「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

金銭トレードでロッテ加藤を獲得

2007年03月30日 | オリックス・バファローズ
今日セリーグが開幕。
パリーグも札幌ドームと千葉マリンで2試合が行われた。
オリックスと楽天だけがお休みで、何だか仲間外れな気分。
ちょっと寂しかったのだが、夜になって意外なニュースが飛び込んできた。

千葉ロッテとのトレード成立のお知らせ(オリックス・バファローズ公式サイト)
ロッテの加藤康介投手を獲得。
見返りの選手を放出しない、金銭トレードであったことが嬉しい。
入団後2年間は9勝10敗、11勝15敗と同じロッテの園川先輩を髣髴とさせる成績で主戦として頑張っていたが、3年目以降は登板数も減り、尻すぼみになっている。
アトピーに苦しんで、野球どころでない時期があったとのインタビューを読んだ記憶もある。
詳しくは分からんが、確か神戸市の有馬温泉には、肌関係の効能があるとされていた記憶がある。
今はどんな状態なのか分からないが、時に有馬温泉で気分転換などをしつつ、活躍していただければ。
力はある。

オリックス、ロッテ加藤康を獲得(日刊スポーツ)
ロッテも、同じ左腕なら若い成瀬を使いたいのだろう。
しかし加藤康だってまだ28歳。
金銭トレードでいくら払ったのかは分からないが、これはオリックスにとってありがたいトレードになるのではないか。

で、以下昨日の試合に関する記事。
オリックス観衆1万人超えた(大阪日刊スポーツ)
今日、京セラドームで行われた阪神対広島戦の観衆は、33859人である。
その3分の1以下でも、オリックスの場合は見出しになってしまうのが寂しい。
そんなところでマイノリティの存在意義が満たされても、あまり嬉しくない。

Bsローズ、2打席連発!主砲が圧勝劇をけん引(スポニチ大阪)
いろいろと外部から言われつつも、オリックスの営業は他球団と比べて努力している部類だと思う。
あとは現場がいい試合を続けていくしかない。
それの積み重ねだ。

大引幻の満弾!外野ファンが乗り出し捕球(大阪日刊スポーツ)
残念だったが、実際にオーバーフェンスはしていないので、二塁打の判定は仕方がない。
大引本人も腑に落ちない表情でダイヤモンドを回っていたので、この判定にも納得はしただろう。
次に、本物の満塁アーチを打てばいいじゃないか。
そのくらい楽天的でないと、長い選手生活は乗り切れないぞ。

セラフィニ「100点満点」見せた!鮮やかな復活劇(スポニチ大阪)
オープン戦ではコメントの言葉尻をとらえられ、不機嫌になっていたセラフィニ。
しかし今回は、さすがに機嫌よさそうにコメントしている。
今年は1年間、頼んまっせ!

ローズ2発!!(3.29 8-1北海道日本ハム)

2007年03月29日 | オリックス・バファローズ
田中のまー君は打たれてしまったね。
家に帰ってきてテレビをつけたら、楽天のマウンド上にはインチェ。
リアルタイムで田中が投げているところを見たいのだが、次の登板はあるのかどうか。
田中には申し訳ないが、一度くらい二軍落ちしてロッテ浦和あたりで投げてくれたらありがたい。
仕事を休んででも、見に行くぞ。

で、オリックスの試合のスコアはこちら

ローズ、セラフィニとブランクのある選手の活躍(セラフィニは現役を退いていたわけではないが)で、貯金1。
大引の幻のプロ初ホームランなど、内容にも見どころがあった。
明日は休みだが、週末はソフトバンクに3連敗を喫した直後の楽天が相手。
こう言っては何だが、一気に勢いをつけて貯金を重ねるチャンスだ。

オリックス・ローズが2打席連発(大阪日刊スポーツ)
本当にビックリしたし、凄かった。
1、2打席目の連続弾は嬉しかったが、その後の2打席でしっかり四球を選んだシーンも印象に残る。
かつての貫禄が戻っていた。

オリックス・セラフィニ554日ぶり白星(大阪日刊スポーツ)
奪三振5つのうち、見逃しが4つ。
セラフィニの球の切れもさることながら、開幕から起用されている前田のリードも認めてあげたい。

明日からセリーグも開幕。
裏金だのなかなか進まぬドラフト改革だの、つまらぬ話題が色々とあったが、とにかく現場で熱い戦いを繰り広げ、盛り上げていってもらいたい。
わたしもどんどん、球場に行くよ!

