「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

松崎、野間口イマイチ冴えず(8.29 東北楽天7-5巨人)

2007年08月29日 | プロ野球全般

京王よみうりランド駅から延々と階段を登る。
切れる息に、普段の運動不足を痛感する。
ああ、素直に200円払ってゴンドラに乗っておけばよかったか。
いやしかし、こういうところでの節約が、女房に財布の紐を握られた小遣い制サラリーマンにとっては大きいのである。
二軍の球場ではペットボトルや缶飲料の持ち込み禁止などと野暮なことはいわないから、ビールもコンビニで買って持っていく。
ここでゴンドラをケチった分が、ビール1本分に化けたと思えば報われた感じもする。
しかも大汗かいた後での1本だから、味も格別である。
てなわけで、ジャイアンツ球場へ。


まだ8月だけあってセミの声は聞こえるが、久々に日が陰り、涼しくて快適な野球観戦である。
嫌味な蒸し暑さもない。
チケット売り場で、いかにも常連然としたおっさんが堂々と割り込んでくるのには閉口したが、それを除けば快適な野球観戦であった。
時折遠くから、よみうりランドのジェットコースターの「ゴォー」という音と、叫び声が聞こえてくる。
エキスポランドの件があってから、しばらく点検のためによみうりランドの絶叫マシンも休止していたはずだが、さすがにもう再開していた。


スコアはこちら

楽天松崎、巨人は野間口ととっくに一軍に定着していてもおかしくない投手同士の投げ合いだったが、お互いピリッとしないまま終わってしまった。
一番印象に残ったのが、楽天の背番号126の中村。
打っては3安打、守ってもキビキビした動きが目立った。
育成選手ではもったいない。
一軍で活躍する姿が見たい。

ラロッカ2発でなんとか引き分け(8.29 8-8福岡ソフトバンク)

2007年08月28日 | オリックス・バファローズ
更新間隔が開いてしまった。
仕事がなんとかなったので、明日からは毎日更新、のはず…

で、今日の試合のスコアはこちら

よく食い下がったと見るか、もう一押し足りなかったと見るか。
欲深い私は、後者の見解である。
せっかくソフトバンクの和田を攻略したのに。
その一点だけでも、勝ちにつなげることができずに悔しい。
今日はローズがスタメンから外れたが、まったく穴を感じなかった。
今年のローズは、もう売切れてしまったと見ているので。
シーズン終了間際に1、2本打つかもしれないが、まあそのくらいだろう。
1年間のブランクは、終盤にきてのスタミナ切れという形で露になってしまった。

オリックス・ラロッカ100号&死球記録(大阪日刊スポーツ)
「…健康な体でここまで続けられたことに感謝したい」
野球選手もサラリーマンも、体が資本には変わりない。
サラリーマンのほうが、死球がない分だけ恵まれているのかもしれない。
時折、顧客からの「言葉の死球」はあるけれど。

他球団ネタ。
立浪満弾!中日完勝!(名古屋日刊スポーツ)
打率も2割台後半をマークしているし、インパクトの強い形で今季1号も飛び出した。
これなら現役続行も堅い。
昨年はかなりの減俸を食らっていたが、このオフはどうだろう。

ラロッカ、ローズ以外は…

2007年08月23日 | オリックス・バファローズ
それにしても打てな過ぎる。
私が野球ファンになったばかりの頃の阿南広島、その後の東尾西武など、ファンでなくとも見ていてじれったくなってしまうような貧打のチームはあった。
が、それでもその両チームはそれなりに勝っていた。
現状は、酷過ぎて目も当てられなくなってきた。

Bs2試合連続“0-1”完封負け…今季60敗目喫す(スポニチ大阪)
「ダルビッシュはリーグを代表する投手。実力を発揮した」
とはコリンズ監督のコメント。
いや、今のオリックスだったら誰が投げても打てそうな雰囲気がないんですけど。
この日本ハム2連戦では打てなかったが、ラロッカ、ローズの3、4番はそれなりの数字を残している。
ところがそこのところ以外を見てみると、期待を持てそうな打者が本当にいない。
1番で起用された平野恵にしても、ファイト溢れるプレーでコリンズ監督の好みなのかもしれないが、冷静に見ればプレーボール直後に小柄で打率2割ちょこちょこの打者が打席に入り、そこにダルビッシュが快速球を投げ込んでいくとあれば、いきなり手も足もでない雰囲気になる。
北川にもすでにかつての長打力はなく、もはや5番に座るべき打者ではない。
今年は後藤も冴えないし、正捕手の日高もいつまで経っても打率1割台のまま。
新人の大引が頑張っているが、特に若手の台頭が顕著という状況でもないだけに、来季も攻撃陣には大きな期待を持てないのが辛い。
せっかくオープン戦で打ったのだから、今年は経験を積ませる年と割り切って、岡田を一軍に残しておけばよかったのに。
そうすれば、少なくとも来季に上積みを楽しめる状況にはなったろうに。

