「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

コールド勝ちでデイビー1勝(3.28 4-2楽天)

2006年03月28日 | オリックス・バファローズ

いろいろと事情があったのだが、今週末出勤する代わりに火曜日の午後と水曜日が休みになった。
それを知ったのは火曜の午前のことであったから大慌てであるが、ここぞとばかりになんと仙台まで足を伸ばしてしまった。
もう余ってないだろうと会社の最寄りのコンビニで端末をいじってみると、当日券も買えてしまう。
普段は無神論者の私であるが、これはもう神の思し召しであって行かなければ罰が当たると勝手に都合よく解釈し、「はやて23号」に乗り込んだ。


自分の運命に酔いしれるようにして仙台まで来てしまったが、非常に天気が悪い。
4時半頃仙台に着くと雨は降っていないが、路面は濡れている。
荷物を駅のコインロッカーに入れ、コンビニでお茶と傘を買い、フルキャストスタジアムまで歩く。
シャトルバスも出ていたが、大した距離でないことは去年来た時に分かったので、散歩気分で球場へ。
ユニフォームジャージを着た親子連れの姿もあって、ほのぼのとした気持ちになる。
楽天ファンにとっては、待ちに待った地元開幕戦の日。
球場に近づくごとに、賑々しくなってくる。


球場の外観はきれいになっている気はしたが、去年の記憶があいまいなのでそれほど差異は分からない。
外野指定席券を持ってオリックス側のライトから入ったが、周囲は楽天ファンばかりでオリックスファンは芝生席のわずかなスペースに数人いるだけである。
この楽天一辺倒の状況も去年と変わらない。
バックネット裏に新たに高いスタンドが建てられていてそこにガラス張りのVIP席?がいくつか設けられ、さらに三塁側の内野席が増設されているのは、さすがに記憶力の低い私にも一目瞭然であった。
それほど寒くはなかったのだが、さとう宗幸の国歌斉唱が終わると急に風が出てきて、冷え込んできた。
オリックスファンとしては不本意であるが、寒さには勝てないので入り口でもらった楽天カラーのポンチョを着る。


試合はオリックスが3点をリード。
5回になると、
「もうここまで我慢したんだから許して」
とばかりに雨が降りはじめ、デイビーが2点を奪われる。
6回清原のタイムリーで突き放したところで雨も風も強くなり、試合は中断。
そのままオリックスのコールド勝ちになった。
なぜか中断に入ったとたんに萩原への投手交代がアナウンスされ、足元が悪い中でのマウンドはいかにもタフで競走馬に例えると重馬場を得意にするイメージがある萩原にふさわしい、と失礼なことを思っていたのだが、実際にマウンドへ上がらないまま試合は終わってしまった。

仙台駅に戻ると雨はやんでいて、楽天ファンにとっては悔やみきれない敗戦だったのではないか。
オリックスはこれで2勝1敗、貯金1。