「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

マック鈴木はもう一度メジャーのマウンドに上がれるのか?

2005年09月30日 | オリックス・バファローズ
すっかり秋風が。

戦力外通告のお知らせ(オリックス・バファローズ公式サイト)
岡本は今年一軍での登板なし。
マックにしても、上がってくる気配すらなかった。
というより、いることすらもう意識していなかった。
このブログをはじめてから、「マック鈴木」の文字を打ち込んだ記憶がない。
ただ、マックは滅多に思い出しはしなくともオリックスの選手であることは頭の片隅にあったが、岡本は近鉄の中継ぎエースだった時代で記憶が止まったまま。
あと塩屋の名に、投手陣が壊滅状態だった石毛レオン監督の2003年、防御率0.00というひとり異次元の成績を残し、目をひいていたことを思い出す。
無論それはたった3試合の登板で、2イニングのみを投げてのことであったが、それでも来シーズンに期待を持たせる(無理矢理にでも持ちたくなる)ものであった。
が、結局ここ2年は一軍登板を果たせぬままに去っていくことに。

去年の合併の影響で、オリックスは支配下選手が多い。
新監督の意向も反映されるのだろうが、とりあえずフロント主導で戦力外通告第一弾といった感じであって、数からすれば第二弾もきっとある。
あの川口も、去年他選手より少し遅れて通告を受けていた。
川口智哉は、今頃どこで何をしているのだろうか。

「辻内1位」示唆、当銀スカウトグループ部長(スポニチ大阪)
第二弾には、高校生ドラフトの結果も影響してくるに違いない。
辻内は左腕、もし獲得なれば代わりに同じ左腕の小川、山本拓あたり相当に厳しそうだが…

仰木監督、お疲れ様でした。

2005年09月29日 | オリックス・バファローズ
阪神優勝、うらやましい…
優勝したこともそうだし、まだまだ野球を楽しめるファンのことも。

仰木監督シーズン総括(オリックス・バファローズ公式サイト)
全部読んでの感想は、「ああ、仰木監督も優しくなったなぁ」ということ。
かつては一見ソフトそうに見せても、優勝を逸すれば悔しさをむき出しにする部分がどこかに表れていたものだ。
失礼ながら、もうおじいちゃんの域だもんねぇ。

仰木監督 勇退のお知らせ(オリックス・バファローズ公式サイト)
本人主体の決定であることが救い。
名将仰木の名を汚すことなく現場を離れることができたのは、それはそれでよいことである。
合併球団と時に蔑まれる中でオリックス・バファローズにこだわってきた人間にとって、仰木監督の存在は誇りであり、支えであった。
今年1年、いやそれ以前から仰木監督には本当に楽しませてもらった。
ありがとうございました。
今後はシニア・アドバイザーなる肩書きで球団に残るとのこと。
宮内オーナーのお目付け役として目を光らせていただければ、頼もしい。

サーパス加藤監督退団のお知らせ(オリックス・バファローズ公式サイト)
新井コーチが一軍監督となれば一軍打撃コーチか、もしくは直接一軍監督の芽もあると思っていたのだが、結局退団とのこと。
短期間でガルシアを復調させたり、その手腕は評価が高かっただけに惜しい。

監督が代わればコーチも代わる。
もちろん新監督が誰かにもよるが、特に仰木色の強い神部コーチやブライアントコーチあたりはチームを離れる公算が高い。
手を加えられ、変化していく現状を目の前にして、「これからが楽しみ」と口にするには、まだまだ来シーズンの開幕は遠すぎる。

今シーズン終わる 62勝70敗4分(9.28 0-7西武)

2005年09月28日 | オリックス・バファローズ
スコアはこちら

普通に出勤。
仕事が終わったのは無理をすればインボイス西武ドームに行けなくもない時間だったが、田尾監督の最後となるソフトバンク対楽天戦も気になる。
コンビニでビールとつまみを買い、家でテレビ観戦を決め込む。

楽天は結構頑張ってはいたが、常にソフトバンクに先行される展開で結局1点及ばず。
有銘は今年一皮むけたが、最後にきてバテが出てきたようである。
このチームはいけると見るや先発投手が結構な球数を投げていても引っ張る。
特に有銘は期待の表われだろうが、荒れ球の上に多少の失点ではマウンドを降りないので、毎度かなりの投球数を記録している。
オフに東北の名湯で疲れを癒して、来年は開幕からローテーションで新監督の力になってやってほしい。
勢い込んだフォームで打者に真っ向から立ち向かっていく、有銘は見ていて楽しい投手である。