オリ岸田、不運2敗目(大阪日刊スポーツ)
首位日本ハムの打線を1点に抑えながらも負けるとは、確かに岸田には不運であった。
しかし、チームにとっては運不運の話ではなく、この敗戦は必然であった。
なんといっても点が取れないチームなのだから、1点奪われた時点で勝てる道理がなくなってしまうのだ。

神部コーチ「若い投手が力付けている」(大阪日刊スポーツ)
勝ち星がつけば、本人にとっても大きな自信になるところだろうに。
貧弱な攻撃陣が、罪深い。

他球団ネタ。
巨人4発で川上撃沈、3連戦勝ち越しで首位奪還(スポーツ報知)
ポコポコホームランが出て、あっという間に点を取ってしまう巨人。
オリックスと同じプロ野球チームとは、思えない。

岸田の好投も見殺し(8.22 0-1北海道日本ハム)

2007年08月22日 | オリックス・バファローズ
佐賀北高校の皆さん、おめでとう。
私も昨日の更新の記事に書いた、
「明日の決勝で勝つのは佐賀北だと思う」
というちょっとした予言が当たって嬉しい。
我慢して、我慢して、最後のチャンスで一気呵成の攻撃。
教育上の観点からいっても、非常にいい形の勝ち方だったのではないか。

で、今日の試合のスコアはこちら

一方、我慢して、我慢して…我慢のしっ放しで終わってしまったのがオリックス。
昨日に引き続いての0対1での敗戦であった。
相手がダルビッシュと聞いた時点でもうダメだろうと諦めたが、まさかその予感通りここまで完璧にやられてしまうとも思わなかった。
打線は9三振を奪われ、何とかバットに当てた打球もほとんどが死んでいた。
せっかく岸田が好投したのに、見殺しにしてしまった。
かつて西武の東尾が、打者は打率、投手は勝ち星ということで相手打者と取り引きをしているのではと疑われたことがあったが、投手にとって勝ち星はなにより大切なもの(まあ、チームにとってもそうだが)。
援護して勝ち星をつけてあげれば、大きな自信になるところだろうに。
入ったチームが悪かったんだよ…

オリックス今季9度目の零封負け(大阪日刊スポーツ)
最少得点差の試合ではあったが、緊迫感があったのは守りの場面だけ。
打っても「ペキッ」とバットが折れたような音がして、力のない打球を内野手の前に転がすだけの攻撃には、希望も緊張もなかった。

明日は休みで、週末は楽天との最下位攻防戦。
そこで負け越すようなら、とうとう1球団置いてけぼりの様相になる。

北川のタイムリーエラーが…(8.21 0-1北海道日本ハム)

2007年08月21日 | オリックス・バファローズ
佐賀北高校が、決勝進出を決めた。
佐賀にゆかりがある同僚に言わせると、選手の名字がいかにも佐賀県らしくて、スコアボードを見ているだけでたまらない気持ちになるそうだ。
公立ということで一段下に見られてきた部分もあったが、エースクラスの投手が2人いて、なおかつバックの守りも堅い。
監督にも、全国制覇の経験がある。
よほど立ち上がりから硬くなるようなことがない限り、明日の決勝で勝つのは佐賀北だと思う。

で、今日の試合のスコアはこちら

KO、好投、KO、好投…の繰り返しできた平野佳としては、今日は好投する番だった。
そして確かに平野佳は好投したのだが、打線の援護が皆無で敗戦投手になってしまった。
唯一の失点も、北川のタイムリーエラーによるもの。
7回を投げて自責点ゼロでの敗戦は、気の毒にもほどがある。

ひどかったのは打線。
日本ハム先発の武田勝も確かにいい出来だったのだろうが、見ていてまったく得点できそうな雰囲気がなかった。
凡打にしても、打った瞬間ダメだと分かる、夢も希望もない当たりばかり。
得点できなければ、勝利はありえない。
0対1は接戦といえば接戦であったが、どこまでいても得点できそうになく、ある意味1対10よりも見応えのない試合だった。

オリックス・ローズが誕生日も不発(大阪日刊スポーツ)
ローズの調子が落ちてから途端に勝てなくなったということが、つくづくローズ頼みのチームであったことを表している。
ラロッカとローズに打順がまわらない回は、もはや攻撃をパスするかのごとく得点できそうに見えない。
オリックス・バファローズになってからの3年間、課題は攻撃力のままであって、まったく進歩がない。