好投平野佳も一発に泣く(3.28 2-3北海道日本ハム)

2007年03月28日 | オリックス・バファローズ
やはり、プロ野球のシーズンが始まると楽しい。
今日はたまたま仕事が早く終わったので、さっさと家に帰ってオリックス対日本ハム戦をテレビ観戦。
オフシーズンなら飲みに行ってお金を使っているはずのところで、この節約効果もまたプロ野球の効用である。

で、今日の試合のスコアはこちら

平野佳はよく投げていたが、セギノールの一発に泣く結果となった。
バックの弱さに足を引っ張られていたとはいえ、去年も好投する割に勝ち星に恵まれなかった平野佳。
勝負どころで力が入ってしまうのだろうか。
打線も8安打3四球を得ながら2点どまり。
塁上を賑わせながらも決定打が出ない、去年までの姿に逆戻りしてしまった。
長いシーズン、まあこんなこともあるさ。
ということで、こんな試合が続かなければいいのだが…

オリックス・ラロッカ2試合連発(大阪日刊スポーツ)
ローズがどこまでやれるのかまだハッキリしていない段階で、実績充分のラロッカが好調を維持してくれているのは頼もしい。
守備のほうは、テレビ越しにもやや危なっかしく見えないこともないが。

オリックス平野佳、1球に泣く(大阪日刊スポーツ)
全般では抑えているのに、一番打たれてはいけない場面に限って、しっかりと打たれてしまう。
やはり、肝心なところで力が入り過ぎてしまうタイプなのだろう。
何とももどかしいが、人間としては理解できるし、こうなるとより一層応援したくなるタイプでもある。
男が男に母性本能をくすぐられても仕方がないのだが。

今日で2勝2敗の五分に。
下馬評の低いチームであり、選手たちももちろんそういった位置づけをされていることは知っているだろう。
負けが先行すると、途端にチーム全体が自信を失って沈んでいってしまうことも考えられる。
少しでも上位でいようと思えば、勝ち星先行で粘り続けるしかない。
明日の先発セラフィニには申し訳ないが、大きな責任を背負ってマウンドに向かってもらうことになる。

ラロッカ一発 アレンタイムリー 夢にまで見た金村討ち(3.27 5-2北海道日本ハム)

2007年03月27日 | オリックス・バファローズ
どうしても合わない人というのはいる。
決してあからさまに個性が異なる相手でなくとも、会話の間が合わないというか、お互いのタイミングが違うというか、そういう人はいるものだ。
まったく打っていないわけでもなかったのだが、打ち崩して勝利するまでには至らない。
オリックスにとって、日本ハムの金村はそういう「合わない存在」だった。

で、今日の試合のスコアはこちら

オリックス、天敵打って本拠地開幕に花(大阪日刊スポーツ)
4年越しで15連敗を喫していた金村に、とうとう黒星をつけた。
4回に2点を先制され、今年もこんなものかと思いかけた直後、ラロッカの2ランですかさず取り返せたことが大きかった。
点を取った後、ベンチで皆が笑顔になっているシーンも素晴らしかった。
「笑顔の新選手会長」北川の影響なのか、コリンズ監督の風通しのいいチーム作りの成果なのか。
見ているこちらも、余計に嬉しくなった。

オリックス・ラロッカが同点1号(大阪日刊スポーツ)
ラロッカだけでなく、アレンも値千金勝ち越しタイムリー。
先発のデイビーも好投して、ローズも4打席中3出塁。
カーターも危なかったが、結果的には無失点で初セーブ。
今日は外国人デーだった。
特にアレンは、セカンドライナーに倒れた1打席目も当たり自体は芯を食ったもので、今後も金村キラーとして期待していいかも。

放送では軽いぎっくり腰の疑いありとのことで、試合開始早々に退いてしまった的山のことが気になるが、今日はとにかく金村に勝ったことが収穫。
これで2勝1敗。
日本ハムの明日の先発は、オープン戦の最後に打ち込まれていた八木。
連勝のチャンスだ!

