日差しが強いし、温度も高い。
今日はデーゲーム。
観戦しながら自然にシャツの袖をまくり、ジーンズの裾をめくっていた。
私が神戸に住んでいたとしても、一会社員であれば、仕事の終わりに三宮から地下鉄でやって来ようという気には、なかなかならないだろう。
スカイマークスタジアムは、頻繁に通おうと思えばちょっと面倒なところにある。
しかし、休みの日にお弁当持ってピクニック気分で野球観戦をと思えば、これ以上の球場はない。
今日の観衆は24410人、昨日よりも多い。
かつて村松は、天然芝のグラウンドでプレーがしたいからと、FA宣言してオリックスにやってきた。
プレーする立場とスタンドから見る立場では観点がまったく違ってしかるべきだが、双方この球場を愛している点では共通している。
最後まで日が陰ることもなく、今日という日はまるで野球を、それもデーゲームをするために存在しているようだった。
特に何かの1プレーを巡ってということではなかったが、小寺球審に抗議?をする王監督。
身体が小さくなって、バルコニー席から見下ろしながら、王監督は本当に現場復帰してよかったのだろうかと心配になった。
無論情熱はあるようだが、身体の問題はまた別だ。
オリックスは先発セラフィニがよく投げていたが、6回塩崎のエラーの後、集中力が切れたのか2点を献上。
ラロッカを欠く打線にそうそう援護を期待できるわけもなく、そのまま3対1で終わってしまった。
馬原には3試合連続でセーブを記録された。
月の変わる明日から、巻き返して欲しいものだが。
私の仕事が連休で、かつそこでオリックスが京セラドームとスカイマークで試合を行うというケースは、偶然の産物でしかない。
今シーズン中にもう一度、関西でオリックスの試合を観戦したいとの決意は新たになったが、それが現実のものになるかどうかは、仕事の具合と妻の機嫌に懸かっている。