清原ベンツ売って2300万円プール球団寄贈(大阪日刊スポーツ)
そんなことより、グラウンドで貢献して欲しかったよ…

「清原のチーム愛」実感、球団は感謝感激(大阪日刊スポーツ)
フロントも、能天気に喜んでるんじゃねえっての。

他球団ネタ。
阪神7点差ひっくり返した!(スポーツニッポン)
目標のあるチームと、それを失ってしまったチームの差が出たか。
明日は神宮に行ってみようかな。
残業がなければ。

またしても涌井の餌食に ローズも3三振(8.19 1-7西武)

2007年08月19日 | オリックス・バファローズ
だんだんとプロ野球のシーズンも終わりに近づいてきた。
元来無趣味人間の私は、毎年この時期からだんだん憂鬱になる。
夏真っ盛りに気の早い話だが、案外秋はそこまできている。
8月だって、もう下旬に入るんだもんねえ。
月日が経つのは早い。

で、今日の試合のスコアはこちら

これで2カード連続の負け越し。
一時の勢いは、完全になくなってしまった。
楽天の上を行かれての最下位転落で、3位ソフトバンクとは7.5ゲーム差。
来週全部勝つくらいの気持ちでいかないと、もうクライマックスシリーズ進出の目もないでしょう。
だってもう、110試合も消化しちゃってるんだから。

オリックス・ローズ3三振(大阪日刊スポーツ)
ローズに勢いがなくなったらチームも勝てなくなってしまうのだから、オリックスというのは分かりやすいチームだ。
4番の存在って、チームにとって本当に大きいものなのね…

オリックス・アレンが負傷で途中交代(大阪日刊スポーツ)
目立った数字を残しているわけではないが、意外性のある打撃を見せているアレン。
こういう選手が7番あたりに入るラインナップを組めると、面白くなるのだけれど。
病院にも行かないとのことなので、今日の負傷は軽いものであり、週明けの日本ハム戦からしっかり出場してくれるに違いない。

ヤクルトはまだ死んでない?巨人に完封勝ち(8.18 東京ヤクルト3-0巨人)

2007年08月18日 | プロ野球全般

妻はなんと、今富士山に登山中である。
土曜の午後に家を出て、明日日曜の昼に帰ってくるスケジュール。
野比のび太のごとく、
「平らな山ならいいんだけど」
の夫としては、ついていくわけもなかった。
したがってひとりの休日であったが、午前は友人と会い、午後は東京ドーム横のスパラクーアでダラダラと過ごす。
そして夜は、お隣の東京ドームで野球観戦。

で、スコアはこちら

ヤクルト先発はグライシンガー、巨人は懐かしのJP改めパウエルである。
外国人投手同士の先発も、外国人の出場枠が広がった最近では珍しくなくなった。
おじさんの記憶には、ヤクルト先発がギブソン(確か関根監督)、そして巨人がガリクソン(おそらく藤田監督)で、
「外国人投手同士の先発は非常に珍しく、○年以来です」
と、ニッポン放送の深沢アナが話していた記憶がある。
私が小学生の頃。

ラクーアで生ビールを2杯飲んでいたので、球場ではもう飲まない。
と決意しての球場入りだったが、お姉ちゃんが一生懸命ビールを売っている姿を見ると、つい声をかけたくなってしまう。
というわけで、もう1杯。

私の場合、酒がまわると時間の経過を早く感じるようになる。
試合の進行が非常に早く、いい加減飲み過ぎたかと少々反省したが、時計を見るとまだ大して時間は経っていない。
両先発がテンポのいい投げ合いを繰り広げているため、実際に進行が早かったのだ。
一安心して、今度はチューハイを1杯。

パウエルが8回に集中打を食らってKO。
ヤクルトが最後館山をマウンドに上げたのは、今後はストッパーで使っていくということなのだろうか。
高津は頼りないし、木田ももう投手としては夕暮れ時だ。
五十嵐も石井弘も、やはり今季は帰ってこないのだろうか。

デイビー好投も本柳4失点(8.16 0-4東北楽天)

2007年08月16日 | オリックス・バファローズ
私にとってのお盆休みは今月末。
なのにまだ、どう過ごすかもハッキリ決めていない。
妻は妻でどこか行きたいところがあるようで、私はフリーの状態である。
毎度毎度芸がないといわれそうだが、やっぱり野球観戦になるかも。

で、今日の試合のスコアはこちら

後半戦に入って6カード連続で負け越しがなかったオリックスだが、この対楽天3連戦はとうとう1勝2敗に終わってしまった。
よりによって楽天を相手にといってしまうと失礼だが、お互いまずは最下位脱出を争うチーム同士。
妙なところで、試合へのモチベーションが双方ともに高くなる。
そんな3連戦だったのでは。

