「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

大西一発も空砲に ソフトバンクに3タテ(4.30 1-3福岡ソフトバンク)

2007年04月30日 | オリックス・バファローズ

日差しが強いし、温度も高い。
今日はデーゲーム。
観戦しながら自然にシャツの袖をまくり、ジーンズの裾をめくっていた。


私が神戸に住んでいたとしても、一会社員であれば、仕事の終わりに三宮から地下鉄でやって来ようという気には、なかなかならないだろう。
スカイマークスタジアムは、頻繁に通おうと思えばちょっと面倒なところにある。
しかし、休みの日にお弁当持ってピクニック気分で野球観戦をと思えば、これ以上の球場はない。
今日の観衆は24410人、昨日よりも多い。


かつて村松は、天然芝のグラウンドでプレーがしたいからと、FA宣言してオリックスにやってきた。
プレーする立場とスタンドから見る立場では観点がまったく違ってしかるべきだが、双方この球場を愛している点では共通している。
最後まで日が陰ることもなく、今日という日はまるで野球を、それもデーゲームをするために存在しているようだった。


特に何かの1プレーを巡ってということではなかったが、小寺球審に抗議?をする王監督。
身体が小さくなって、バルコニー席から見下ろしながら、王監督は本当に現場復帰してよかったのだろうかと心配になった。
無論情熱はあるようだが、身体の問題はまた別だ。


オリックスは先発セラフィニがよく投げていたが、6回塩崎のエラーの後、集中力が切れたのか2点を献上。
ラロッカを欠く打線にそうそう援護を期待できるわけもなく、そのまま3対1で終わってしまった。
馬原には3試合連続でセーブを記録された。
月の変わる明日から、巻き返して欲しいものだが。


私の仕事が連休で、かつそこでオリックスが京セラドームとスカイマークで試合を行うというケースは、偶然の産物でしかない。
今シーズン中にもう一度、関西でオリックスの試合を観戦したいとの決意は新たになったが、それが現実のものになるかどうかは、仕事の具合と妻の機嫌に懸かっている。

加藤大、松中に痛恨の一発(4.28 1-3福岡ソフトバンク)

2007年04月28日 | オリックス・バファローズ

やってきました、京セラドーム。
妻に冷たい視線を浴びつつも、GWにひとりできてしまった。
この代償はどこかで必ず払わうことになるだろうが、今日のところはそんなことを考えず、野球とビールに没頭したい。
梅田駅の日本一小さなたこ焼き屋「シオヤ」で、たこ焼きをつまみにビールを数杯飲んできているので、プレーボール前からすでに気持ちがいい。


改修工事をしたとのことで、確かに京セラドーム内の様子が去年とは変わっている。
グッズショップでオリックスの商品が一番多いのは、オリックスの本拠地なのだから当然のことなのだが、関東に住むファンとしては嬉しくも信じられない思いもある。


お客さんは…
もちろん平日よりは入っているが、GWの割には大したことないなあ。
先日発表されたパリーグの観客動員状況では、オリックスと西武が去年と比べ大幅減という結果であった。
最近打ち出したチケットの割引策はいかにも泥縄だが、それでもやるしかないと判断せざるを得なかったのだろう。


それでも、これだけの多くのオリックスファンに囲まれて観戦するのは、なかなか心地いい。
関東では、できない経験だ。
試合のほうもソフトバンクに伏兵田上のホームランで先制されたが、間髪入れずに後藤のタイムリーで追いつくという、見応えのある展開だ。


以降、両チームとも点が入らない。
決め手がないというより、デイビーとガトームソンの出来が良過ぎたのが実際か。
去年、ガトームソンが神宮で楽天を相手にノーヒットノーランを達成した試合を観戦したのだが、その時を髣髴とさせるストライク先行の投球である。


しかし9回、この回から登板した加藤大が、松中に痛恨の一発を喫してしまった。
おかげで9回裏、ソフトバンクのマウンドには切り札馬原が上がる。
手も足も出ないガトームソンより、馬原のほうが何とかなるのではとも思ったのだが、現実にはどうすることもできず、3者凡退でゲームセット。
とにかく打つほうでチャンスが少なく、せっかく大阪まできたのに何だか消化不良の試合であった。


スコアはこちら

試合が早く終わってしまったので、これから心斎橋にでも繰り出そう。
そして明日はスカイマークで雪辱だ!