で、オリックスである。
今日はJPが打ち込まれ、あっさり試合が終わってしまった。
目標がなくなった試合という先入観があるせいか、どうもJPの投球が手抜きとは言わないが、いつもより力が入っていないように感じられた。
打線も5安打で完封負け。
唯一マルチヒットを記録した谷は、来年どこのユニフォームを着ているのだろうか。

ヤフードームでは敵地ながら田尾監督が胴上げされ、歓声を受け、涙していた。
オリックスも敵地だったが、全選手と首脳陣がレフトスタンドに挨拶を行った。
今シーズンは、終わった。

仰木監督29日去就に結論 宮内オーナーに報告後(スポーツナビ)
長く厳しいシーズンオフがはじまる。

菊地原最優秀中継ぎ投手賞確定!いまさら連敗ストップ(9.27 5-2西武)

2005年09月27日 | オリックス・バファローズ
25日の大阪ドームでの2戦目はすでに消化試合と化していて、見ていてもあまり盛り上がらなかった。
いわんや、インボイス西武ドームでの今日の試合だが、このメンバーで試合をするのも今日明日のあと2試合で、しかも明日は仕事で観戦にくるのはちょっと無理。
今年のオリックス・バファローズに別れを告げることと、あと1枚あるビジターズチケットを陽の目に当ててやることを目的に、観戦に行くことにする。

で、スコアはこちら

村松も谷もガルシアもブランボーもスタメンで出ており、あまり消化試合といった感じがしない。
内野自由席と外野席が無料開放されているにもかかわらずやはり入りは悪かったが、川越から香月、菊地原、加藤、そして最後は大久保で締めくくる勝ちパターンの投手リレーは見応えのあるもので、充分に満足した。
打線もいまさらではあるがふん詰まり状態から脱し、5点を奪った。
ただ相手のバッテリーエラーや、内野安打が重なったことが大きく、かなりしょっぱい点の取り方ではあったが…

むしろ心配なのが西武で、まずい守備はあるわ帆足が打球に直撃されるわで何なら代わりにプレーオフ出ましょうか、と言いたくなるほど。
先日ファームの試合で見た小関と、毎年気がつけばケガで離脱している平尾が出場していることだけが印象に残った。
平尾はホームランも打ったし。

今日も仰木監督はベンチを出ず、選手交代は新井コーチと神部コーチが行なっていた。
高幡不動でラーメンを食べて京王線で家に帰るとプロ野球ニュースがはじまっていて、解説の金村氏が仰木監督とのやりとりの話をしていた。
この1年で合併球団オリックス・バファローズの道筋はつけたと監督は語っていたそうで、もはや勇退の方向は動きそうにないらしい。

田尾監督解任、仰木監督は…

2005年09月26日 | オリックス・バファローズ
今日は試合なし。
まずはオリックスネタから。

オリックス、日本ハムに4連敗で5位転落の危機(スポニチ大阪)
日本ハムと1ゲーム差。
そりゃあ、いくらなんでも4連敗じゃあねぇ。
むしろまだひっくり返っていなかったのかと。

オリ仰木さん消えた、7回ようやく登場(大阪日刊スポーツ)
オリ仰木監督 続投要請固辞へ(デイリースポーツ)
仰木“名誉監督” 退任で新ポスト(スポーツ報知)
やはり監督交代が濃厚か。
ただフロントとしては慰留しているので、退くとなればそれは本人の意思。
体調の問題もあるわけで、そうなるのであればもう仕方がない。
就任時は「グラウンドで倒れる覚悟で…」と語っていたが、本当に倒れてしまっては困る。
それはもう感情論のレベルではない。
ただ、ならばやはりそれなりのセレモニーをしておくり出してあげたいものだが。

最終カード ファンサービスセレモニー(西武ライオンズオフィシャルサイト)
27・28日のインボイスドームは内野自由席と外野席が無料になるらしい。
これが発表されたのは25日で、この2連戦が消化試合になるのが決まった後。
オリックスがもうちょっと頑張ってくれていれば、銭の取れる試合になったのにと、西武の営業担当は舌打ちしているに違いない。
プレーオフも、第1ステージは全部千葉マリンだし。