復帰デイビー援護できずオリ完封負け(大阪日刊スポーツ)
相手の先発が一場、と聞いた時点でいけると思ったのだが、甘かった…
群馬の誇り、一場に完敗。
明らかに力みが勝ったとんでもないボールも多々あったが、それでも攻め込めなかった。
ああ、悔しい。

他球団ネタ。
ダルビッシュ21歳バースデー飾る快投(スポーツニッポン)
格好いいよなあ。
これでやっと21歳になったところなんだから、うらやましい人生だ。
努力も、ダルビッシュなりの悩みもあるのだろうが、そのすらっとした体躯だけでもうらやましい。
きれいで若い奥さんをもらうことも、たまらなくうらやましい。
生まれ変わったら、ダルビッシュになりたい。

エースは岸田?単独5位に再浮上(8.15 4-1東北楽天)

2007年08月15日 | オリックス・バファローズ
私が育った群馬県館林市が、今日は全国最高の気温40.2度を記録していた。
冬場は赤城おろしが吹き荒れる地だが、夏場はろくろく風が吹かず、空気に動きがない。
父も母も参っているだろう。
と、不肖の息子も少しは両親の心配をしてみたり。

で、今日の試合のスコアはこちら

対楽天の3連戦。
福島で行われた昨日はなすすべなく敗れたが、今日はさすがに取り返した。
あまりに覇気のない昨日の敗戦に、このまま連敗モードに入ってしまうのではと心配していたのだが、そんな不安は初回いきなりの4点先制で吹き飛んだ。

オリックス北川&アレンで4点先制(大阪日刊スポーツ)
北川は、私が見ているとゲッツーばかりのような気がする。
今日は会社から帰ってきてシャワーを浴びているところだったので、北川の打席は見ていない。
そこで放ったタイムリー。
今度から、北川の打席になったらチャンネルを変えたほうがいいのかも。

珍しくメジャーネタを。
桑田に戦力外通告 パイレーツが発表(スポーツニッポン)
桑田は超一流の投手であった。
しかし、成績をみれば2002年で売り切れてしまっていた。
明らかに遅すぎたメジャー挑戦だったが、桑田は夢の欠片だけでも掴むことができたのだろうか。
力が落ちるにつれ、マスコミ向けには不自然なくらい前向きな奇麗事しか語らなくなった桑田。
本音のところを引き出せるインタビュアーが、桑田の心情を記事にしてくれないものか。

桑田1回5失点でマイナー降格危機(日刊スポーツ)
おそらくは、メジャー最後の登板に関する記事。
「球団側には日本のスポンサー企業との関連など桑田に営業メリットがあるものの…」
成績的には、見るべきところはなかった。
それでもここまでメジャーに留まっていたのは、実力以外の要素も関わっていたということなのか。
案外、今の桑田はしがらみから解放されてホッとしているのかも…

悪いほうの平野佳だった(8.14 2-8東北楽天)

2007年08月14日 | オリックス・バファローズ
やれ帰省ラッシュだ、Uターンラッシュだというニュースを見るたびに、
「もっと苦しめ、もっと苦しめ」
とサディスティックな気持ちになる。
そんな私は昨日も今日も明日も出勤だ。
そして明後日もその次も。

で、今日の試合のスコアはこちら

負けてしまったのはもちろん悔しいが、気になるのはまったく内容に粘りが感じられなかったこと。
5点をリードされながら最終回に2点を取って追いすがった先週土曜のソフトバンク戦など、後半戦は負けてもどこかしぶとさを感じさせる戦いを続けていたオリックス。
それが今日は、実にあっさり風味の敗戦。
ローズもノーヒットで、平野佳も今日は悪いほうの平野佳だった。
チーム全体が下降線をたどっているような気がする…

オリックス平野佳KOで同率5位(大阪日刊スポーツ)
この人は、好不調の波が激しすぎる。
「スライダーもキレがなく、調子が良くなかった…」
どうして調子が良くなかったのか、その理由をしっかり考えて欲しい。

オリ・ローズ、帰国する父子に逆転V誓う(大阪日刊スポーツ)
「とにかく勝ちたい。今はタイトルより優勝がすべて。パパ、頑張るよ」
タイトルも優勝も、どちらも獲ってしまえばいい。

オリ松山コーチの長女が単行本出版(大阪日刊スポーツ)
小学3年生の時に書いた絵本が出版されるレベルにあるとは。
一体松山家では、どんな子育てをしていたのだろう。
松山コーチの娘さんいわく、
「魔法を信じる心をいつまでも忘れないで欲しい」
とのことで、ここはベタだが、オリックスにも優勝できる魔法をかけてくださいということで、ひとつ。