大引タイムリーでドローに(4.26 3-3東北楽天)

2007年04月26日 | オリックス・バファローズ
世間はGW9連休らしいが、私は真ん中の3日間、出勤しなければならない。
序盤の3日間は個人的趣味の野球観戦行脚、中盤の3日間は仕事、最後の3日間は帰省と、予定を立ててみるとそれなりに有意義な感じもする。
無論、一番楽しみなのは序盤の3日間であるが。

で、今日の試合のスコアはこちら

去年と比べれば、オリックスは強くなった。
しかし、楽天はそれ以上に粘り強くなった。
この3連戦を「4位攻防シリーズ」なんて揶揄する声もあったようだが、確かに両チームの力量は接近している。
今日引き分けてオリックスは借金2の4位だが、首位とは3ゲーム差しかない。
オリックスにも楽天にも、まだまだ上昇していく余地はある。

オリックス・ラロッカが2試合連続8号(大阪日刊スポーツ)
3割半ばを越える打率に8本塁打の成績も見事だが、さらに実にいい場面で打ってくれている印象がある。
故障持ちの選手を獲得することに疑問を持ったこともあったが、シーズンが始まってみると、この人の存在なくして打線は組めなかった。
誰が獲得を決めたのか、何らかの形で報いてあげて欲しい。

オリックス、大引の同点打でドロー(大阪日刊スポーツ)
今やストッパーとして、パリーグ屈指の安定感を誇る福盛。
その福盛から打ったのだから、大引にとっても自信になるだろう。
開幕当初は攻守で目立ちながらもなかなかバットの芯に当たらなかった大引だが、いつの間にか打率は2割8分台に上がっている。
目指せ新人王!
本当に、いけるんじゃないか。

マー君をKO 吉井今季初勝利(4.25 7-3東北楽天)

2007年04月25日 | オリックス・バファローズ
何ひとつうまくいかず、1日のすべてが徒労だった。
仕事を終え、暗い気持ちで家に帰り、夜食に等しい夕食をとり、ぬるくなった風呂に浸かり、ようやくネットに接続してみると、今日のオリックスは勝利していた。
私の運がすべてオリックスに行っていたのかと思うと、悔しいがまだ救われる思いがした。
荒れ模様の試合だったようで、結果を知るだけにとどまってしまったことが残念。

で、今日の試合のスコアはこちら

田中は好きな投手なので好投して欲しいが、相手がオリックスとあっては話は別。
5回途中までで5奪三振はさすがに大器の片鱗と言っていいが、そこまでに10安打を放ったオリックス打線のほうが今日は上だった。
去年までのソフトバンク斉藤和に、最近までの日本ハム金村と、オリックスはどうも暗示にかかりやすいのかジンクスに呑まれやすいのか、特定の投手を相手に長く勝てなくなってしまう傾向がある。
私はひそかに、田中もそういった相手になってしまうのではと危惧していたのだが、とりあえず杞憂に終わって幸いだった。

オリックス吉井がマー君に投げ勝つ(大阪日刊スポーツ)
吉井初勝利、おめでとう。
しかしこれまで援護に恵まれなかったとはいえ、まだ1勝3敗。
まずは五分に戻そう。

ローズ、最多10度目の退場 楽天・山崎武へ暴行(サンケイスポーツ)
「暴力はいけません」
「スポーツマンはスポーツマンらしく」
「子供に悪影響が」
とか言っていれば大過ないのだろうが、野次馬根性を発揮してみると、このまま明日まで遺恨を引きずって何か面白いことが起きてくれないものかと思う。
明日はおそらく、テレビ観戦できそうなので。

オリックス得点で「あ~りがとさ~ん」(大阪日刊スポーツ)
坂田利夫もずーっと風貌が変わらないが、実は65歳なのだとか。
生涯を「アホの坂田」で貫くその生き方は、もはや尊敬に値する。
いや、揶揄ではなしに本気でそう思う。

セラフィニ初回4失点(4.24 5-9東北楽天)

