこれで勝率5割。
これを「何だ、振り出しに戻っただけじゃねぇか」で済ませてしまうようでは、これからのオリックスを楽しめない。
5位と6位の合併球団が上位に進出したら、それはそれで痛快である。
というより、このチームはある程度強さをアピールできる状況でないと、マスコミからもその存在を黙殺されてしまいかねないポジションにいるので。

9回のセーブが付く場面で、このところ安定感を欠く山口でなく萩原を起用した。
一軍に残している以上、山口を完全に見切ったわけでもあるまいが、後を引きそうな選手起用ではあった。
速球をどんどん投げ込んでいくタイプの山口は、「ちょっと先発で気分転換」といった起用方法も考えにくい。
中途半端に使うより、ミニキャンプでも張ってみてはどうか。
優勝争いなり、プレーオフ進出を賭けた戦いなりをしていくのであれば、今後必ずその力が必要となってくる投手であるからこそ、今のうちに。

ところで、楽天についてこんな記事が出ている。
このチームが、今季立ち直り上昇してくることはもうあるまい。
GMでなく、GM補佐に話を振っているところもまた不自然である。

岩隈も粘れず(4.16 日本ハム5-3楽天)

2005年04月17日 | プロ野球全般
今季4試合目、昨日に続いての野球観戦。
東北は山形出身の友人とともに東京ドームの日本ハム対楽天へ。
彼の意志を尊重し、内野自由席に楽天サイドの3塁側から入場したが、試合開始前にしっかり入場したにもかかわらず案外混んでおり、座れたのは写真を見ていただければわかるように限りなく外野席に近い内野席であった。
しかしこれで観客は18396人だというのだから、これまでの水増しは一体…。
ちなみに彼は、横浜の加藤投手の後輩だ。

金村、岩隈の両エースの対決となったが、意外にも初回から点を取り合う展開となった。
どちらのチームも結構ランナーは出していたのだが、「2ストライク取ったからとりあえず外角に外しとこか」的なところのない投球のおかげで、試合のほうはサクサクと進んでいく。
ホームラン3本の日本ハムに対し楽天も12安打で抵抗したが、8回岩隈が踏ん張りきれずに勝ち越し点を与え、打線も9回ノーアウト1・2塁とチャンスをつくったものの、藤井の送りバント失敗に後続も連続三振に倒れ、またしてもため息の出る試合となった。
楽天は下位打線に期待感がまったく持てない状態で、見ている側も物足りなさを感じてしまう。

日本ハムは金村が完投。
9回を投げきった時点で通算1000投球回を達成した。
2点差で最終回を迎えたところで横山投入かと思いきや、金村続投だったのはこの記録を完投勝ちで飾らせてやりたかったから、ではさすがにあるまいなぁ。
金村も最後は結構フラフラ投げていたのに、それでも横山を使わないのは状態でも悪いのだろうか。

開幕からつまずいた日本ハムも、これで勝率5割。
対した楽天は5勝13敗となってしまった。
故障で多くの選手が戦列を離れているわけでもないので、戦力的にはこれからの上がり目もちょっと見込みにくい。
振り返ってみれば大黒柱の岩隈もビシッと投げたのは開幕のロッテ戦だけ。
野球の神様は、果たしてどこかでバランスをとってくれるのだろうか?

ルーキー光原3連勝(4.16 9-4西武)

2005年04月16日 | オリックス・バファローズ
プロ野球スコア速報(日刊スポーツ)
これで借金1まで戻した。
3位の日本ハム以下は貯金を持っていない展開だけに、勝てばすぐに順位に反映してくる。
結果の読みにくい交流戦が始まるまでを、何とか勝率5割で乗り切っていけばプレーオフ進出も見えてくる。

ルーキー光原がこれで3連勝となったのは素晴らしかったが、山本省がリリーフで登板していたのが気になった。
この投手、昨季末から一皮むけ先発で好結果を残しており、左腕の少ないオリックス投手陣の中では注目して見ていたのだが、歌藤もファーム落ちして菊地原しかリリーフ左腕がおらず、さらにその菊地原も13日のロッテ戦で決勝ホームランを浴びてしまったりしている現状から、リリーフでの起用となったのだろう。
先発に専念させればそれなりの結果を残せそうで、なおかつ先発で10勝したほうがリリーフで50試合に登板するより年俸も上がりそうだが、そこはチーム事情の犠牲となってしまっていて、気の毒だ。

ガルシアに待望の一発も出て、打線は12安打で9点を奪った。
この勢いで明日の西口も。
そして5割復帰だ!

清原が打った!(4.15 巨人5-3ヤクルト)

2005年04月15日 | プロ野球全般
今日は貰いもののチケットで、巨人対ヤクルトを観戦した。

力ずくで仕事を定時に上がり、電車に乗って信濃町で下車し、桜の外苑を歩いて神宮球場には試合開始直後に到着。
サトエリの始球式には惜しくも間に合わなかった。

やや肌寒さを感じながらもビールをすすりつつ観戦していたが、試合展開が早い。
初回巨人がチャンスを作るが、清原のゲッツーで潰してしまう。
その裏ヤクルトが宮本のホームランで先制するが、以降一回りはランナーが出ない。
巨人内海、ヤクルト石川の両先発がテンポよく投げ込んでいたおかげで、開始後1時間ですでに5回裏に達するスピードゲームになった。

石川が6回清原に逆転3ランを被弾。
満塁のピンチを無失点で切り抜ける吉川のスーパーリリーフに助けられたが、9回河端が交代するなりすぐ小久保にホームランを食らい、打線に反発力のないヤクルトはジ・エンド。
巨人は内海に早めに代打を送ったせいで継投に困るのではと思ったが、シコースキーが7、8回を抑え切ったことで問題はなくなった。

それにしても佐藤宏はよく投げる。
ダイエー時代の篠原のように、こういう使われ方をする投手は大体夏前あたりからキレがなくなってしまい、空振りが取れなくなり苦しくなってしまうパターンが多いのだが、佐藤宏はどうなっていくのだろうか?

