自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

ツマキチョウ(褄黄蝶)

2021-04-03 08:17:29 | 蝶・蛾・トンボ
【ツマキチョウ(褄黄蝶)】
昆虫  : チョウ目 シロチョウ科 モンシロチョウ亜科
時期  : 3~5月(年1回、春にだけ現れる白っぽいチョウ)
大きさ : (前翅長)20~30mm 
珍しさ : 普通 ★★☆☆☆ 珍しい
雄は名前のとおり「端黄」の黄色い紋を持っていますが雌はその紋がありません

早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。
モンシロチョウよりもやや小さい。
オスは前翅の先端がオレンジ色なので、よく見れば飛んでいてもこのチョウとモンシロチョウの区別ができます。
飛び方が直線的なので、慣れれば遠くから見ても見分けられるようになります。
後翅の裏は編目模様になっていて、枯草の中にとまると紛れてやや見つけにくい。
都市郊外の林縁や渓流沿いの開けた場所に多い。
幼虫の食草は、ハタザオの仲間、イヌガラシ、ナズナ、ダイコンなど。
同じ仲間でツマキチョウは平地型で高山型にはクモマツマキチョウが居ます。

◎2021年4月1日 富山県にて 写真12枚 追加しました

























◎2019年4月20日 石川県にて 写真7枚 追加しました















◎2017年5月4日 富山県にて 写真6枚 追加しました
翅の裏側は、木の葉っぱのような迷彩色をしていて、目立たなくなっています。
メスは翅の表側は、白色で前翅に黒点があり、オスでは端が黄色になっています。
時期的には雄の出現から約1週間遅れて雌が出現します。
雌(♀)

翅の裏側は、木の葉っぱのような迷彩色







飛翔シーン



◎2017年4月27日 富山県にて 写真10枚
雄のツマキチョウです・・・「端黄」の黄色い紋を持っています






















最新の画像もっと見る