2007年04月24日 | オリックス・バファローズ
昔はファミスタが出るたびに買っていたものだが、このところは野球ゲームを買っていない。
最近のゲームはグラフィックこそ向上したが、リアルさを追及するがゆえに試合時間が長くなっている。
そこが、隙間の時間にゲームをしたい私には、物足りないところなのだ。
この1年くらいは、もっぱらDSのダビスタをやっている。

で、オリックスの試合のスコアはこちら

終わってみれば9対5なのだから、初回の4失点がそのまま効いてしまったということだ。
荒れ球のセラフィニもさすがに今日は荒れ過ぎで、初回の2四球が痛かった。
打線はそれなりに攻めたが、攻め切るまでには至らず。
チャンスですぐに打ち上げてしまう村松に、二度ため息をついた。
最終回、北川の死球で満塁になった時は何かが起こるかと期待したが、直後の下山が一番士気の下がる見逃し三振。
今日の試合は、ダメダメでした。

オリックス・セラフィニ4回6失点降板(大阪日刊スポーツ)
防御率は5点台。
二軍から左投手が、上がってきたりはしないかな…

一般前売割引販売開始およびレディースデー・シニアデー実施(オリックス・バファローズ公式サイト)
シーズン当初からではなく、今になって発表されたというのが気になる。
やはり、寂しいスタンドを見て何とかしなければ、ということになったのだろう。

オリはチケット“たたき売り”(デイリースポーツ)
こういうふうに受けとめられてしまうよね。
やっぱり。

前川被告 2年求刑“酌むべき点なし”(デイリースポーツ)
オリックスの投手だったわけだから思い入れはあるけれど、無免許、ひき逃げ、隠ぺい工作…
味方はできない。
司法には、しかるべき判断をしてくださいとしか言えない。
罪を償って帰ってきた日には、応援してあげたいと思うけれど。

緑のグラブの竹間が完封(4.23 東京農大1-0国士舘大)

2007年04月23日 | その他野球関連

曇り空だが雨は落ちてこなかった今日は、昨日の予告通り神宮第二球場へ。
東都大学2部の試合が2試合行われる予定だが、洗濯物を片付けていたがゆえに10時半プレイボールの第1試合には間に合わず、午後1時からの第2試合を観戦。


入場料の1300円は案外高いなと思ったが、ここは学生たちの戦いの場。
母校でもなく、本来蚊帳の外の人間が入れてもらえるだけでもありがたいと割り切り、正面入り口から入場。
ここは野球で使用しない時はゴルフの打ちっ放しになっているという、おそらくは他に例を見ない球場である。
そのせいか、球場全体がとんでもなく高いネットに囲われており、何だか鳥かごの中に入った気がした。


スコアボードは手書きで、とんでもなくレトロ。
字の書体も不揃いで、とりあえず読めればいいだろうといった感じである。
スコア部分は律儀に延長15回まであるが、11回表と13回表のパネルをめくり、試合の様子を眺める学生の姿が見えた。


三塁側は国士舘大。
国士舘大というと何となく男くさいイメージを持っているのだが、それに違わずベンチからは活発に太い声が発せられている。
選手も賑やかだが、おっさんふたり(おそらく監督とコーチ)が大きなゼスチャーと声で選手に指示を送っているのが目立っていた。


こちら、一塁側は東京農大。
国士舘大よりも、選手の笑顔が多く見られた。
選手同士でアドバイスを送り合ったり、全体的に選手主導で動いている印象であった。


東京農大のドカベン?南田選手。
一目見てやはりというか、4番指名打者での出場であった。
いい当たりもあったが、惜しくも野手の正面を突いたりして、残念ながらノーヒット。


スコアはこちら

写真は、完封勝利を飾った東京農大の竹間投手。
緑のユニフォームに緑のグラブ、コーディネートもお見事だった。

守りきれない守護神カーター 5割復帰は夢と消える(4.22 4-5西武)

2007年04月22日 | オリックス・バファローズ
明日は月曜日ながら、休みになった。
プロ野球は移動日だが、大学野球では東都大学の試合が神宮第二球場で行われる。
天気が崩れる方向らしくちょっと心配だが、行ってみようかと。

で、オリックスの試合のスコアはこちら

勝率5割と借金2では、相当に気持ちが違う。
平常心でいられるか、焦りと劣等感を持って自らの立ち位置を認識せざるを得なくなるか。
昨日は快勝し、借金1に戻して臨んだ今日の試合には5割復帰の期待をしていたのだが、辛い敗戦を喫してしまった。