やはり、清原はでかかった。
分厚かった。

30勝を挙げた福士敬章投手

2005年04月14日 | プロ野球全般
元プロ野球投手・福士敬章氏死去(スポニチ)
私もいくつか雀荘に入ったことはあるが、雀荘の店主というのは相当に切ない職業である。
色々な人間が集まる割に無機質で、ただひたすらにジャラジャラと音が響き渡る場に身を置き、それぞれの生き様を達観する。
気がよくてどこか挫折の香りがする人、大概そんな感じだ。

最後に雀荘の店主になり、誰に看取られることもなく、死んだ。
葬儀も近親者のみとは、何か思いがあってそうしているのだろうが、寂しい気がする。
巨人に入団したものの芽が出ず南海、広島と渡った。
広島で花咲いた感もあったが活躍は長続きせず、韓国球界に身を投じた。
400を越える投球回で30勝を記録したが、そこで売り切れてしまい、以降成績を下げていった。
国籍の問題もあるのだろうが、いくつも名前を使っており、印象が分散されてしまっていることも惜しい。

うらぶれた印象を持って報じられたこのニュースだが、亡くなるには早過ぎたにしろ、彼の晩年が幸せなものであったことを信じ、合掌。

早川同点タイムリーも…(4.13 3-4ロッテ)

2005年04月13日 | オリックス・バファローズ
プロ野球スコア速報(日刊スポーツ)
今日は職場の歓送迎会。
私は迎える立場でさして物珍しいわけでもなく、一次会のみで帰宅。
CSの野球中継を見ながらひとりで飲み直していた。

連続で雨天中止となった後のこの試合、負けてしまった。
7回、早川のタイムリーで追いついた時には明らかに流れが来ていたが、ひっくり返すまでには至らず、さらに8回李に一発を浴びジ・エンド。
せっかく初セーブを挙げたばかりの菊地原だったが、ワンポイントで出ていきなりホームランを打たれてしまったのは情けない。
それほどクセのあるタイプでもないので、もうちょっと長めのイニングで平均的によい内容を求めたほうがいいタイプにも見える。
ワンポイントについては、岩下あたり、上がってこれないのだろうか。

最終回は小林雅から2人走者を出したが、あと1本が出ず。
この前もそんな展開があったような気がしたが、走者を出しながらも抑えるのが小林雅の持ち味でもある。
今年は完全に1回限定で使われるようになり安定感も戻ってきており、ロッテ戦では8回までにケリをつけておかねばならないようだ。

毎度いい試合はしているのだが、勝ちきれない。
早くも首位ロッテとは5ゲーム差がついてしまった。

ロッテ対オリックスはまたも中止 ミセリの契約

2005年04月12日 | プロ野球全般
ミセリ 契約で2軍に落とせない?(スポニチ)
今日も千葉マリンスタジアムのロッテ対オリックスは中止。
相手のセラフィニはもう一度ダブルスライドして明日登板してくるらしくコンディションが微妙だが、対するオリックスの先発もぎっくり腰あがりのユウキだから、まあ五分五分か。
5月に交流戦がはじまると毎週6連戦と日程が厳しくなってくるから、雨天中止が続いたここで選手にはしっかりと休養をとって欲しい。

というわけで、閑話休題といった感じで上記ソースの話。
横浜佐々木にヤクルト五十嵐、パリーグでも我がオリックスの山口が打ち込まれ負けこそ記録していないものの西武の豊田も今ひとつ安定しない状態が続いており、今年は抑え投手受難の感があるが、何といってもとどめを刺すのは巨人のミセリだろう。
開幕戦でいきなりつまづき、その後も冴えない状態が続いている。

しかしそんな彼も、契約上の都合で二軍に落ちることはないのだという。
アメリカでもあらかじめメジャーを確約してしまう契約があり、中村ノリもその煽りを受けオープン戦で結果を残しながらも開幕はマイナーからになってしまったわけだが、この「確約契約」はどうも気に入らない。
アメリカのようにメジャーとマイナーがまったく異なる位置付けにあれば話は別なのかもしれないが、日本の場合はシーズン中でも一軍選手が調整のため二軍戦に出場していたりするし、また本拠地球場も近隣にあり、一軍と二軍の距離が非常に近い。
かたや、明日の一軍での活躍を夢見て二軍で練習に励む選手がいても、その横で契約上の都合だけで一軍に居座る選手がいる。
その時点で競争という概念がないわけで、特に将来性を買われて入団してきた若い選手など、あっという間にしらけてしまい、モチベーションをそがれてしまうのではないか。

ミセリに関しては、「会社都合」で年俸を全額払って解雇するしかない情勢のようだ。
そうでなければ、戦力にならないことを承知の上で一軍枠と外国人枠をひとつ潰さなくてはならなくなる。
そして何より、そんな状況におかれているミセリを見て、毎日のように投げている佐藤宏や林あたりがバカバカしさにやる気を失ってしまうことが一番怖いのではないか。