コリンズ監督、甲子園へ

2007年03月26日 | オリックス・バファローズ
一度書いた記事が消えてしまった。
だからというわけではないが、移動日の今日はショートカットバージョンで。

Bs開幕連勝を逸す!41歳好投の吉井に援護なし(スポニチ大阪)
吉井はオープン戦でしっかり結果を出し過ぎていて、公式戦を前に売切れてしまうのではないかと逆に心配に思っていた。
敗れたのは残念だが、投球内容は好調だったオープン戦そのままのものだったので、ホッとした。

オリックス北川、2試合連続(大阪日刊スポーツ)
見出しを見て、
「2試合連続の何なんだよ」
とつい突っ込みを入れたくなったが、マルチヒットのことだった。
イチローの渡米以来、マルチヒットという用語が日本でも定着しつつある。

「8番・遊撃」で先発!ルーキー大引は守りも軽快(スポニチ大阪)
大学時代はちょこちょこエラーをしていたようなので、どうなるか心配していた。
エラーを発端に、どんどん自信を失って沈んでいかれるようなことがあると困る。
幸い、うまく滑り出せたようでよかった。

オリックス・ローズ無音「まだ先は長い」(大阪日刊スポーツ)
その長いシーズンを戦っていくだけの体力とモチベーションが、ブランク明けのローズにあるのかどうなのか。
期待を寄せなければならないチーム事情も苦しすぎるが。

2番手・吉田「火消し失敗」痛恨の追加点奪われる(スポニチ大阪)
失敗を責めるというより、連日厳しい場面でお疲れ様といった印象。
これからもまだまだ、頑張ってもらうことになる。

オリックス完封負け…和田に4連敗(大阪日刊スポーツ)
日本ハムの金村に続き、本格的に勝てない投手の誕生か。
「…次? 今日みたいな投球をしないことを願うしかない」
とは、ベンチのコリンズ監督もお手上げだったか。

オリックスコリンズ監督が甲子園視察(大阪日刊スポーツ)
そのコリンズ監督が、甲子園へ。
交流戦でも、甲子園での試合がありますよ。
去年はボロボロだったが、今年は何とか。

新弁当「One Heart Bento」発売(オリックス・バファローズ公式サイト)
かつて「清原弁当」と「NORI弁当」が、衛生面での問題から販売中止になったことがある。
今回は大丈夫だよね?
ぜひ買ってみたいのだが、まだしばらくは関西遠征できそうにないので、その日まで販売を続けておくれ。

青山力投 楽天今季初勝利(3.25 東北楽天9-2西武)

2007年03月25日 | プロ野球全般

雨のグッドウィルドーム。
寒いかと思って厚着して行ったのだが、思ったほどでもなかった。
空きっ腹だったせいもあり、駆けつけ1杯のビールが効いていたのかもしれないが。


開幕2戦目に、大物ルーキー田中将大がデビューを飾るのでは…
と、結構最近まで囁かれていた。
ならばぜひと、気合を入れて楽天側の内野指定席を定価で確保しておいたのだが、結局楽天の先発は青山に。
西武先発もジョンソンで、糖尿病との闘いは応援してあげたいが、特別に見たいと思わせる投手ではない。
また野球かと、妻に嘆かれながら球場に向かうくらいなら、いっそのこと券を無駄にしてもいいかとさえ思った。
しかし朝起きると思いのほか妻はご機嫌で、
「雨だからこっちのコート着ていったほうがいいよ」
などと、不気味なことをのたまう。
こういう時は、さっさと家を出ておいたほうがいい。
というわけで、今年から名前の変わったグッドウィルドームにやってきた。