以下、他球団というか楽天ネタ。
楽天新監督に野村氏、田尾監督電撃解任(日刊スポーツ)
仰木監督が辞めれば「勇退」らしいが、かたや田尾監督は同じ1年でも「解任」である。
このニュースを聞いて、らしいなぁと思った。
景気うんぬんは関係なく営業には前年比増のノルマを課し、達成不可能であれば容赦なく待遇改悪にリストラ勧告。
ほんの一掴みの人間を除き、大多数の人間は使い捨てにして決め台詞は「代わりはいくらでもいるんだ」。
今時目立っている業種の内情は大体こんなもんであって、おそらく楽天もそうなのだろう。
フロントが欲しているのはフロントが努力しなくともチームを勝ちに導いてくれる監督であって、「戦力がないから勝てない」なんぞ到底認められないのだろう。

楽天:次期監督候補に浮上の野村監督「正式オファーなし」(毎日新聞)
三木谷オーナーが当初口にしていた「監督とオーナーは五分五分の関係で」という約束も反故にされてしまったようだ。
野村監督になると、またカツノリの処遇を巡って煽りを食う選手が出たりしそうでちょっといやだが、結構マスコミを使ってものを言える人なので、世論を操ってフロントやオーナーにチクチクもの申していくこともできる。
なまじ筋を通して向かいあってものを言う人よりも、こういうタイプのほうが楽天の監督に適性があるのかもしれない。

楽天魂誇らしく 最後まで”日本一の声援“(河北新報)
あまりに負けすぎるとファンが離れる、ということで田尾監督解任を正当化する向きもある。
正しいといえば正しいのだが、果たして仙台の人たちはそんな安直な気持ちでこの新規参入球団を見守ってきたのだろうか。

スチュワート打たれ日本ハムに4連敗(9.25 2-6日本ハム)

2005年09月25日 | オリックス・バファローズ
姫路城にでも行ってみようか、それとも有馬温泉で一浴しようか、さもなくば阪神競馬場にディープインパクトの馬券を買いに…
などと昨日は考えていたが、結局大阪ドームに来てしまった。
宿に置いてあったスポーツ新聞の1面にこんな見出しを発見してしまったからである。
仰木監督、勇退 後任に広島・三村ヘッド(スポーツ報知)
地元最終戦のセレモニーでは監督からの挨拶もあるはず。
挨拶で辞める辞めないを言明することはないにしろ、何かヒントになる部分はあるかもしれない。
それに、本当に今年限りで勇退ということであれば、そのユニフォーム姿を目に焼きつけておきたい。
というわけで、昨日と同じ三宮の宿から大阪ドームへ。

で、スコアはこちら

立ち上がり先発のスチュワートは森本、奈良原を打ち取るも小笠原に四球、さらに田中幸には二塁打で今日もオリックスは初回に失点。
「1点打線」であることを考えれば、もうこの時点で今日の勝ちはない。
まだ1回も攻撃をしていないのに、いくらなんでもそれは悲しすぎる。
プレーオフが消えて、呪縛から解き放たれて、憑き物が落ちたように今日こそは打線が爆発してくれるに違いない。
そう無理矢理信じながら試合を見ていたが、1点の壁こそ破ってくれたものの、たった4安打しか打てず2得点に終わった。

投げては先発のスチュワートが、4回一気に崩れ5失点。
球の速い投手は化ける余地があるが、元来コントロール重視のタイプであるスチュワートは、来季残留をしたところで変わり身を見せる可能性は少ない。
あるとすれば、チームが超飛ばないボールを採用した場合だが、そうなると目下の貧打線がそれに輪をかけて超貧打線になってしまうという諸刃の剣である。
日本ハムが安易な新外国人獲得に走らず球の速いトーマスの残留を決めた時はなかなかやるなと思ったが、球の遅いスチュワートに関しては見切るしかないだろう。

新戦力としてサードに田中、レフトに坂口を抜擢したが、双方ヒットなし。
反撃の雰囲気もないので、終盤は試合を見ている集中力がなくなってきた。
何とかしてよかった点を挙げてみると、無失点で乗り切ったリリーフ陣の好投とブランボーのホームランだろう。
ブランボーは残留するのだろうか。