オリックス・カーター、痛恨の初黒星(大阪日刊スポーツ)
豊田が崩れても林が出てくる巨人と比べると、オリックスはいかにも層が薄い。
大久保とか、菊地原とか、どうしているんだろう。
数字の上では、カーターはまだ1敗目。
コリンズ監督も頑固なところがある人だから、まだまだ抑えはカーターでいくだろう。
心配だが、もはやカーターと心中する心づもりが、ファンには必要なのか。

オリックス大西4安打2打点(大阪日刊スポーツ)
せっかくひいきの大西に当たりが出たのだが…
ただ、今日の負けはどうしてもカーターの背信に眼が行ってしまうが、昨日に続いて二桁の残塁を記録した、攻め切れなかった攻撃陣にも責任はある。

西口KO デイビー2勝目(4.21 7-1西武)

2007年04月21日 | オリックス・バファローズ
5月下旬から、カナダに行くことになった。
妻との旅行だが、どこか観たいところがあるかと言われれば、当然私からは野球観戦のリクエストをする。
ちょうど試合のある時期のようで、トロントからの更新が叶うかも。

で、オリックスの試合のスコアはこちら

お見事、開幕から4戦4勝だった西口をKO!
というより、自ら崩れてくれた印象も強かったけれど。
これだけ制球が定まらず、そして定まらないままにマウンドを降りていく西口の姿は、近年記憶がない。
どこのチームとの対戦でも、今日の西口では持ちこたえられなかっただろう。
ちょうどそういう稀なケースに、オリックスが当たることができたわけで、幸運だった。

オリックス、無敗男の西口をKO(大阪日刊スポーツ)
西口の降板後は、8回にラロッカの犠牲フライで1点を取ったのみ。
物足りないといえば、物足りなかった。
贅沢をいうようだが、残塁10もいただけない。
二軍から上がってきたばかりの山崎、山本歩に抑え込まれてしまった。

オリックス・デイビー7回1失点2勝目(大阪日刊スポーツ)
頼れるのはやはりデイビー。
テンポのよさも、相変わらず素晴らしい。
序盤からゴチャゴチャした印象の試合だったが、終わってみれば2時間台に収まってしまった。

Bs・清原、燃えてきた 練習量増やし復活に前進(スポニチ大阪)
試合のなかった日の翌日には、大抵清原の記事が出てくる。
「暇ネタ」扱いなのか。

古田2000試合出場達成 しかし…(4.19 横浜14-1東京ヤクルト)

2007年04月19日 | プロ野球全般

大学野球が行われている期間は、神宮でのナイターは6時20分のプレーボールになる。
仕事終わりで、調布から信濃町に向かうサラリーマンにとって、この20分の余裕はありがたい。
球場が近くなると、
「1番、センター青木」
のコールが、あの神宮独特のイントネーションで聞こえてくる。
試合はまだ、1回裏が始まったばかりのようだ。


しかし、スコアボードを見てビックリ。
1回表に、何と横浜が6点を先制している。
古田2000試合出場のメモリアルゲーム(神宮に向かう途中、「スワ通」メールの号外で知った)だが、冷たい風と寂しいスタンドも相まって、何だかお祝いムードではない。
先発の石井一は2回もマウンドに上がったが、死球に暴投にタイムリーと大荒れ。
あっという間に、しかし時すでに遅しの感を漂わせつつ、降板した。


正直、古田は打席に入っても打てる雰囲気がない。
捕手としても、石井一の出来があまりに悪かったせいもあるが、かつてあった捕手らしからぬフットワークのよさはなくなってしまった。
今日の出場は開幕戦以来であったが、今度の出番は引退試合になるのではないか。
そんな思いを抱いてしまうほど、グラウンドレベルから遠く離れた内野自由席からでも、古田の衰えが見てとれた。



スコアはこちら

寒いし、横浜リードの一方的な展開でもあり、何か温かいものでも食べて帰ろうと珍しく早めに球場を出た。
家に帰ってCSプロ野球ニュースを見ると、古田が花束を掲げるシーンが流れていた。
そして信じられないことに、暴言で退場処分を受けるシーンも流れていた…