楽天の先発青山が、実に粘り強く投げる。
2回はカブレラ、和田、リーファーに3連打を浴びて無死満塁となったが、GG佐藤、おかわり中村、細川をすべて三振に斬ってとって無失点。
ランナーのいない場面では野手の声に小さく手をあげて応えるなど、
「中盤まで2、3失点でいければいいや」
という先発投手の余裕が感じられるが、いざランナーが出ると、
「1点たりとも取らせない」
と、去年までのリリーフ青山の顔になる。
そんなメリハリの利いた青山の投球に、すっかり魅せられてしまった。
どこがどう変わったのか具体的には分からないが、フォームも去年より滑らかになっているように見えた。


さて、試合も中盤にさしかかったところで空腹も限界。
かつ重とオニオンリングを買った。
ついでに2杯目のビールも。
油分が多過ぎる点については、購入後に気付いたのでどうしようもなく。


スコアはこちら

先行していた楽天だが、8回GG佐藤に2試合連続の一発を食らい、1点差に。
あとは最終回の攻防にかかってくるというところで、帰りの西武線「スタジアムエクスプレス」の発車時刻が。
今日は夕方新宿で人に会う約束があるため、どうしてもこの列車で帰らなければならない。
悔いを残しつつも球場をあとにしたが、さすが「スタジアムエクスプレス」は「スタジアムエクスプレス」だけあって、車内で中継のラジオを流してくれた。
特急列車のシートに腰掛け、東尾氏のダミ声解説を聞くのは不思議な感じであったが、昨日は好投した西武岩崎が9回一気に崩れると、車内からはため息が漏れていた。

ローズ1号 開幕勝利!(3.24 8-5福岡ソフトバンク)

2007年03月24日 | オリックス・バファローズ
昨日の夜は、開幕を前日に控えてということでシーズン展望をウダウダと書いてやろうと思っていたのだが、飲み会が長引き帰宅してすぐ寝てしまった。
順位予想などしても、贔屓チームの順位が不自然に高いものでは意味がないし、やはりおとなしくシーズンに入ることにする。

で、今日の開幕戦のスコアはこちら

なんとまあ、勝利。

先日神宮でソフトバンクのオープン戦を観た時、斉藤和の調子がイマイチだったと書いた。
あっさりと四球を出してしまうシーンが去年までの印象と大きく異なっており、開幕戦で対戦するオリックスにとっても付け入る隙はあるのではと書いたのだが、その通りになった。
実は私、今日は日帰りで新潟に行っており、上越新幹線の車内で週刊ベースボールを読んでいたのだが、その中に斉藤和のインタビューがあった。
18勝5敗と去年もあれだけの数字を残したにも関わらず、さらなる高みを目指して今年は投球に角度をつけることをテーマにしているのだという。
本人いわく、192センチの身長を生かしきれていないと感じていたようなのだが、どうもそのモデルチェンジがうまくいっていないのではないか。
オリックスは、相手のエースを心配するほど余裕のあるチームではないが、今年の斉藤和はそれほど怖くないかも。

優勝候補に先制パンチ 開幕戦白星のオリックス(スポーツナビ)
おそらくオリックスの選手がソフトバンクに移っても、誰ひとりレギュラーは獲れまい。
選手個々の力に差はあっても、束になるとこうして逆の結果が出たりするから、やはり野球からは目が離せない。

オリックス・ローズ595日ぶり復帰1号(大阪日刊スポーツ)
よく打ったよなあ…
しかも、それほどやさしい球でもなかったし。

オリックス選手会長北川が大暴れ(大阪日刊スポーツ)
「本当にいい勝ち方で、この1勝を忘れずに戦って行きたい」
まさにその通り。
今日勝ったから、1勝1敗でいいとは言わん。
明日も勝って、絶対に連勝だ!
地力の要求される追い込みよりも、行けるところまで逃げる戦略のほうが、下馬評の低いチームにとっては現実味がある。