2対6で敗れた試合後、セレモニーが始まる。
注目の挨拶だが、仰木監督ではなく川越選手会長が行なった。
「来年は絶対プレーオフに出ます」との欲があるんだかないんだか分からない言葉に、「日本一くらい言えよ」とすかさず周囲の観客からツッコミが入ったのが大阪らしいが、まあ日本一になるにせよプレーオフは経験しなくてはならないのがパリーグなので、間違ってはいない。
仰木監督は挨拶こそしなかったが、整列には加わっていた。
ただ、今日の試合で投手交代を告げていたのは神部投手コーチだった。

仰木監督、辞めるのならばしっかりとしたセレモニーを経ておくられるべき人である。
そんなセレモニーの気配もなく地元最終戦を終えたのは、続投が決まっている証だと信じたいのだが…

チャンスで後藤併殺打 プレーオフ消える(9.24 1-3日本ハム)

2005年09月24日 | オリックス・バファローズ
昨日はスカイマークでの試合観戦後、三宮に泊まった。
今朝起きて、宿を出てコンビニでスポーツ新聞を買い、宮本むなしで朝限定のハムと目玉焼きの定食を食べると、私の場合いかにも関西に来たんだなぁという気がする。
この宮本むなし、いかにも関西センスのネーミングだが、先日渋谷にも店舗を発見し驚いた。
最近ではフランチャイズをどんどん拡大しているらしい。

そんなわけで、朝食をとった後大阪ドームに向かう。

スコアはこちら

今日は吉本デーとのことでおかけんたの国歌斉唱があり、続いて竹中大臣とハイヒールモモコのW始球式の後プレイボール。
先発はここまで4勝12敗のケビンで、何とか序盤は無失点で粘ってくれと願っていたが、昨日同様初回に失点。
これは痛い。
「先制点を奪ったチームが勝つ確率はうんぬんかんぬん」といった統計学的な見地からくる痛さではなく、競技の異なるガンバ大阪(最近5試合3、3、1、4、1点)よりも劣る得点能力から考えて、とにかく1点でも先行されると相当に痛い。

2回裏に日高のタイムリーで追いついたが、4回木元2ランを食らう。
最近の打線を考えれば、もうこれでジ・エンドだ。
ランナーは出すものの、最後の詰めのところでさしていい出来とも思えないダルビッシュを捕らえきれない。
調子の悪い打線が、調子の悪い投手に当たった時の典型的なパターンである。

観客席もフラストレーションが高まり、次第にヤジが増える。
7回、ノーアウト1・3塁のチャンスを作ったが水口が内野フライ、後藤が併殺打であっという間に無得点。
9回も先頭の谷が今日3安打目で出塁したが、やはり早川が併殺打に倒れ、ここまでだった。
今日はリードを許しながらも9回大久保を投入したが、もはや勝利への執念というより、今シーズンに仰木監督なりの区切りをつけたのだろう。

オリックスが負けて、西武が勝つと西武のプレーオフ進出が決まる。
当初ソフトバンクがリードを奪っていたものの、確か8回に入ったあたりだったか、西武が追いついた途中経過が場内に流れた。
スタンドがため息に包まれる。
そうなると、大概追いついたほうが有利なのである。
しかも目の前ではオリックスが拙攻を繰り返している。
もう西武がどうこうというより、4度ショートゴロに倒れた北川や、3度見逃し三振を喫したブランボーの姿を見ていると、このチームの底力のなさをいやでも痛感させられる。
むしろよくぞここまでやってきたものだとさえ思った。

帰路、西武が逆転したことを知る。
明日のチケットも持っているが、足を運ぶ気にはならない。
さらに追い討ちをかけるようにこんなニュース。
仰木監督、来季「白紙」=プロ野球・オリックス(時事通信)
負けてしまうと、いろいろなことが出てくるものだ。

吉井2回でKO 打線も振るわず(9.23 1-5日本ハム)

2005年09月23日 | オリックス・バファローズ
この週末は普通に3連休のところに休日出勤の振り替えが入り5連休になった。
火曜まで休みなのである。
思い切って海外、まあ台湾や香港あたりならそう高くもないし…と考えていたのだが、その振り替えも直前に決まったためやはり格安航空券を確保するには時間が足りず。
そうなれば国内で、かつ野球の見られるところとなるのが私の思考回路だ。
目指すは神戸のスカイマークスタジアム、これが「オリックスバファローズな日々」としての責務だろうと、誰に頼まれたわけでもないのに勝手に思い込み、新幹線に乗り込む。

