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ほぼ皆既の部分月食

2021-11-22 07:21:32 | 自然現象
【ほぼ皆既の部分月食】
19日(金)の夕方から20時前にかけて、日本国内の広い範囲で月の98%が欠けて見える部分月食が起こります。
今回は部分月食とはいえ月の直径の98%が隠れるため、「ほぼ月全体が隠れる皆既月食に近い」状態といいます。
「月食」は、太陽・地球・月がこの順に一直線に並び、月が地球の影に入ることで欠けて見える現象です。
月の一部が影に入ると「部分月食」、全てが影に入ると「皆既月食」となります。
皆既月食の間を含め、その前後の月は、欠けた部分が全く見えなくなるわけでなく、少し赤みがかったような色で暗くなります。
これは、太陽の光が地球の大気を通過するときに青い光は散乱され、通過した赤い光だけが回りこんで月を照らすためです。

◎2021年11月19日 富山県にて 写真11枚
皆既月食に近い98%欠けた部分月食です・・・18時09分


雲の合間からかけ始めたお月様がチラッと顔を出してくれました・・・16時59分

17時06分 ~ 17時39分・・・また雲の中に入ってしまいました


再び顔を出してくれました・・・17時46分

17時46分 ~ 17時50分・・・今回の部分月食でも月が赤黒く見えました


ほぼ今回のマックスの状態・・・18時03分

18時00分 ~ 18時04分・・・一番欠けて見えたときの部分月食


地球の影(本影)がかかる赤銅色の部分と本来の輝く白い部分の間(明暗の境界付近)には、「ターコイズフリンジ」と呼ばれる青みがかった帯状の部分かも?・・・18時10分

18時11分 ~ 18時40分・・・欠けた部分が上の方に行きます

18時58分~19時48分・・・もうすぐ月食終了です


元の状態に戻りました・・・19時53分・・・11月の満月は「ビーバームーン」と呼ばれています。



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