大引は開幕スタメン

2007年03月22日 | オリックス・バファローズ
明日は会社で人事異動が発表される日。
私自身の異動はなさそうだが、私に影響を与える人が動きそうとの噂。
不安が大きい。

1軍登録選手(オリックス・バファローズ公式サイト)
やはり岡田は入っていない。
素質充分の選手を、育成を大義名分にして二軍に置いているうちに、輝きを失ってしまった例もままある。
数字を残したのだから、しっかりと評価してあげて欲しかった。
こうなった以上、岡田にはくじけずに頑張れとしか言いようがない。

大引がオリックス15年ぶり開幕新人遊撃(大阪日刊スポーツ)
コリンズ監督も、
「いい選手を使うのは当然」
というくらいなら、ローズより岡田を一軍に入れて欲しかった。
去年限りでチームを去った新井コーチは、現場の選手起用に対しフロントの介入があったことを匂わせていた。
この開幕一軍メンバーも、本当にコリンズ監督が自らの意思で決めたものなのだろうか。
とりあえず、大引は頑張れ。

オリックス・ローズ開幕前に調子上向き!紅白戦で久々快音(サンケイスポーツ)
ビックリ箱として、代打orたまのスタメンで起用される分には面白そうだが、4番打者として開幕スタメンが確定しているわけで、それはさすがに期待過剰だろう。
私だって期待していないわけではないが、オープン戦の成績ではさすがに不安だ。

オリックス後藤、発熱も開幕戦はOK(大阪日刊スポーツ)
気合が入りすぎたか?
プロ野球の選手は元来屈強な体をしているはずだが、遠征先で風邪を治すのはなかなか大変そうだ。
歴然たる一軍の選手なので、一足先に帰って休んだらとも言えないし。

Bs“上がり”特権剥奪…先発投手陣にメジャー流(スポニチ大阪)
上がりを失くすことによって、どんなメリットが生み出されるのだろう。
相手打線の研究といったって、関係者ブースやモニターで見る程度。
チームとの一体感うんぬんのところだって、結局ベンチに入れるわけではない。
最年長の吉井が賛成している点で他の投手からの不協和音は出なそうだが、締め付けを強くすることにより、あまりいい結果につながった例を聞かないので。

BsCLUB専用「Bsサロン」開店のご案内(オリックス・バファローズ公式サイト)
情報の収集にぜひご利用くださいとあるが、書籍やメッセージボードが置かれたりするのだろうか。

こんなところに渡辺俊介(3.21 千葉ロッテ4-0湘南)

2007年03月21日 | プロ野球全般

野球そのものが観やすいわけではないが、とにかく選手との距離が近いロッテ浦和球場。
私の家からも、武蔵野線を使えば人の多い都心を通らずに行ける。
しかも万年経済危機の私にとって、何よりもありがたいチケット不要の野球場である。


皆が経済危機なわけでもないのだろうが、このプロとは思えないほど牧歌的な球場にやってくる観客は、年々増えている印象がある。
インターネットの普及は、マイノリティをすくい上げることを可能にした点に一番の功績があるというのが持論なのだが、ロッテ浦和球場の人気に関してもネット上の口コミネットワークの力が大きかったのではないか。
かつてより、二軍戦自体に興味を持つ層も厚くなっている気がする。


ロッテの先発はなんと渡辺俊介。
対する湘南も、吉見。
双方一軍のローテーション投手である。
二軍とはいえ対外試合、開幕を前に貴重な調整の場として有効活用しようということなのだろう。
一軍バリバリの投手がこの球場に突如登場し、二軍の打者(ロッテは福浦が出ていたが)を相手に投げる。
かつての競馬にあった、「オープン平場レース」を思い出した。
実力馬が本番前の一叩きのために出てくる、冠のないレースである。