というわけで、スコアはこちら

関西は空気が違う。
ここにはまだ夏が残っている。
関東には台風が向かってきているが、ここにはそんな陰鬱さはない。
三ノ宮駅で売っていた551のシュウマイを買って、地下鉄に乗り込む。
ああ、関西に来たのだなとあらためて感じる。

今年2回目のスカイマークスタジアムである。
前回は6月のデーゲームで、ロッテを相手に吉井が好投しオリックスが勝利した。
くしくも今日の先発も吉井なのだが、連勝中だったあの時と故障上がりの今日では明らかに状況が違い、今日は2回途中で2失点KO。
自らの不甲斐なさを責めているのか、それとも早々の交代を命じた首脳陣への怒りなのか、マウンドにボールを叩きつけて降板する。
どうも雰囲気がよくない。

打線も日本ハム先発の鎌倉にランナーを出しながらも交わされ、4回からおそらくは来季への残留テストの意味合いで出てきた岩本からようやく1点を奪うも、マイケル→トーマス→建山の継投につけこむことができず、見所なし。
実際現場で打席に立つ姿を見ていても、ガルシア、北川、谷あたりはあまり期待を持てない感じがする。
「タイミングを合わせてフルスイング」という画が浮かばないような、手先だけでのスイングを繰り返している。

日本ハム側の2階席まで埋まり、超満員だったスカイマークでの最終戦も敗れ、プレーーオフ進出は風前の灯となった。
ここで「残り全部勝って」というのは簡単だが、現状を見るに全敗の可能性すらありえる。
明日はケビン対ダルビッシュ、やはり日本ハムに分がある。

JP好投も援護なし(9.22 1-0日本ハム)

2005年09月22日 | オリックス・バファローズ
スコアはこちら

痛い負け。
これで西武と2ゲーム差となり、自力でのプレーオフ進出がなくなった。
要するに、「残り試合5試合、全部勝ってもプレーオフ出られないかもしれないよ」という状態になってしまったのだ。

試合の内容もいささか寂しいものだった。
せっかく復帰したJPが13奪三振の好投を見せたのに、打線が全く応えられない。
4安打のみの完封負けで、4回以降ヒットすら出ない有様だった。
8回に四球2つで無理矢理作った2アウト1・2塁のチャンスも、塩崎が擦ったようなピッチャーゴロではどうにもならない。

確か今日は大の苦手の金村を打ち込むべく、苦手意識の少ない旧近鉄勢を重用するという仰木監督の談話をどこかで見たような気がしていたのだが、トップの早川以下旧オリックス勢が大勢を占めるオーダーだった。
それもまた仰木マジックだったのかもしれないが、裏目に出てしまった。

それにしても西武にはしっかり負けてオリックスに勝つ日本ハムが憎い。
まあ、現状では西武よりオリックスが落ちるということの証明でもあるのだが…

昨日の試合を振り返る

2005年09月20日 | オリックス・バファローズ
オリックスは2日間お休み。
選手、特にリリーフ投手陣にはゆっくり休んで欲しい…

Bs村松、9回に涙の逆転サヨナラ打!! (スポニチ大阪)
そうか、村松は涙していたのか。
先日ソフトバンク斉藤の連勝を止めた試合と並んで、今シーズンのハイライトシーンだ。

オリックス仰木監督、苦言も忘れず(大阪日刊スポーツ)
そう、まだ苦しい状況変わりはない。

楽天・岩隈、力尽きる 勝利目前サヨナラ打喫す(河北新報)
9回ピンチを迎えた岩隈。
マウンドには田尾監督が直々に向かう。
笑顔で岩隈の続投意志を確認し、すべてをエースに託す。
うまく言葉にはできないが、いかにも野球らしいいいシーンだった。
結果岩隈は打たれたが、まだ1試合は投げられるだろう。
岩隈は近鉄のエースであった去年も、最終戦であとひとり抑えればの場面でオリックス相川にホームランを打たれ、最優秀防御率のタイトルを逃している。
詰めの甘さが、若きエースの「若き」たるところ。