相変わらず至近距離のブルペン。
統括するのは、去年までの荘コーチから園川コーチに代わっていた。


登板こそなかったが、ブルペンで熱心に投げ込んでいたのが「ロングロングアゴー」の手嶌。
自由獲得枠での入団も、芽が出ないまま3年目。
忘れられた存在にならないためには、今年が大事だ。


それでは試合について。
渡辺俊と吉見の両先発が好投したが、ロッテの福浦を除けば双方二軍主力メンバーのモノクラス打線を組んでおり、結果についてうんぬん言うほどの価値はないかも。
ただ吉見はマウンド上での立ち振る舞いが実に堂々としており、印象に残った。
ランナーを出してもろくに牽制などせず、
「打者を打ち取ればいいんだろ」
とばかりに、どんどんストライクを投げ込んでいく。
一軍ではそんな堂々としたところが出せていないのか、それとも同じペースでポンポンストライクを投げ込んでも、レベルの違いで打ち返されてしまっているのか。
湘南の2番手山口が、
「頑張れドスコイ」
の声に送られマウンドに上がったものの、投球練習の初球から暴投になるなど荒れ気味で3失点し、勝負あった。


↑の写真は期待のルーキー大嶺。
同期の田中はローテーション入りを決めたらしいが、あくまで彼は彼。
大嶺は大嶺で、自分のペースで頑張れ。
ファンからのサインのお願いにしっかりと応えているところを見て、応援したくなった。

岡田は二軍スタート

2007年03月19日 | オリックス・バファローズ
オリックスは昨日でオープン戦を終了。
さあ、あとは本番に向け各チーム最後の調整を…
てなところだと思っていたのだが、パリーグの他5チームはまだオープン戦を残していた。
オープン戦などやればやるほど赤字なんだろうが、今日はまだ月曜日。
土曜日の開幕に向け、もう1試合くらいは組んでおいてもよかったのでは。

Bs吉井「開幕へ万全」6回無失点!進化する41歳(スポニチ大阪)
以下、しばらくは昨日の試合に関する記事。
確かに吉井の球は遅かったが、本人も不満を持っていたのか。
まあ、
「絶好調で手応えがありました」
と言われるよりは、開幕を前に多少余裕残しの部分があってもいい。
結果は出ているわけだし。

オリックス守護神カーター打たれた!(大阪日刊スポーツ)
こちらは打たれてしまった人。
球自体にそう力があるタイプではないようで、先発やロングリリーフなど、多少の失点を計算の上で起用したほうが持ち味が出そう。
などと、今頃言っても間に合わないか。
過去、ダイエーにいたペトラザのように力に偏らないタイプの抑えもいるにはいたが、どうだろう。

5勝10敗1分け…コリンズ監督気がかり中軸不振(スポニチ大阪)
得点力が低すぎる。
去年の広島は開幕から2得点以下の試合が記録的に続いていたが、能力の高い選手は揃っており、2番前田などブラウンイズムに選手が戸惑っていたのが見てとれたので、いつかきっとの期待感は持てた。
オリックスについては、選手がいないという根本的な問題なので…
当初は4番ローズなどとんでもないと思ったが、他に4番を託せる選手が見当たらないのも確かなのだろう。

オリックス北川「ブランク出てきている」(大阪日刊スポーツ)
北川は好きな選手だけれど…
去年、故障を押して出場してもらった恩もあるけれど…
でもオープン戦をここまで戦っておいて、今さらブランクうんたらかんたら言うのはやめて欲しい。
本音なんだろうけど。

「なにゴジ」開幕2軍スタートへ(大阪日刊スポーツ)
しっかりと結果は出したのだから、何はともあれ一軍でスタートさせてあげたかった。
本人、何を信じて野球をやればいいのかと思うまいか。

丸刈り、前川元投手ひき逃げ認める 球界復帰意欲も(サンケイスポーツ)
事情を知れば知るほど悪質な部分が表に出てきてしまう。
復帰を願っていないわけではないのだが…